こんにちは。科学者の卵養成講座事務局です。
早いもので、帰国してからもうすぐ一週間ですね。
知らない土地に来た私達の不安を取り消すかのように、素敵なwelcome
で迎えてくれたこと、私達のために、RSAが素敵な横断幕を作って出迎え
てくれたこと。今、思い出しても胸が熱くなります。

安藤晃先生、渡辺正夫先生が米国・リバーサイド研修について先生方の目から
ご報告いただいておりますが、一緒に参加した事務局のメンバーも、高校生の
皆さんの「成長」は予想以上であり、皆さんならではの明るさ、積極さ、吸収し
ようとする熱意を間近で感じられて、嬉しい驚きと共に、こちらも良い経験を
させていただきました!


抜けるような青空と晴天に恵まれ、また、心からのhospitality で私たちを
出迎えてくれたホストファミリー、Riverside STEM Academy(以後、RSA)
の生徒さんと、楽しく学習することだけでなく、皆さんは毎日自分のことを
真摯に見つめ、向上するために反省をしていましたね。
「あと一つ、あの単語を知っていたら」「あのことを話せたら・・・」と、
悔しさを今後へ成長に向けて前向きにとらえていました。

続々送られてくるレポートを拝読していると、日本語での文章もいっそうしっか
りしてきたようです。伝えたいことをただ並べるのではなく、何を見てどう思っ
たか、科学的な興味や新たに知ったことだけではなく、歴史的背景を理解し
ようとする努力などが、きちんと書かれています。
現地コーディネーターの方の「科学にはコミュニケーションが重要だ」という
言葉を皆さんなりに受け止め、前日できなかった「あと一歩の交流」を、翌日
は実行に移し、積極的に質問したり、自分の意見を、例え相手に100パーセ
ント通じなくても、伝えようとしたり、上手くいかなくてもめげずにトライする
姿に感動しました。


緊張の連続だったであろう英語でのエンジニアリングチャレンジやプレゼンテー
ションなど、本当によく頑張りました!RSAの生徒も「外国人(日本人)が慣
れない英語で、何かを一生懸命伝えようとする姿、わかってもらうための努力」
をしっかりと受け止めてくれたことでしょう。
さまざまな交流を通して、皆さんは「東北大学の科学者の卵」として、親善大使
の役目を立派に果たしていただきました。本当に素晴らしいことです。
そして、教職員とは違った視点からこの研修を支えてくれたメンターの
皆さん!本当にお疲れ様でした。専門的知識を英語から日本語へ訳して
くれたり、高校生からの様々な発展的質問に答えていただきました。
メンターの皆さんには言葉では表せない程、心より感謝申し上げます。

高校生の皆さんは自分が思っている以上に、成長しました!
この機会、ご縁が皆さんの人生の糧になることを心より願っております。


事務局より(続く)
追記~ 元受講生による「活動ブログ」に先輩方からのメッセージや海外での
発表の経験が書かれています。ぜひ、ご覧ください。
カテゴリ:研修