東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

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2017.08.21

公開サイエンス講座 「地震はなぜ起きるのか?」 開催

飛翔型「科学者の卵養成講座」事務局からイベントのお知らせです。

東北大学大学院理学研究科・公開サイエンス講座 「地震はなぜ起きるのか?」が 開催されます。

日時:9月16日(土) 13:30-15:00

場所:東北大学大学院理学研究科 合同C棟2F 青葉サイエンスホール (最寄り駅は青葉山駅)


詳細、申し込みはこちらから
http://www.sci.tohoku.ac.jp/jishin/

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2017.08.18

日食について

みなさん、来週早々、21日(月)にアメリカを横断するように皆既日食があることを知っていますか?

日本時間では22日早朝(夜明け前)になりますのでもちろん見られませんが、ウェザーニュースや他のサイトで、実況中継を予定しているようです。

ただ、日本時間では22日朝の2時から4時になるので、翌日学校がある場合は、無理しないように。
もし興味がありましたら、下記のサイトを参考に、いろいろ調べてみて下さい。

https://eclipse2017.nasa.gov/

https://weathernews.jp/s/topics/201708/150165/

ちなみに、日本でつぎに見られるのは2035年9月2日で、18年後だそうです。

(安藤記す)

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2017.08.16

研究発表について、気になったこと


今年の夏、南東北を会場に高校総体(インターハイ)http://2017soutai.jp/ が開催されました。あわせて、同じ時期に宮城県を会場とした総合文化祭(みやぎ総文2017)http://www.miyagi-soubun.jp/が開催されたことをご存知でしょうか?

8月2日から4日まで石巻で、みやぎ総文2017の自然科学分野の発表会があり、参加してきました。同じく卵講座に関わっている先生方も参加してましたが、今年の受講生や昨年の受講生もちらほらいたようで、参加した皆さん、気がついたでしょうか。

また、8月9,10日には神戸の国際展示場を会場にSSH校の生徒研究発表会が開催され、こちらにも参加をしてきました。ともに約200件の研究発表があり、各県代表や各SSH校で行われている研究について知る機会を得ました。その中で感じた点について、受講生の皆さんにもお知らせしたほうが良い点もありましたので、ここに記します。

 

研究発表では、物理/化学/生物/地学それから、数学や工学など様々なテーマで発表がありました。物怖じせず堂々と発表しているところは、代表として練習をしているかと思いつつも、さすがだと思いました。研究内容は身近なところに関心を持って深く掘り下げたものや、大学などとコラボしてすすめているものまで様々でした。先端機材を使ってデータを示しながら発表している場合などは、一見してすごいのかもと、そのフィールドに馴染みがない分、思わせるものがありました。でもだからといって研究の評価が高いかどうかは別です。

とくに毎回気になる点は、発表している研究内容の中で、発表者が自分で行ったところはどこか、新しい視点やアイデア、結果が含まれているか、それがどう面白いのか、何も知らない人にわかりやすく伝えているかなどが出来ていない発表が多いことです。先輩らがやってきた研究を引き継いで行ってきた場合や、どこかでやっていたテーマを見つけ、自分たちでもやってみた場合などで、こういった先行研究をきちんとフォローして、自分の発表している研究がどう違うのかについてまとめていることが少なく感じました。
みなさんが各高校で課題研究などを行っているのなら、ぜひこういった点は気をつけてほしいと思います。

 

あと、こういった条件で実験をしたらこの結果になりました。実験は10回やったから間違ってません。という発表もありました。再現性があることは良いのですが、結果が示すもの、その奥に隠されている原理原則について探求できていないケースもあります。たとえば、ある植物を育てる実験をやってみました。温度や湿度を変えできた種子の数を平均したらどうなるかやってみました。だけでは小学校の自由研究でしょうか。その実験で何を示したいのかが曖昧なケースも有りました。どういう深掘りができるか、さらに踏み込んだ考察を期待します。

また、自分たちが考えた理屈を主張するばかりで、他の可能性についてどう否定していったのか、曖昧な点が残されていないかについて、十分検討も理解もできていないこともあります。もちろん、その実験をしていろんな状況がわかっているのは発表者自身ですので主張したい気持ちもわかりますが、ポスターや口頭発表資料の中できちんと論理的に説明できていなければ、曖昧だと判断されてしまいます。まだわかっていない点があることは、研究成果として不十分なのではなく、課題点を明確にしたということで評価されます。研究がうまくいかなかったのは、現象を説明する可能性のうちの一つを潰したということです。どんどん失敗して、可能性を潰していけば良いだけです。

 
ときに実験をしていると手段が目的化してしまうことがよくあります。Aという事象を調べようと思ってBという装置を作っているうち、装置づくりが目的化してしまうケースです。もちろん装置づくりは大変で、いろんな工夫点が必要ですが、それで終わってしまっては、もともとのAという事象を調べる目的がどこかに行ってしまいます。かといって、テーマによっては1、2年でできない場合もありますね。こういったように、途中で装置づくりを研究テーマに変更する場合は、難しいポイントをどうクリアしたのか、どこかで拾ってきたアイデアなら、ちゃんと先行研究を示しながら自分の工夫点はどこかを示す事が大事です。


受講生のみなさんも、そのうち間違いなく研究活動に携わることがあるでしょう。その際にこういった点にも留意して進めてくださることを期待しています。

(安藤記す)


(追記)
ブログに、「自分の夢」について記述がありました。周りの人に言っても理解してくれない、やってもしかたないなど否定される、ことで悩んでいるような話でしたね。
大学にいる先生方には、人のいうことを聞かない人や、常識でしょという意見を否定してきた人がたくさんいます。新しい世界を拓くのはそういった人です。なので、否定する人が多いほど将来有望な夢なのでしょう。頑張ってください。

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2017.08.16

第3回講義の補足資料


みなさん。寒く短い夏休みも終わりがけになってきましたが、体調は大丈夫でしょうか。

7月22日(土)に開催された第3回講義での、中村教博教授による「磁石、隕石と原始惑星系円盤」に関係して、下記の質問についての参考資料が先生より提供されましたのでお知らせします。


最初は、太陽活動と黒点についてです。
太陽活動(黒点と磁場)の予測研究についての最新の研究が京大のグループで行われていましたので、下記のサイトを紹介しておきます。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2017/170707_2.html
このサイトの中で、資料のpdfファイルが紹介されているので、HPからダウンロード出来ます。
資料の中で紹介されているように、太陽表面から大量のプラズマが噴出する爆発現象の一つであるフィラメント噴出に関する研究で、地上からの観測で太陽表面のプラズマの上下動を精度よく観測できたという成果です。

 

また、地球の核の流れ場について「なぜ自転と反対方向なのか」という質問がありました。地球核内部の流体現象について、理解しにくい点があると思いますが、参考として数研出版から出ている資料ファイルがありましたのでお知らせします。下記からダウンロード出来るようですので、ご参考下さい。

https://www.chart.co.jp/subject/rika/scnet/28/Sc28-4.pdf
書いている内容をすぐ理解するのは難しいかもしれませんが、自分でも調べてみて下さい。


このなかで、あれ?と思うのは、「ダイナモ」と「コリオリ力(りょく)」でしょうか。
「ダイナモ」は、例えば永久磁石と電池を使ってモータを作る実験をしたことがあればなんとなく理解できるでしょう。


「コリオリ力(こりおりりょくです。蚊じゃないよ。)」は高校では習わないと思いますが、大学の物理ですぐに出てくるキーワードです。地球が自転しているので、その上に生活している私達が感じる見かけの力です。


地球内部の核の中でも高気圧渦と低気圧渦がぐるぐる回転しているようですね。
よく、台風は北半球では反時計回りの渦になるという話が天気予報で解説されてますが、その原因がコリオリ力です。台風のように低気圧渦は反時計回りですが、高気圧の周りにも渦ができて、これは時計回りです。実は、今年の夏、東北地方で雨や寒い日が多いのは東北の東側に高気圧が停滞しているためです。この高気圧のまわりに時計回りの流れが生じ、高気圧の南側を回ってくる風が親潮など寒流の寒い湿った空気を仙台や東北沿岸に流れ込ませるため、長い雨が続いているという状況です。(「やませ」と呼んだりしますね。)


では、低気圧渦は台風のように渦度を増して発達することがありますが、高気圧渦はなぜ地表では台風のように発達しないのでしょうか?これは難しいかも。

(安藤記す)

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2017.08.03

研究基礎コース:第5回講義内容の追加について

第5回講義スケジュールについて、以下の講義内容を追加いたしました。
開講カレンダーはこちらから



第5回 2017年10月14日(土)
15:00~16:50
講義「自然を正しく理解する?-やってみても分からない-」
講師:川添 良幸教授


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