東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

ミニハクサイ発芽&スプラウトの種まき(工:山口智香)

2015年10月10日 (土)

こんばんは。ミニハクサイの種をまいて、一日たちました。

題名とは関係ないのですがまず1つ、鉢を配られてからずっと気になっていたことをお話ししたいと思います。私の記憶の中では、プランターに何かを植えるとき、一番下に石のようなものを必ず敷いていました。しかし、今回の授業では全く触れられません。あいつは必要ないのでしょうか???調べてみましたので、報告したいと思います。

名称『鉢底石』

役割

...なるほど。入れた方がよさそうですね。しかし、鉢底石で検索すると、「鉢底石は必要か」などのように鉢底石は必要ないとの意見も出てきます。どちらを信じたらよいのでしょう。

後ほど詳しく書きますが、私は今日、プランターと土を買いに行く予定でした。考えていてもらちがあかないので、とりあえず、100円ショップにいって土の袋の裏をみてみますと20151010224747-d7205f93829594808ca437e34e738074e6323617.JPG

「鉢底石をいれて水はけを良くしてください」と書いてありました。私は、インターネット媒体よりも印刷された媒体を重視する傾向にあるので、鉢底石は必要であると結論づけたいと思います。

以上、小さな疑問と私なりの結論でした。


ミニハクサイ

さてさて、本題に入りたいと思います。昨日の朝、撒いたミニハクサイの種なのですが

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二十数個すべて発芽しました。100%です。驚きました。こんなに小さな種ですし、多くて7割ほどしか発芽しないと思っていたのです。とてもうれしかったのですが、こんなにたくさんの芽を先生にいただいた五号鉢にはどう頑張っても植えきれません。発芽させる種の数を誤ってしまいました。そこで急遽、プランターと土を買いに出かけたのです。20151010230635-f0bc28d9776bc2594afdd1ca84fd9a5a5b959da5.JPG

全部で1500円ほどでした。すべて、100円ショップで買いました。一口に土といってもいろいろ種類があって悩んでいたところ、写真に写っている腐葉土や赤玉土の裏に20151010231111-6848d5c921065b35b47d7c2360296ea0b4e0ee89.JPG

このような親切な記載がありました。野菜の部分にかいてある「赤玉土:腐葉土:堆肥 = 6:3:1」を参考にして土を買い、混ぜてミニハクサイ用のプランターを作りました。もちろん一番したには鉢底石をしきました。一応土に他の種子が混ざっていないか確認するために、土に水をかけて、今はベランダに放置してあります。明日の朝にはミニハクサイをプランターに植えようと思っています。シャーレの中は窮屈でしょうが、もう少し、辛抱してもらおうと思っています。


トウミョウ

今回更新分最後の話題のトウミョウです。前回の記事で書いた通り私はスプラウトについての知識が全くなくて、いろいろネットを見ていたのですが、なんと、いま同じ展開ゼミを行っている笹嶋さんの記事(栽培準備と豆苗の種まき)とても参考になりました。ありがとうございます。一日水に浸すことが重要なのですね。さっそく私も試してみました。20151010233122-f3712da3f77342b9f7ff4d1334279ade8cce3b0f.JPG

すると、どうでしょう。一日水を吸ったトウミョウは乾燥した物の二倍ほどの大きさになっていました。(写真の上段が一日水につけたもの、下段は乾燥しているものです。)これほど、大きくなっているにもかかわらず触り心地は水に浸してないものと同じで固かったです。

一日水につけておいたので、さっそく植えてみることにしました。先生が印刷してくださった種の袋の裏の育て方を読むと、スポンジやキッチンペーパーを敷きそれに水を含ませると書いてあります。なるほど。また、先ほど紹介した笹嶋さんの記事で紹介されている「豆苗の栽培レポート」で成長の流れを確認しますと、この先、たまに水を入れ替えてあげることが必要になりそうですね。それですと、キッチンペーパーの上で育てたら、キッチンペーパーに含まれた水は取り替えられないので、なんだか臭くなってしまいそうです。ですが、栽培に使えそうなスポンジが我が家庭ありません...。そこで私は、流し用のごみネットを使うことを考えました。20151010235219-ce977d996a1034a6dd8d70229fa1b6b50fb04ccb.JPG

せっかくですので、実験ぽくしてみようと思い、左から、キッチンペーパー、ティッシュペーパー、ゴミネットを敷いたものを用意してみました。あまり差はでないかもしれませんが、観察してみたいと思います。(コップの高さが高すぎて栽培にも観察にも不便だったので上を思いきって切断してしまいました。すっきりです。)

最後にいろんな方が話題にしていますが、種を植える密度についてです。市販の豆苗はかなりの密度で植えられているようですね。市販のものは、きっとプロが育てるから、密集させられるのだと、素人の私はひるんで、過去に豆苗を育てた方の記事をいくつか読んだ結果、去年の参加者の藤田さんの報告を参考にしたいと思います。報告によると、最初、シャーレに10粒ほどまき、成長して窮屈そうになったのでペットボトルに移したとのことです。ですので、私もとりあえず、10粒ほどまき、都合がわるくなったら、大きな器に移し替えようと思います。移し変えることが可能でしたら、あまり深く考えなくても大丈夫...だと思っています。トウミョウは5cmくらいになるまで、日光にあててはいけないということなので、段ボールを上からかぶせて栽培します。

育てる野菜たちが元気に育ってくれることを願っています。

コメント

工学部・山口さんへ


遺伝の渡辺でございます。水はけというのは、よいことに気がつきましたね。研究室の栽培では特に気にしていませんが、水はけというのは、大事なこと。こうした工夫もniceです。ただ、今回皆さんに配布した植木鉢は、素焼きなので、空気を通します。ところが、プランタのようにプラスチックであれば、空気を通さないので。これを使うのは、大事ですね。


発芽率100%は、よいですね。この状況だと、早く土に植えることが大事です。早速投資をして、土やプランタを購入していますね。コメントが間に合ったかどうか。先ほどの石を下に敷いていれば、。。。それにしても、土の配合比率を考えているのもすばらしいです。プランタと植木鉢の条件はちがうでしょうから、その差異が出てくると思いますので、それも大事なことですね。

豆苗の栽培もあるものをいかに工夫して使うか。スポンジの代わりにゴミネットというのもよい工夫です。また、早速、去年のよい例を参考にしているのは、すばらしいですよ。何より、これだけ長い文章にまとめているのも。文章力をしっかりつけて下さい。


わたなべしるす

旧展開ゼミ