東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

ハクサイを室内におくべきかどうか(経:森康高)

2016年1月10日 (日)

新年ももう10日になりますが、あけましておめでとうございます。

前回の更新から約一か月経ちました。この間のハクサイの栽培の報告をします。

まず、一番大きく成長しているハクサイですが、順調に生育を続けています。

結球が進み、中の葉もしっかり巻いていました。

前回の記事で指摘があった日中も室内で栽培しているかどうか、朝晩の霜に当ててみてはということに関してですが、

結論から言うとすべて室内で栽培しております。

ハクサイの結球にはある程度の低温が必要とのことでしたが、仙台の気候では"低すぎて"しまうと判断したからです。

アパートの室内は壁が薄く、暖房を入れない状態では外気とそう変わりません。

実際に室内の最低気温は5℃前後と、素人二号さんのコメントにある結球開始の気温には十分達していると思われます。

さらに、年末から5日ほど留守にしましたが、この間の室内の最低気温は2.4℃室外の最低気温は-1.1℃でした。

ハクサイの育て方のWEBページを参照すると4℃以下では生育が止まってしまうとあります。ここ数日は日中でも外は6℃前後と生育には低すぎると思います。

また、霜に当てて甘みを出すという記事もありますが、露地植えの大型ハクサイの収穫間際の外側の葉でしっかり防寒したうえでの話です。

葉の枚数が多くないミニハクサイでは氷点下の霜にしっかり当ててしまうのは少しやりすぎではないでしょうか。

以上の理由からすべて室内での管理としています。

それから、脇の小さなハクサイをどうするかについてですが、もう少し様子を見て、大きくしてから食べてみようと思います。

もうひとつ、気温の記述の正確性を指摘されそうなので...

気温の計測に関してですが、アマゾンで購入した気温計を利用しています。

20160110025946-1e04a738a76bc0fddf54bae45199e916db5f314d.jpeg室外には直射日光の当たらない風通しの良い場所に子機を設置して無線で表示してあります。

ここでの外気は1.7℃となっていますね。

この写真の撮影した2016年1月10日午前3時の最寄りのアメダス(仙台)は1.5℃。さらにほかの時間帯でも仙台のアメダスとの誤差は1℃以内と、

かなり正確であるといえます。

ちなみに上の天気表示は気圧の変化から天気を予想したものです。

これだけの機能を持っていながら価格は3000円程度でした!

なかなかのすぐれものだと思います。

あっ、もちろんこの気温計測器の会社の回し者ではありません。念のため。

コメント

経済学部・森さん

遺伝のわたなべです。ハクサイ、葉っぱも立ち上がり、結球もうまくいっているようで、何よりかと思います。

さて、部屋に置くのか、外か。難しい問題ですね。1つ言えることとしては、今日あたりは、ずいぶん寒いです。ここまで大きくするために、外から比べると暖かいところで生活しているハクサイなので、外でというのは、少し厳しくなりつつあるかもしれないです、前回は、ずいぶん暖かい状態でしたので、外に出すタイミングかなと。

部屋の中も、それなりに涼しそうですので。ヒトに影響がないか、そちらが気になりますが。気温をデジタルで測る温度計に結構な投資ですね。他にも使う機会があればよいと思いますし、これを機に、気温などを気にするようになれば、よいのではと思います。普段の生活でも、気温、天候は気にした方が良い時もありますので。

いずれ、収穫は、最終報告のあとになるかと。その時、どうだったのか、また、食味はどうだったのかなど、記事にしてもらえると、他の受講生の参考になると思います。

わたなべしるす

旧展開ゼミ