東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

栽培開始(農:内野真子)

2016年10月 7日 (金)

こんにちは。農学部1年の内野真子です。

野菜を育てるのは小学校以来なのできちんと育てられるか不安ですが、過去の記事や本、ネットなどの情報を参考にして数ヶ月後には立派に成長した野菜の写真を載せられるよう頑張ります。

私は今回の展開ゼミで豆苗、ブロッコリー、ミニニンジンを育てます。 豆苗は渡辺先生が美味しいとおっしゃっていたから、ブロッコリー、ニンジンは自分が食べたいから、という安直な理由で選びました。

はじめに今後の栽培に役立てるため、その野菜が何科なのかを調べました。 まず、豆苗はエンドウの若菜でありマメ科の野菜、そしてブロッコリー、ニンジンはそれぞれアブラナ科、セリ科の野菜でした。同じ科の野菜を連続して育てると連作障害にもつながることがあるらしく、その野菜が何科であるかを把握することは重要だと思いました。

農学部の土肥さんがやっていたことを真似して私も種の観察をしました。 種の大きさは豆苗が5~6㎜、ブロッコリーが1~2㎜、ミニニンジンは長い方が約3㎜、短い方は約1㎜でした。豆苗の種は球体なのですが、何箇所かくぼんでいるところがあり、ブロッコリーの種は球というよりは楕円に近いような形でした。そしてミニニンジンの種は縦に筋が入っていて形は半月から少しだけ欠けた月のようでした。種の大きさは野菜の大きさにはあまり関係ないのかな、と思いました。

IMG_2086.jpg

早速ですが、今日10月7日にブロッコリーとミニニンジンの種を蒔きました。シャーレに湿らせたろ紙を入れ、その上にブロッコリー10粒、ミニニンジン8粒の種を乗せました。その後乾燥を防ぐためにシャーレに蓋をしました。

また昨年の笹嶋さんの記事から、豆苗は育つのが早いため種まきを次回以降に持ち越しても問題ないと判断し、一度スーパーに売っている豆苗を見てから種を蒔くことにしました。

これから野菜を育てるわけですが、野菜の育て方だけではなく写真の撮り方や文章の書き方なども学んでいこうと思います。どうぞよろしくお願いします。

2016/10/7 晴れ 最高気温22度 最低気温12度

栽培日数 豆苗 0日 ブロッコリー 1日 ミニニンジン 1日 

コメント

内野さん、投稿ありがとうございます、ラボスタッフマスコです。

食べたいから育てる、という動機、大事です。人間が作物を育てる、原初的な欲望だと思います。ぜひ、いつくしんで育て、しっかり食べてあげてください。気温、栽培日数を記録していて、素晴らしいと思います。地道な積み重ねが大事です。

今回、内野さんは全て違う科と選んでいるため、科によっての種子の形態の違いが一番わかるのではないかと思います。アブラナ科はおなじみの丸く小さなかたち、セリ科は細長、マメ科は大きい丸型、という感じで。逆に、全部アブラナ科で選んでいる方は、どれも似たり寄ったりの形で混ぜちゃうと分からないくらいかもしれません。

ブロッコリはなかなか生育が難しいですが、ミニニンジン、これもニンジンにするにはコツがいる野菜だったりします。できれば深めの鉢がいい、とか、いろいろあります。ネットで調べるといろいろ出てくるので、参考にしながら試行錯誤してみてください。ニンジンに関しては好光性種子で、そこがダイコンとは違うところかも。

豆苗は、うまくやれば2度3度楽しめるお得野菜です。ぜひ次の種植えも楽しんでください。


ラボスタッフマスコ