東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

栽培開始!!(理:福島和紀)

2016年10月 7日 (金)

理学部生物学科一年の福島和紀です。
ずっと楽しみにしていた展開ゼミが始まりました。
今回の展開ゼミではキャベツ、コマツナ、ブロッコリースプラウトを育てることに
なりました。どれもアブラナ科の野菜ですね。
それぞれの種の大きさにはそれほど違いが無いようです。

P1000445.JPG

野菜を育てた経験はほぼ皆無ですが、自分で立派な野菜を育てることができるように頑張ります。
これからの方針として
・お金がかからないようにできるだけ身の周りのものを使い、新たにものは買わない
・分からないことが多いので、真似ることから始める
(「学ぶことは真似ぶこと」という言葉があるくらいなので)
・自分の工夫もできるだけ取り入れる
・観察ノートを書く(記事の投稿のサポートになるよう)
この4つを基本に栽培していこうと思います。

では、ここから栽培開始です。
まず最初にキャベツとコマツナの発芽準備をしました。
早速今日は早起きをして、朝シャーレに水を入れて種を置きました。
今回はこの二つの野菜の生長の早さが気になったので、比較のため同時に栽培を始めます。
こちらが種を置いたシャーレです。

P1000446.JPG
ここで、最初に迷ったことがありました。
それはシャーレの蓋をどうするのかです。昨年の展開ゼミのこちらの記事を見たところ蓋をしているので、今回は蓋をして発芽を待ちます。

また、調べてみたところキャベツとコマツナの種子は光を当てると発芽しやすいらしいのでどちらも日当たりの良いところに置きました。
本当にそうなの?と感じたので、コマツナに関しては比較として光を当てないように置きました。
シャーレは二つしかないので、光を当てないコマツナの種子はこのように準備しました。

P1000447.JPG

この後ラップで蓋をして、黒い袋で覆いました。
発芽の早さに違いが出るのでしょうか?楽しみです。

残りのブロッコリースプラウトは、また後日栽培を始めようと思います。

以上。

コメント

福島さん、投稿ありがとうございます、ラボスタッフマスコです。

きちんと記録をつける、大事です。こつこつやるのは私の苦手なところですので、しっかりなさっててえらいなー、と思います。過去の受講生とか、今年の受講生の記録、他の家庭菜園をやってる方のブログとか、色々参考になさって、ぜひおいしい野菜を収穫してくださいね。

全てアブラナ科を選んでらっしゃるんですね。どれも似たり寄ったりの形で、混ぜちゃうと分からないくらいだと思います。発芽の後も似たような双葉が出ます。大きさはそれぞれ違うと思うのですが、ぜひその辺りも注意して観察してみてください。

種子は乾燥しているうちはいくら乾燥してもOKですが、一度水を吸うと、その後の乾燥にめっぽう弱く、すぐ死んでしまいます。フタをしたのは良い事だったと思います。水を切らさないように気をつけて、無事発芽するといいですね。コマツナの種子、暗いところと明るいところでどのような違いが出るか否か、楽しみですね。

出来たら、発芽用シャーレの写真にも定規をつけて写真を撮ってやるとより良いと思います。シャーレの大きさで大体の基準は分かるので大丈夫ではありますが。では、ブロッコリスプラウトも播種がんばってくださいね!またの投稿をお待ちしています。



ラボスタッフマスコ