東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

ハツカダイコン、土寄せで徒長をごまかし中!(17日目)(教:阿部美里)

2017年10月23日 (月)

こんばんは。ご無沙汰しております。教育学部の阿部です。

最初から悲惨な写真です...。10月17日撮影です。この子は一人発芽が遅れて植木鉢への移植に乗り遅れたのでシャーレでカイワレ大根として育てていた子です。シャーレには頂いたろ紙2枚を敷いて水をやり、成長しやすいように蓋をせず、段ボールに入れてさらに押し入れに入れて育てていました。数日水やりを忘れていてろ紙が乾き、干からびさせてしまいました...。他の方が書いていたように、見えない場所で育てているとお世話をうっかり忘れてしまう危険がありますね。次回からは目につくところにメモを置いておいてお世話を忘れないように気を付けます。それと、ろ紙2枚よりも保水性が高いものを敷こうと思います。干からびてしまいましたがそのまま根元から切って食べてみました。葉はシワシワしていましたが、茎はまだシャキシャキ感が残っていました!のどに残るカイワレ大根の辛みがありました。

さて、メインの植木鉢のハツカダイコンの話です。前回の投稿以降、頂いたアドバイス通りに、晴れている日の昼間はベランダで育てています。10月13日6:30(室温 17℃、湿度 67%、雨)に水をやりました。水をやると土寄せの土が崩れて、ハツカダイコンが倒れてしまいました。

次に水をあげたのは10月17日18:40(室温 20℃、湿度 61%)です。20171023200058-ec39b36af40cd8d9e1c0d60e3894e33036e5880f.jpg20171023200119-df9325e318a9cf7561cf65dc016c4b902d5ea8ad.jpgすごい体勢ですね。みんな自立していません。倒れかかっています。そして少し本葉が成長しています。

これはさすがにまずいと思い、土寄せの土が足りなかったため、前回頂いたアドバイスにもあったとおり、土を買いに行くことにしました。夜の街へ繰り出し、100均で買ってきました。そしてさっそく土寄せをしました。20171023200653-6f2ab715d774c9e1be8c08c30d7e605fd30b8883.jpg20171023200714-57de2b728bac9150902397e20e91c15527c16a18.jpg20171023200736-fcc89292908090944c32b390345cf10e35d7a247.jpg土寄せ後の写真がこれらです。土寄せ用の土が乾いていたので水をやってから寄せました。この日は水をやりすぎて、受け皿まで水が出てきていました。二人ほどまだ曲がっているけれど、土寄せをする前よりだいぶましになりましたね!

そして、しばらくたった10月22日8:50(室温 18.3℃、湿度 81%)の様子がこちらです。20171023201248-456a194b7aec99b5bd06a0dee2052862dd0ded2a.jpg20171023201314-65df77bbde85b5552df7a4a63a79641bf85137d4.jpgここ最近は雨が多いので仕方なく室内で、デスクライトを当てていたのですが、(たぶんデスクライトの光の方に向いているから)全員まっすぐになりました。さらに、本葉が成長しました!子葉と同じくらいに大きくなりました。本葉は毛が生えています(もっと接写すればよかったと反省しています...)。毛は柔らかいです。子葉と違って葉はギザギザしています。子葉よりも葉脈がはっきり見えます。

そして本日10月23日15:00の写真です。20171023202045-da932f0f04de45932346b90f24b547cc5208bc5c.jpg20171023202103-b5998e210b911c2967f290ebd682e63c238ca3f8.jpgさらに本葉が成長して、隣の葉と重なっています!そろそろ間引きをするべきですよね...。どちらを残すか迷います。そして、土の表面が乾いてサラサラしていたので水をやりました。しかし、この記事を書く前に皆さんの記事を拝見したところ、もっと土の色が変わるくらいまで乾いていましたね。私は水をあげすぎなのかもしれません。それから、水をやると土寄せの土が崩れてまたグラグラし始めたので、残っていた土でさらに土寄せをしました。20171023202714-b27522ec959254d524cf1056acc161bef33dc954.jpg20171023202803-b3dc2fa9abf9ddd043960046ab57f116a5730fac.jpg土寄せ後の写真です。さすがに盛りすぎましたかね...(笑)茎と根がつながった部分の見える範囲が1㎝以内になりました。この時も前回同様、土寄せする前に土寄せする土に水をやったのですが、また受け皿に水が出てくるまでになってしまいました。

徒長したのでうまく根が膨らまないかもしれませんが、とりあえずこれで様子を見て育てていきたいと思います。いずれやるであろう第二弾のときには、天気予報をチェックして、晴れの日が続くタイミングで栽培を始めようと思います。台風が過ぎ去ったのでできるだけベランダに出して、水はやりすぎないように気を付けます。それから、できるだけ早くブロッコリースプラウトの栽培もしようと思っています。

それでは、今回はこれで終わりです。

コメント

教育学部・阿部さん

 こんばんは、遺伝の渡辺でございます。枯れると悲しいですよね。よくわかります。カピカピでなかったので、食した辛味を忘れないようにして、次につなげて下さい。そのために、どこかに書いておく、記録をつけておくというのは大事ですね。教育学部・片岡さんが書かれているように、ノートをつけるのはどうでしょうか。何をどうしているか、きちんと書いておくこと。そうすれば、この記事を書くためにも、よい文章を書くベースができると思いますが。。。是非、是非に。

 かなり土を入れて、土寄せをしていますが、山のようにしないで、その部分を少し押してあげて、押さえる。苗を植えたときに根元を押さえるのと同じように。あと、室内栽培でなくて、外でというのは可能ですか。文学部・渡邉さんの記事にあるように、外で太陽光を当てることの重要性を書いています。ここまで、かなりよくできています。室内にもかかわらず。是非、外に出して下さい。明日からは、風も弱くなるでしょうし。土も乾くと思います。水やりのタイミングも土の中の方まで確認しながら。。。おちついたら、スプラウトにというので、大丈夫だと思います。徒長を止めて、栽培できるようになったら。。。


 わたなべしるす