東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

間引き(経:遠藤真由)

2017年11月 5日 (日)

 先週の投稿の後すぐに間引きしようと思っていたのですが、今週は何かとバタバタしていて結局間引きをしたのは11月4日(土)でした。金曜日から三日間は大学祭でした。ちなみに私はチュロスの出店をお手伝いしました。

 20171105171240-a69c7bf17b755961544716186813ef7118e23494.jpgこれが今週のハツカダイコンの様子です。先週までは4つ芽があったのですが、一番小さな芽はそのあと枯れてしまいました。もともといちばん小さな芽はあまり元気ではなかったのですが、枯れる数日前に葉が縮んできていたのでそれが兆候だったのでしょうか。

20171105171949-34545cc70af71643ce868821185b3b74095e96cc.jpg葉に関してはピンボケしてしまいましたが、私が見極めた水を上げるタイミングは土がこのくらいになったときだと思います。先週はこれ以上乾燥させて危うく枯らすところでした。20171105172425-1358c728520853172644ad54a8e7cf7c125f313a.jpg20171105172519-9f2c56bfd000f36ebf4167cae8ee8f504ca78073.jpg20171105172547-1b4dcee3b07b94a1beff69822f2bb727b57b12d6.jpg一つ一つの芽のアップがこちらです。それぞれに本葉が生えてきていますが、一番上の成長が最も早く、1枚の本葉が完全に開きました。また、三枚目の本葉はまだ完全に出きってはいませんが2枚あります。本葉は子葉とは異なり葉脈が入り、外側もギザギザしているのですが、阿部さんの記事の本葉と比べて先がとがっていて、私の知っているダイコンの葉に似ていません。また、もう一つ気になる点がありました。20171105173931-06af512314e9b391ec9fe1150fe0228c0149cb40.jpg左の画像と右の画像は異なるハツカダイコンの茎です。少しわかりにくくなってしまいましたが、左の茎は真っ白なのに対して、左の茎は赤紫色をしています。2015年の大和田さんの記事によると、どうやら中には赤紫色の茎もあったそうなので、これも多様性の一つとして捉えようと思います。20171105174939-1ea85d3352d04f436ee1b1f46e6441c617ea575f.jpg今回は間引きという題でしたが、先生からのアドバイスもいただいていたので結局は「移植」という形で別に育ててみることにしました。夜はできるだけ外に出すように心がけていますが、この時期は霜が降りるのが心配なので気温など様子を見たり、ビニール袋をかぶせるなどの工夫をしたりしてみます。引き続き見守っていこうと思います。

コメント

経済学部・遠藤さん

 こんばんは、遺伝の渡辺でございます。最初の写真を見る限り、水やりのタイミングというか、少し乾かしすぎだと思います。あと、水をやるときに、少しだけやってないですか。水やりを表面がぬれるだけでなくて、下から水が抜けて出てくるくらいやること。あとは、表面から少し乾いてくるのを見ながらやってみて下さい。というのも、個体のばらつきが大きいのが、水やりのばらつきにによるのではと。。。あやうく、枯らすところとあるので、水やりを控えすぎないように思います。

 もちろん、ぼちぼち、1ヶ月です。他の受講生にも書いたように、肥料を足すことですね。タイミングを見ながら。少し子葉の色が緑が薄くなっているのが気になりますので。あと、本葉があまり生長してない小さな個体があるのも気になります。何より、水やりを見直してみて下さい。


 わたなべしるす