東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

経過報告4(農:高畑朱里)

2017年12月14日 (木)

こんばんは。もう雪が降る時期になってしまいました。1年が経つのがあっという間だなと感じています。中間報告からかなり時間が空いてしまいましたが経過報告です。今回は、ハツカダイコンの土寄せについて書いていきたいと思います。


写真のように、以前からハツカダイコンの茎が徒長しており、土寄せをしなければと思っていました。

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土寄せの仕方を調べたところ、土をほぐし、作物の根元から枝分かれしているところまでかける(参考)とあったので、周囲の土をほぐし根元に寄せてみました。しかし、私の鉢にはハツカダイコンが4株植わっていて、この方法だと土が足りずうまく土寄せができませんでした。そこで、ラボスタッフ・オガタさんの記事を参考に土を足して土寄せを行うことにしました。そこから市販の土を用意するまでに間を空けてしまい、土寄せするのがとても遅くなってしまいました...

11月27日15:46

土寄せ後のハツカダイコンの様子です。

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調べた通りに根元から枝分かれするところまで土をかけました。その後、ラボスタッフ・オガタさんの記事のように、根元を押さえました。最後に水をかけたのですが、土が多かったのか、こぼれてしまいました。さらに土寄せが必要になった時に、土を足せるかが心配です。ただ、株は安定しました。土寄せの効果には、株を安定させること以外にも、根の乾燥を防いだり、土壌の通気性を良くしたりする効果があるようです。(参考)やはり、もっと早く土寄せをしておくべきだったと思っています。

ところで、白菜もハツカダイコンもアブラナ科の植物ですが、白菜は横に広がるように成長するのに対し、ハツカダイコンは上にひょろひょろ伸びていくように成長しており、成長の仕方が大分違っています。実際横に並べてみても、葉の付き方などあまり似ておらず、同じ科の植物でもこのように違いが大きいことが面白いなと思って観察しています。


大分書くことがたまってしまっているので...こまめに投稿することの大切さを痛感しています。土寄せ後のハツカダイコンの様子とミニハクサイの様子は、数日以内に報告したいと思っています。

参考

http://www.ciphertec.co.jp/hotfarm/school/sub/uetuke_02.html

コメント

高畑さんこんにちは。

 冬になりました。ですが仙台はかなり過ごしやすい土地柄で、雪も多くなく、空っ風もそんなに強くなく、何より日射があります。人間にはありがたいですね。二高生も青ジャージ着てよく寒くなく体育館に移動するなあ、と道すがら見ます。いや、道路横断しないと辿り着けない高校が問題なんですが。

 植物でいえば、適地適作、例えていえばチューリップのようなものは冬に乾かない土地がいいので、富山新潟がいいですね。そしてイチゴなんかではハウス栽培になりますので、何より冬の日射が大事になり、栃木群馬あたりが産地になります。

 さて、植物はそこそこ育っているようですね。子葉は枯れていますが、本葉は数枚展開しています。ハクサイと違って草姿が立ち気味ですね。土寄せは順当にされたようです。市販の土、何か分かりませんが、適切(軽すぎたり、元の土とあまりに変化がないか)だったでしょうか。それと土の量ですが、この様子ですと完全に株元まで足すと鉢の縁を超えるくらいになるかもしれません。書かれているように、鉢に入れる土が多すぎると水やりの時が大変になります。画像で狙って撮ったわけではないと思いますが、縁からこぼれてますね。鉢の縁から土面までの長さをウォータースペースといい、水やりの時に必要です。具体的にどのくらい必要か、一回水やりが200mlとして、5号(直径15cm)鉢で上面積およそ150cm2、すると分かりますね。

 土寄せの意味、調べられた通りです。その中で何が大事か、箇条書きの検索では分からない、適した狙いどころがあります。例えばネギなら遮光して収穫部分を伸ばすことですし、ナスなら乾燥防止が狙いになります。この場合は株を安定させて根を障害から守ることです。なので、もしも土寄せが不充分にしかできずぐらつきが残るようなら、添え木という方法もありますね。

 さて、報告すべきことがたまっているとのこと、これからのアップに期待します。それと成長の客観的な指標になるもの、例えば葉の長さ、あるいは枚数が欲しいものです。それと置き場の日光や温度が分かれば、他の人への参考にもなり、またデータの蓄積になります。

 ラボスタッフ・オガタ



農学部・高畑さん

 こんばんは、遺伝の渡辺でございます。まずは、細かなことは、ラボスタッフのオガタくんがコメントしてくれているのを参考にして下さい。それ以外で、気になったところ。写真のピントはしっかり合わせることです。写真を撮るときに、物差しなどを入れること。あとは、定期的な投稿、before-afterが分かるような写真の配置など、他の受講生の方の記事、こちらからのコメントを参考して下さい。それから、もう少し長い文章を書くようにしてみて下さい。


 わたなべしるす