野菜ズの経過観察4:ミニダイコンと帰省中の水やり(文:中里早希)
2017年12月31日 (日)
こんばんは。中里です。12月27日から実家のある茨城県に帰省しています。
この写真のだるまは一昨年の初詣で勝ったものです。実家の私の部屋にまだ置かれていて、志望校に合格しますようにと片目を描いたことを思い出しました。願いが叶いもう片方の目も描けてよかったなと今更ながらに思います。受験生時代がずっと昔なような気もしますし、とても最近のことのような気もします。不思議ですね。
12月27日5:09 気温9度 湿度76%
今回はミニダイコンの報告です。1番手前の葉ですが、温室から出す時、葉が針金に引っかかってしまし、少し敗れてしまいました。無念... 以後気を付けようと思います。それはさて置き、以前のミニダイコンの報告と比較して、大きな変化が見られました。
なんとミニダイコンの白い部分が土から出てきました‼ 無事に育ってくれたようでとてもうれしいです。
白い部分は土から1㎝程度出ています。この部分に日光が当たり緑色になるといいそうです。一緒に写真に写っている子葉は見たところ枯れています。他の葉っぱは元気なのですが。なぜでしょう... 今更ですが、白い部分は何というのが最適なのでしょうね。私はこれまでこの白い部分を根だと思っていたのですが、ネットで調べてみたところ、根と茎だそうです。これまですっと食べてきたのに知らなかったので、驚きました。
(参照サイトhttps://ameblo.jp/sonegashi/entry-10160256992.html)
上から見ると、葉は放射線状に広がっています。以前よりも大きい葉が増えました。また、さらに小さな葉も生えてきています。よさげな感じに育っています。
上で述べたように、現在帰省中なのでその間の水やりについて報告します。帰省中の水やりのために以下のものを用意しました。
・ペットボトル給水用土差し
・生協のお茶のペットボトル2本
土差しは、100円ショップで購入しました。これは、水をいれたペットボトルに取り付け土に差すと、勝手に水えお供給してくれるというものです。
このように使います。生協のお茶のペットボトルにはメモリがついているので、それに合わせて400mlの水を入れ、鉢に差しました。この状態だといつもの温室の上部分を被せられないので、上から不繊布を被せておきました。これで一安心...と思っていましたが、農学部の杉山さんの記事にある500mlあれば1週間もつでしょうというコメントを、茨城に向かうバスの中で読んで軽く絶望しました。土差しを差す前に、水をあげておいたので大丈夫だと信じたいです...
あと数時間で今年も終わりますね。私にとって、今年は生活環境ががらりと変わり多忙な1年でしたが、実によい1年でもあったと思います。野菜も元気そうですし。来年もよき年となりますように。ではでは、また来年‼
コメント
中里さんこんにちは。
だるまを買った、という発想の方向性が凄くてコメントが難しいです。その意気込みが大したものです。それで白いだるま、目がきちんと入っていますね。良かったです。もし目が入ってなければ後期だったのかと・・・
受験にも気合が入っていたのですね。確かに大きな節目ではあるし、人生の選択という能動的な意味でも重大なことです。東北大についてのコメントは差し控えますが、仙台という街、まあまあ経験して損はないかなあ、というくらいに思います。大きさに比べれば穏やかで治安も良い方ですね。
そういえば、浪人中の友人もいるのではないですか。それでは関心もあって当然でしょうか。
さてさてミニダイコン、よく成長していますね。当研究室のミニダイコンと遜色ありません。子葉が枯れるのは普通です。もう役目を終え、光合成をする必要はなくなり、上の葉へ養分を送るため分解されていったのです。
白い部分ですが、言われて私も種子の袋を見て確認しました。このダイコンは上に出ている部分は少なく、緑化するところは少ないタイプです。なのでこれで順当な生育であり、心配要りません。もしも青首系の遺伝が強ければもっと上に出ていますし、しっかり緑化するはずです。
ペットボトル給水グッズ、使ってみましたか。肝心の土に刺さるところの形状が分からないのですが土にわずか接して吸わせるのでしょうか。それとも単純にゆっくり滴下するものでしょうか。
鉢に刺した状態、安定性はとれていましたか。上が重いと案外不安定なものですから。最初に水の量をきちんと見ているのは良いことです。これで、水供給量が正確に分かりますね。一日当たりの給水量は、帰省から戻ってきて空であれば分からないのですが・・ 来年以降の受講生の参考になります。
給水量が充分かどうか、これは恐らく充分です。鉢に保つ水の量が200mlくらいだとしても優に2回分水やりの量がありますから。普段の水やりが多めに見積もって4日に1回程度としても全然余裕です。ただし、ペットボトルからの供給が順当であった場合のことです。ただ心配ないように言っておきますが、一週間であれば給水が無いとしても枯れるとは考えられません。この季節であればすぐにカラカラにはならないものです。偶然なのか上にかけているのが不織布で、天気が良くても急激に温度が上がるということはない材料ですから、この場合にベストなものを使っています。
今年は忙しい一年だったようですね。最近の学生さんはアクティブでいろんなことにチャレンジし、充実しています。私が学生時は、一年生など寝て過ごしたようなものです。そういやうちの娘も今までで一番忙しい生活だったと言ってました。(ま、奴は受験で勉強など全くしたことが無いから・・)
ではまた、2018もいろんなこと、チャレンジしてみて下さい。
ラボスタッフ・オガタ
文学部・中里さん
あけましておめでとうございます。遺伝の渡辺でございます。残り少ない展開ゼミですが、がんばって下さい。ミニダイコン、順調に育っていますね。ラボスタッフのオガタくんが書いてくれているとおり、今、市場に出ているダイコンは青首系です。でも、このミニダイコンは、青首系の遺伝子が入ってないのだと思います。緑に着色するという意味で。なので、これでOKです。あとは、収穫のタイミングでしょうか。今の栽培であれば、すが入ることもまだ、大丈夫だと思います。今月末くらいでも、大丈夫と思いますが、観察をしながら、様子をうかがって下さい。水やりですが、今週末くらいまで、天気は良さそうですが、そのあとは、気温が下がるようです。その当たりに、期待できれば、問題ないのですが。。もどったら、水やり、施肥を行って下さい。しおれているようでしたら、施肥は少しおいて、落ち着いてからですが。。。
生活環境が変わりましたが、その環境に適応できていれば、よいのではと思います。なかなか、新しい環境に慣れるのは、大変ですので。あとは、ラボスタッフのオガタくんのコメントも参考にして下さい。では、今年もがんばって下さい。投稿も楽しみにしておりますので。
わたなべしるす