東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

第二回報告 (法:川崎陽)

2018年10月18日 (木)

どうも法学部1年の川崎です。先日、夜中に道端で視線を感じ、振り返るとカエルがいたので、カエルを貼ってみました。

最近、夜と昼の気温差が激しく、徐々に冬に近づいているという感覚がしてきました。

はっきり言うと朝が寒すぎて布団から出たくありません。ですがキチンと栽培の方は行っていきたいと思います。


では、本題の栽培の方です。先ずはカイワレの方から、

申し訳ない話なのですが、画像データが吹き飛んでしまい、発芽の時の写真がなくなってしまいました... すみませんが、文字多めの報告となってしまいます。

発芽した時は種から太めの根が出ており、オタマジャクシのような感じでした。観察不足かもしれませんが、ぱっくりと種が割れており、そこから根が出ている感じでした。

その後は下へ下へと根を伸ばそうとしているようでした。ここで、キッチンペーパーを使ったせいか、根がキチンと固定されないようなかんじになってしまい、若干斜めに育っていきました。

キッチンペーパーをちぎって入れるなどしたらよかったかと思います。

アルミホイルで遮光していたため、下の写真のような緑があまりなく、淡い黄色でした。葉は折りたたまれているようでした。

十分に育ってきたかと思い、緑化を始めました。緑化する事によってカイワレの栄養が多くなると書いてありました。

http://www.ja-minori.jp/?page_id=1269

緑化したところ、下の写真のようになりました。

葉に黒い部分があり、カビかと思いましたが、種についた傷がこうなるらしいのでそれかなぁとも思います。重大な病気でない事を祈ります。

収穫の目安がわからないので戸惑っています。色々と調べて、収穫していきたいと思います。


次にほうれん草です。

ほうれん草は、外気温が高いと発芽しにくくなるために、自分も室温を暑くても20度くらいにする努力をしていたのですが、発芽の気配が全くしなかったので、もっと寒い環境においてみると、発芽の気配が見られました。水の方はだいたい種の4分の1程度入れていました。

カイワレと違い、下の写真のように種が徐々に割けていき根を出すような発芽の仕方だとわかりました。

いつ頃に植木鉢の方に種を移すか迷っています。根を出してきた種が3つくらいになったら植木鉢の方に移したいと考えています。

ほうれん草の方は出遅れてしまったので、外気温など細かなところに気をつけて栽培していきたいです。

これで今回の報告を終わりにさせていただきます。

コメント

川崎さんこんにちは

 仙台はでかい蛙がひょっこりいたりします。この季節、冬眠前にひたすら食いまくっていたのでしょうか。蛙の眼はあまりよくないと思いますから、視線ということはないでしょう。ぼやっと動くものがあるような、餌か!?という殺気だったかもしれません。

 仙台の気温はこれから下がっていき、のどかな芋煮会の季節から急激に枯葉舞い散る晩秋になります。布団は「友達」のように暖かく迎えてくれますが、しっかり出て、たまには布団を洗ってやって下さい。私が学生時代は4年くらい布団を洗わなかったような気がします。

 さて、カイワレダイコンの様子のアップですね。なぜ斜めなのか分かりませんが伸びている様子が伺えます。水の量は見えません。長さにバラツキがあるのですが、割と早めに緑化を始めたように思います。上手にやれば10cm程度になります。

 光を当てると、みるみるうちに緑になるのが観察できたかと思います。クロロフィルを生合成するスイッチが入るとたちどころに色が変わり、動物でもない植物でもダイナミックに変化するのが面白いポイントです。葉の黒いのは気にしないで下さい。緑化後は早めに収穫し一口ですが食べてみて下さい。

 ホウレンソウの芽出しは良好です。水の量も非常に適切です。

 鉢に移すタイミングですが、もう移しても結構です。この芽出しは育苗ではなく、確実に種子に吸水させ、発芽フェイズに移ったのを確認するためのものです。逆に根が5mm~10mm以上にならないうちに移して下さい。それ以上になると播きにくく、根毛を痛めてしまいます。

 鉢の用意(土の量、鉢受けの準備など)、置き場、水やりについては他の人のやり方を参照して下さい。寒くなる前にしっかり光と水で成長させましょう。

ではまた ラボスタッフ オガタ