東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

間引きと土寄せ(工:番場崚太郎)

2018年10月24日 (水)

おはようございます。番場です。2回目の記事は誤字やタイトルを付け忘れるなど申し訳ありませんでした。一度書いた記事が消えて、急いで同じような内容のものをかいかいたためタイトルなしのまま提出していました。ちなみに、当初2回目の記事には"不安"というタイトルをつけていました。2回目から引き続き見てくださっている方は"ああ、そうだったんだ"と思いながら2回目の内容をかけらでも思い出していただけたら幸いです。

※修正しました


本題に入っていきたいと思います。今回はスプラウトの2代目ルッコラ達の序盤の様子と白菜達に行った間引きと土寄せの様子について書いていきたいと思います。


10/18(木)プラスチックコップに入っていた一代目ルッコラの種たちをキッチンペーパーごと取り出し、コップの中に新しくキッチンペーパーを敷き詰めました。今度は写真のようにたくさんのキッチンペーパーを敷き詰めました。そしてアドバイスに従い、一度目の7個と比べるとかなり多めに20個ほどの種をその中にばらまきました。水道水を種ひたひたになるくらいにコップに注ぎアルミホイルを全体に巻きました。P_20181019_080538.jpgのサムネイル画像

IMG_2316.JPGのサムネイル画像10/21(日) 山形から帰ってきてとりあえずルッコラをのぞいてみました。IMG_2317.JPGすると結構な成長を見せていたので、ベランダの光が当たるところに置いて緑化を待ちます。

IMG_2315.JPG

そして白菜はというと、、、

すごいことになっていました。7個すべてから4枚目の葉っぱ(多分2枚目の本葉)が出てきていました。なんだか楽しくなってきました。ここで写真からもわかる通り葉っぱ同士がかさなってしまっていたので、さすがにこれは間引くべきなんだろうなと思いながら私は床に就きました。その場でやらなかった言い訳としては例のごとく眠かったからです。

10/22(月) 間引きに取り掛かりました。間引きの際に気を付けることがきっとあるだろうと思い調べてみましたが、残す苗を傷つけないようにね、くらいのものだったので、葉がかさならない程度になるまで、できるだけ本葉が大きく茎がひょろっとしていないものを残して、間引きを行いました。引っこ抜いた3本はサラダの彩りにでも使いたいと思います。P_20181023_230206.jpg

というわけで使いました。丸一日放置していたので弱っていましたが、気にせず頂きました。苦かったです。

ここでコメント頂いたように土寄せも行いました。もらってきた土はもちろんカサカサに乾燥していたので森田君がやっていたように湿らせてから入れました。霧吹きなんてものは家に置いていなかったので、仕方なく土を入れたビニール袋に少量水を入れ揉みこんで、それを鉢に盛っていきました。P_20181024_082411.jpg


残された白菜達はぜひ間引かれたライバル達の分まで頑張ってもらいたいです。今はどんどん成長していく白菜のほうが可愛いですが、ルッコラ達もしっかり面倒見て、おいしくいただきたいと思います。

報告終わり

今回の写真の背景が非常にお見苦しいものであったことをお詫び申し上げます。


質問なのですが私が鉢を置いている窓際は晴れれば直射日光が当たるようなところで南向きなので太陽が当たる時間も長いのですが、それでも屋外での栽培のほうが植物にとっていいのでしょうか。反射板は用意してみようと思っています。

コメント

番場さんこんにちは

 タイトルについてですが、後から書き加えることができます。アップの後でも気が付いたことがあればその都度修正して下さい。参考に見ている受講生もいますし、他にも興味を持って見てくれている人(この展開ゼミは意外に有名)がおりますので、それらの人に読みやすくするためです。

 さて、近頃めっきりと寒くなってきました。今年の受講生の中では、番場さんが西から数えて二番目に遠いところからやってきました。寒さに慌てることはないでしょうか。

 植物は先ずルッコラ、今度はうまくいってますね。また乾かしたりすることがないよう、キッチンペーパーを厚く敷いたという点が褒められます。失敗を元に修正しているからです。その成長の様子ですが、光を当てるのが若干早かったかな、と思います。もっと長くして6cmくらいにしたら、と思いました。まあルッコラの種子はカイワレより小さいですので10cmは無理かと思いますが。それと20粒でも本当は少ないですね。そのせいか成長のバラツキが大きくなっている気がします。

 緑化後、いつ収穫するかは難しいところです。真緑になり子葉展開すれば収穫していいのですが、ルッコラの場合は黄色くなったり枯れたりしなければもう少し置くことができます。いわゆるベビーリーフに近いものですね。ただし枯れかけると味が極端に悪くなりますので早めでも結構です。

 ハクサイの間引きの時期も良かったと思います。けっこう鉢の中央にまとめて播かれたようで早めになりました。そして間引く基準、これまた言葉にし難いものなのですが、自分で考えて間引いたようですね。

 残した本数も適切です。これには多少驚きました。おそらく私が間引きを行なっても全く同じようにしたと思います。

 さて、間引きを行なったものを食べてみたのはいいことです。残念なのは一日置いたことですか。新鮮なうちに食べられるのが家庭菜園の醍醐味といえます。ちなみにですが、採れたてでないといけない一番の野菜はスイートコーンと枝豆です。本当にお湯を沸かしてから収穫するのでないと十分単位で味が落ちると言われています。

 苦い、とのことでした。ハクサイは基本煮るとあまり苦くも辛くもないものですが、幼植物であり、サラダなのでカイワレ的な風味があったのでしょうか。料理の様子もいい感じです。

 先んじて土寄せを行なったのも良いポイントです。総じて番場さんは大雑把でありながら要所を押さえているという不思議なキャラです。土寄せは一回で終わるようなものではないので、その分のスペースも確保されているようです。そして土を湿らせてから行うのはとてもいいことですが、そこまで気をつかわなくとも結構です。作業後十二分に水をやればいいと思います。

 写真の背景について、最後の写真は凄いですね。大変学生らしいです。しかしゼミの写真ですので余計なものは極力排除して下さい。また、写真と文章の回り込み処理についても考慮して下さい。

 最後に置き場所ですが、他の受講生にも言った通り、室外が原則です。今の気温ではまだまだ生育には充分です。室内で陽が当たりやすいのは、この先緊急用としていいことなのですが、平時にはなるべく多く日を当て、夜間の気温が高くない室外の方がいいのです。ベランダがむしろ腰壁のせいで室内よりむしろ陽が当たり難いなどということがあったらまた報告下さい。

ではまた

ラボスタッフ オガタ