報告8(ルッコラの収穫とハツカダイコンの11月30までの様子;2713文字)(文:鈴木亮祐)
2018年12月 2日 (日)

はじめに
過去の私の記事(中間発表を除く)をすべて修正しました。理由は以下の3つです。
1つ目は、中間発表を作成するとき、そして報告7をアップロードした後写真の方向を直すにあたって、自分の記事を見てみましたが、1回目の報告を除きほかがすべて報告N(Nは2~6)としか書かれておらずどの記事に何が書いてあるかが開くまでわからないという状況だったからです。また報告7も同じやり方で書いてしまいました。
2つ目は、11月26日の渡辺先生の記事に文字数を記載することと、写真を全体像と部分の写真を2枚ずつ合計4枚載せるように書かれているのを拝見したからです。その記事は報告7の後にアップロードされていましたがだからといってセーフだというわけではなくこれから記事を書くときに気を付けるとともに過去の記事についてもその記事の内容を反映させるべきではないかと思いました。
3つ目は、文字に色を付けたりリンクを張ったりと最初に記事を書いていたときには考えなかったことややり方を知らない・使いこなせていない方法について、今はわかっているため過去の自分の記事を見て「今の自分ならこう書くあるいは強調する」という部分が散見されたことです。
以上の理由から私は過去の記事を修正しました。具体的にはタイトルにその記事の大まかな内容と文字数を併記し、記事の見出しや私が大事だと思った個所に色を付けました。これで以前よりは読みやすい記事になったと思います。
さて、いよいよ12月になりました。寒さがより強くなり、風が強くなってきています。窓を見ると水滴がついているため、カビに注意しないといけないという気持ちになってきました。私は朝起きるのがつらく、起きて1~2分は震えていますが、植物にとってこの寒さはまだ平気なのかそれともかなり厳しいのか気になります。
前置きが長くなってすみません。今回はルッコラの収穫とハツカダイコンの観察結果について報告したいと思います。
① ルッコラの収穫について
11月27日(25日目)の午後8時32分に観察したところ、5cmに達している個体が出てきました。そろそろ潮時かと思いましたが、しかし、すでに歯磨きをしてしまっているため、また、大部分の個体は3~4cmであったため、収穫を見送りました。
11月29日(27日目)にようやく収穫しました。収穫した結果は、以下の通りです。
ちゃんと食べられるものの中で最大のものは5cm、次に大きいものが4.5cm、最小のものが2.4cmでした。また、クッキングペーパーについて観察すると、案の定カビが生えていました。
プラスチックのコップの中にコロニーのようなものを形成しているカビもいました。
このカビのせいなのかわかりませんが枯れてしまったものの割合はざっと2/3ほどでした。
ルッコラを食べてみたところ、とても辛かったです。カビに寒さにと劣悪な環境で育てた私への仕返しかと思うほど辛かったです。植物に枯れない程度にストレスを与えると味が濃くなると聞いたことがあるのでそのせいだろうかと思います。また言い表し難いですが、草の味がしました。植物だから当たり前だろと思われるでしょうが、しかし、キャベツやレタスなどのスーパーで売られている野菜ではなく、小さいころにしばしば食べていた名前も知らない野草や、木に生えている葉っぱのような味がしました。ちなみに食べ方は生でそのまま(ちゃんと洗いました。)です。本当はちゃんと調理したかったのですが、どんな料理があるのかよく調べないまま収穫してしまったためそのまま食べました。次回作るときはちゃんと調理します。
② ハツカダイコンについて
11月12日(36日目)の午後11時4分に観察して本葉2枚目の大きさを測ったところ、3.5cmの大きさになっていました。また、本葉4枚目が大きくなっていました。
また、2回目のハツカダイコンたちもそれなりに育っています。しかしまだひょろひょろで、ちゃんと根を張れているのか心配です。
11月17日(41日目)の午後9時1分に観察すると、本葉の大きさが4cmになっていました。また、新しい本葉が出てきました。
11月18日(42日目)に観察をしましたが、すでに出ている本葉は変化がなく、新しく出てきた本葉もまだ小さかったです。最初のころと比べて生育が遅いと感じました。この時の室温は16.6度でした。
11月24日(48日目)にハツカダイコンを見ると、倒れていました。どうにか土で覆い隠すことができましたが心配です。また、とても小さい葉が出ていました。しかし、あまりに小さすぎて撮影には失敗してしまいました。すみません。
11月27日(51日目)の午後8時34分、ついに小さい葉の撮影に成功しました。
また、本葉1枚目の大きさを測ると、4.7cmに、本葉4枚目は3.8cmになっていました。
加えて、2回目の個体も順調に育ち、本葉が少しずつ大きくなってきました。
しかし、気になることがありました。いくつかの個体の葉の表面にニキビのようなぶつぶつができていました。これが何であるのか、栽培に影響するのかわかりませんが、注意したいと思います。
11月29日(53日目)に観察していると、ある事に気が付きました。それは、本葉はある程度成長すると、葉に切れ込みが入って、大きいほうと小さいほうの二つ、左右合計で4つに分かれるということです。そうすることによってどんな良いことがあるかわかりませんが、しかし、1枚目の本葉はすでにそうなり、2枚目も片方には切れ込みが入って、だんだん1枚目に近づいていっています。
また、2回目の個体のニキビのようなぶつぶつは相変わらず残っています。
11月30日(54日目)に観察をすると、小さかった葉が成長していました。
全体像強調したい部分 小さい本葉
亀裂が入った本葉
どうやら死んでいなかったようなので安心しました。風で倒されて、茎が折れてしまい、その部分が露出していた時はもうだめかと思いましたが、生き残ってくれてよかったです。また、本葉1枚目が5cmになっていました。
本葉3枚目は亀裂が大きくなり、片方は完全に分かれました。4枚目は少しずつ分かれてきましたが、まだでっぱり程度です。
どうやら、出っ張る→亀裂が入る→本葉が分かれる、の順になっているようです。
2回目の個体については、午後10時23分に本葉が1.3cmになっているのを確認しました。また、ぶつぶつも収まってきました。
おわりに
今回はいつもとは違い長い記事を書きました。しかし、渡辺先生の記事に書かれていた、写真のアップロードについて、11月30日の観察以外では遵守できず申し訳ありません。これ以降の記事ではちゃんと遵守し、観察時に気を付けます。
次回はハツカダイコンの観察結果を載せます。
今回の記事の文字数2713文字。
コメント
鈴木さんこんにちは
のっけから非常に真面目な報告で感心しました。過去記事まで気にされて修正しようとは、本当に偉いと思います。誰しも過去は捨て置いていくものですが、そこまで気にされるとは。写真、色、構成、確かに自分も進化するので目につく部分も出てこようとは思います。
そういえば私も職業柄いろんな県の人と接してきたものですが、鈴木さんの秋田の人は東北六県で一番フレンドリーで話しやすいものでした。(単なる主観)
さて12月、窓に結露がありますか。気密性がいいのでしょうか。水滴やカビを気にされる方もいますね。私は仙台は乾燥が激しくて、困ることの方が多いですね。個人的なことですが私が新潟大学に勤務していた時、冬は乾燥がなくて割と楽でした。雪は若さで克服してましたね。朝はフライパンを片手に、どりゃあああっと階段の雪を一気に除けていたものです。
雪で困ったことと言えば、やはり車でしょうか。今年の三月、真夜中に大館近辺を走行していたら雪でスリップ、崖から落ちました。4WDを過信してはいけません。愛車の日産キューブが大破(人間はなんともないのですが)しました。私と娘は「落ちたな......」「......」「ドア開かね―し......」という状態でした。
南国から東北大に来て、スキーでワッハーしてる人などはくれぐれも車の運転には気をつけなくてはいけません。
さて、ルッコラの報告です。歯磨きとあったのですが、夜なので夕食後の歯磨きだったのでしょうか。ちなみに、子供時代の
歯磨きは食べた後直ぐに磨いて、酸で虫歯になるのを防ぐ、ものです。大人になると虫歯よりも歯周病の方が問題となりますから、一回の時間を長く取り(最低5分ないと全ての面を磨けない。できれば10分)、むしろ毎食後でなくともよいものです。歯周病の原因になる歯周ポケットの嫌気性菌は2日程度で増殖します。回数よりも一回当たりの丁寧さが重要ですね。ちなみにですが若い人は歯の色を気にする人が多いのですが、これは年を取るに従って歯の結晶構造が緻密になり、光を透過しやすくなるので歯の内部の黄色の部分が見えやすくなるためということが多いのです。実はその方が自然であって、しかも歯の強度が高くなることなのですが。
栽培はどうしてこんなにカビたのか、実は私にも分かりません。通常ならこの季節ではあまり腐敗しないものなのですが。どういう環境なのか逆にこちらが知りたいと思うくらいです。味について、そうだったのでしょうか。実は私もルッコラのスプラウトを食べたことがないのです。アブラナ科は辛いものが多い(それが良い)ですね。
ハツカダイコンの生育観察はとても細かいもので、見ていて分かり易いものですね。子葉のニキビ(?)はあまり気にしないで下さい。鉢の土がもうギリギリいっぱいで水やりが難しいのではないでしょうか。対策としては、ゆっくりと水やりして、鉢底から水が出るのを確認して下さい。写真では土が乾燥しているものもあるので、こちらとしては一回の水の量が足りているのか心配です。
葉の切れ込みによく気が付きました。ダイコンの葉はこういう切れ込みが入るのが特徴です。その時系列的な追い方、よく見ましたね。
土寄せもうまくやっているようです。このままいけば展開ゼミ終了時には収穫できるでしょうから、きちんと栽培していきましょう。
ではまた
ラボスタッフ オガタ
あ、それから文字数多くていいですね。しっかりした報告になっていると思います。