東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

11.傷ついた葉っぱ(工:水口竜一)

2018年12月24日 (月)

葉っぱが何かに当たったかこすれたかをして、少し傷ついていました。

実家の畑仕事の手伝いで植物を見る際にはよく見た傷ですが、それは大方、台風などで小石や木の枝が当たったときのものだったはずだと思うと、今回の傷は何によってつけられたものなのかが気になります。(ベランダには葉に当たる位置にひっかくようなものは一切ありません。また、先週から今日までに小石が巻き上がるほどの強風の日はなかったので、小石でもなさそうです。)

予想では、何らかの虫なのではないかと思っていますが、この時期に葉によってくるのは何の虫なのかまでは予想がつきませんでした。(花のつぼみも見当たらない現段階でよってくる理由などあるのでしょうか...)

水口です。

聖なる夜に一人さみしく雑談でもしようかと思います。(パーティーは既に昼間にやったので別に辛くはないですが。)

オガタさんの植物の話は(お世辞などではなく)毎回とても面白いです。水滴が凸レンズの働きをして葉焼けをしてしまうことなど、初めて知ることがとても多くてありがたいです。

私は生物分野は、遺伝子や細胞小器官など、ミクロな視野が高校では主体だったこともあり、実生活との関連性が見いだせず、その影響で覚えも、テストの点数も、いまいには成績も悪くなり、苦手意識を持つようになっていましたが、このように見える部分を起点にした話はとても面白く感じます。(「なのでもう一度生物をやってみようと思います」とまでは言い切れない自分がいるので、やはり高校の時に相当な苦手意識を持っていたんだろうと思います。)

これからも楽しみにしています。

そしてもう一つ、食に関してですが、オガタさんに言われて、笹かまを食べたことがないことに気づきました。かまぼこといえば、私の地元(静岡県"東部")では、小田原の鈴廣かまぼこをよく食べていたように思います。

ちなみに笹かまは普通のかまぼこと同じように、わさび醤油で食べるのが一般的なのでしょうか...

地元の方じゃないといい食べ方は分からないので今回も返信を待つことにしようと思います。

さてさて、最近雑談部分が大きくなってきているように感じますが、ここからはやっと本題です。

...といいましても、今週起きた(?)ことと言えば、(どちらもたいしたことではないですが、)ひとつは先生に言われたとおりに水菜に多めに水をやったところ、その三日後にやっと土がほのかに乾き始めた程度で確認すると、それまでに雨が降っていないにもかかわらず、鉢受けに水がジャバジャバになっていたことです。

何事にも加減は必要だと思いました。

(写真を撮ろうかと思いましたが、伝わりにくいと感じ、撮りませんでした。)

もう一つは、茎ブロッコリーの子葉もしおれていたので、除去したことです。

下の写真は除去した子葉のうちの一枚の、除去前の様子です。

20181224231438-45c87a3bab3d2c7809d3b5aa21348752d199a676.JPG

他には特に何も起きなかったように感じます。「何もないことが幸せ」とはよく言ったものですし、野菜の栽培という意味ではこの上なく順調でありがたいのですが、ブログを書くという面では少し物足りないようにも感じます。

まぁ何はともあれ、最後に全体として、今週の野菜の写真を報告いたします。

(葉の広がりがよくなってきたこともあり、今週からはプラコップの位置を変えました。)

20181224230901-f0c4f39e06192f8791dedb2769c3738bcd1056b3.JPG20181224230946-9659b7f845a98a3b8b5e3038efdca6819a6b07ee.JPG今週は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。

p.s.年末に実家に帰っている期間がそれなりに長いことと、実家に運ぶのは私の他の荷物的に厳しいことから、年末は100均のこの道具を使って水やりをしてもらおうと思っているのですが、何か気をつける点はありますでしょうか。また、土のどのあたりに刺すのがいいのでしょうか。このことについても少々ご教授いただければ幸いです。

コメント

水口さんこんにちは

 葉の傷、よくある感じですね。これは害虫ではなく確かに傷か何かでしょう。傷でなくとも、成長途中に何かの生理障害でこうなることもあります。逆にもしも害虫でしたら、春夏に多くいるモンシロチョウでしたら、幼虫はもちろん葉を食べますのであっという間に食い尽くします。

 私事ですが、クリスマスイブには、ファミチキと山崎パンで済ませました。街を歩いていてたくさんケーキが売っているかと思いきや、予約販売が多くてあまり置いてないのですね。娘が帰ったら超遅いクリスマスで二段ケーキ作りに挑戦しようと思います。というか、娘がぼっちクリスマスでなかったかどうか心配ですね。

 生物学は私が言うのもなんですが、とても面白いものです。逆に物理数学は本当に分からず、私にはあまりに遠い学問です。コマがなぜ倒れないのかも未だ分かりません。包丁を引くとなぜ切れるのか、パイプを中空にするとなぜ強度が増すのかも分かりません。まあ、こういう学問の好き好きは人によりますね。私は物理の教科書を読んだ記憶もなく、表紙がどんなだったかも分からないのですが、生物では副読本の絵柄やページまで完コピです。まあ、本来は多くの学問を知って、幅を増やすべきですね。

 笹かまは仙台人は、わさび醤油でも食べるのですが、それほど頻度は多くありません。薄切りにしてサラダに入れ、マヨネーズと合わせる方が多いのではないでしょうか。それと最も忘れてはならないのが天ぷらですね。普通の蒲鉾は天ぷらにあまりしませんが、笹かまは食感がいっそう良くなります。しかも暖かいと油にもよく合います。これを食べないで仙台での生活を終えてはいけません。

 さて水やりについて、鉢受けから水が溢れて周囲が水浸し、でも困るのですが、鉢受けに貯まる分には問題ありません。

「何もないのが幸せ」、ずいぶんと哲学的な言葉です。年寄りが人生の最後に語りそうですね。それは確かに、その通りですね。

 帰省中の水やりですが、そういう器具を使うのもいいことです。出来れば一日使ってみて、一日でどれくらい水が出るものか確認した方がいいですね。製品によっては一気に水が出てしまい、意味がない商品もあります。あ、刺す位置はどこでもかまいません。多少根を切ってしまっても問題ありません。

 受講生にたいてい言うには、帰省時には日数にもよるのですが、たいていは深皿か洗面器を使って鉢の下部1/3の腰水にすれば対処できるものです。水が多いとなぜダメかは考えて下さい。

 考えるのが大事ですね。私も、最近分かっているようで分かってないことが多いと思います。

 この前、本屋でふと楽譜を手にしました。カラオケで歌うような歌謡曲の楽譜を見ると、意外なことが分かります。高音域がけっこう上なものが多く、私が出せる声域を越えているものも多いんです。つまり、それらを歌う場合、自分では歌えてるつもりでも実際は歌えているはずがなく、当然調子外れだったというわけです。自分が分からなければそれで幸せとも言えますが分かってしまうと妙な気分ですね。

ではまた

ラボスタッフ オガタ