東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

13.口の中に幸せが広がる(工:水口竜一)

2019年1月 6日 (日)

明けましておめでとうございます。水口です。

今回のトップ画像は、先日行った松島で食べた海鮮丼です。

(お正月らしい写真ではないことは申し訳なく存じます。)

多くの海産物が丼の中に広がっていて、"口の中に幸せが広がりました"。

(上記表現の引用元...某TV番組での駅弁評論家上杉剛嗣氏の発言 ※上杉氏の駅弁紹介サイトはこちらです。)

駅弁とは今回はあまり関係がないのですが、至極的を得ていると思い、今回はこの表現を使わせていただきました。

そして、先週書いた通り、笹かまを色々な食べ方をした感想を記しておきたいと思います。

まずはそのまま食べてみたのですが、普通のかまぼこと比べて、身が詰まっている、いい意味で重たい感じだと思いました。

...と、ここでは書かせていただきますが、正直実際に食べた瞬間に一番に思ったことは「はんぺんみたい」でした。

そしてその時にさらに思ったことは、「そもそもかまぼことはんぺんって何が違うのか」でした。この疑問は、このサイトによって、「はんぺんはかまぼこの一種」と判明しました。(つまり私の思いは、ある意味ただ単に当たり前のことを言っていただけということになります...。) (以上豆知識でした。)

少し話が逸れましたが、次の食べ方に対する感想を記します。(もうしばらくお付き合いください。)

次は、(伊豆特産の)わさびをすりおろして入れた醤油をつけてみました。もともと普通のかまぼこを食べるのにもこれが最も好きだと言うこともあり、個人的には一番好きな食べ方だったように思います。

あとは、オガタさんがおっしゃっていた、サラダに入れてマヨネーズで食べる、を代替するべく、笹かまをレタスで包んでマヨネーズで食べてみました。マッチングはよかったのですが、個人的にはわさび醤油に比べてパンチが弱くなったかなぁ、といった感じでした。

最後に、これもオガタさんに教えていただいた、笹かまのフライですが、これは魚の甘みがぐっと出て、別の土俵のおいしさといった感じでした。今回は笹かまのみで揚げたものしか作れませんでしたが、ネット上に笹かまの中にチーズ等を入れて揚げるレシピもあったので、次回はこれらにもトライしたいと思っています。

さて。ようやく雑談部分を通過して、本題に入ります。

本題なのですがはじめに、先週書き忘れたことをこの場を持って補足させていただきます。

私の先々週の投稿で、ペットボトルの口につけるタイプの自動水やり機を使うつもりだと記しましたが、それを結局やらなかった理由についてです。

オガタさんがおっしゃっていた、「どのくらいのスピードで水が出るのか」を、帰省前に検証したのですが、12時間で500mlのペットボトルの水は全てなくなってしまいました。

これですと、例えば2Lのペットボトルをつけてやってみたとしても、丸二日後にはなくなってしまいますし、さらにその間は逆に水分過多になることが予想されたので、却下しました。

ちなみになんとかして使えないか、水の出る穴を減らす等の工夫はしてみましたが、全て水泡に帰しました。(水だけに...)

......さて。外と同じくらい寒くなったところで、今週の植物の状況について書いていきたいと思います。

まずは、7日間の帰省から帰った直後の植物の様子です。

20190106140811-f82ed05a1cdaacbae7f4d5ad3f3627326a21d3dd.JPG20190106140944-92676b14a14c6e527005fc003e16b347fde56ea5.JPG下の皿の水は二つともになくなっていました。

既に夜中だったので、土の乾き具合を撮るために接写を試みましたが、ピントがどうしても合わなかったので、上の写真でご勘弁ください。

今回驚いたことは、手前にあるプラコップ茎ブロッコリーが、未だに元気そうにしていたことです。

正直、もっとへたっていたり、葉がしおれていたりするのを予想していたのですが、やはり仙台の気候が幸いしたのでしょうか...。

それよりもむしろ、水菜が少し下を向いたように感じるのですが、これが水不足によるものなのか、純粋に成長して重くなったからなのかは分からないので、しばらく水やりを継続してみて判断できればと思います。

そして、先ほどのプラコップ茎ブロッコリーにしても、見えないところでストレスは受けているはずなので、実食時の味の違い等もあるのかはいずれ確認したいと思います。

今回の投稿は、観察に時間の幅がないため、結果報告のみとなります。

水菜はそろそろ食べてもいいように感じますが、茎ブロッコリーの方の成長が、あと数週間以内に食べられるまでになるのかが気がかりです。

最初に描いていたよりもすこし茎ブロッコリーの成長が遅いのですが、これは普通なのでしょうか...。追肥等の処置を行ってもいいのかの判断も出来ないため、怖くてやっていません...。

なんとかいい感じにまとまってほしいと思っています。

ご覧いただきありがとうございました。
(1911字)

コメント

水口さんこんにちは

 いや~~~、これは豪勢な海鮮丼です。これは凄いですね。松島思いっきり観光しているではありませんか。実は私も先月松島に久しぶりに行って、その時にホタテ浜焼きを食べてきました。う~むむ、海鮮丼にすべきだったか......

 さて笹かまの食べ方のレポ、楽しく拝見しました。ちなみにですが、ワサビは意外なことにアブラナ科植物です。辛味成分がありますね。英語でもWASABIで通用するようです。冷涼な清水で栽培するもので、信州、静岡、岩手が名産地です。

 笹かまの食べ方の自分好みを探して下さい。おっしゃるように魚の甘みと、通常のかまぼこにはない柔らかな弾力が持ち味です。私はしないのですが、人によっては唐辛子マヨネーズや、ひじきの煮つけに入れる場合などもあるようです。

 さてさて、植物の様子を見ますと帰省も無事乗り切ったようです。水やりキャップはしっかり検証した結果、使わなかったんですね。しかし、12時間で流れ出るキャップというのも使いにくい商品だと思います。鉢受けから溢れるだけになるでしょうか。

 しかしさすがに7日経って土はかなり乾いてますね。これは確かに年末年始の気温が低く推移したため大丈夫だっただけで、もし馬鹿陽気な日があればアウトだったような気がします。そう考えるとかなり危ないところでした。直ちに充分な水を与えたでしょうか。ミズナの葉が下を向く、というのはもちろん水不足です。この程度なら全然大丈夫な範囲です。ブロッコリーの方はわりと硬めな茎葉を持っていますから、萎れはそうそう見えません。逆に萎れていたらアウトでしょう。

 追肥については、順当に10日に一度のペースで与え続けて下さい。収穫時期ということで、ミズナは葉を食べるものですからもう食べることができます。展開ゼミ終了後、随時収穫したらいいですね。ブロッコリーは花芽を収穫するものですので、まだ先の話です。展開ゼミ終了後、余力があるなら地味に栽培を続け、冬を越して出てくる花芽を見て食べるのがいいですね。その前にただの茎葉を食べてしまうのもアリですが、どんな味なのか、実は私にも分かりません。

ではまた

ラボスタッフ オガタ