東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

第十三回報告(法:川崎陽)

2019年1月11日 (金)

どうも川崎です。今回の写真はもうすぐ受験期ということで、昨年受験終わりのご褒美に行った旭山動物園のフクロウの写真です。

それはさておき、先日またもや雪が降りました。また風花が多く見られ、これが東北かと感じています。寒い日が続いているので、手がかじかみ真っ青になることなどがあり、体力、気力の削られる場面がとても多くなってきましたので、より一層食事に気をつけていきたいと思います。というわけで、私の今晩の食事を載せておきます。

また、最近はテストが近づいてきたこともあり、勉学に追われることがおおくなりました。そういった中でもきちんとやるべきことはやれるように余裕を持って行動したいと思います。

それでは本題に入らせていただきます。


日付:1月10日(木)

時刻:11時7分頃

室温:14度

まず、全体についてです。

新しい場所に移ってから時間が経ちました。全体としての凹凸具合は相変わらずですが、後から芽が出た2株の成長が見られ、徐々にですが凹凸が解消されて行っていると感じています。そのうち、変わりのないように育てば嬉しいです。秋よりも日が沈むのが1時間ほど早いので、光量の問題は依然としても凝っていますが、その点も観察していきたいと思います。

次に各株についてです。

前回と同じように下記の画像に割り振られた番号の順で報告していきます。

① について

前回の報告の時よりもだいぶ一組目の本葉が成長し、前回はcmであったものが、現在はcmにまで成長していました。本葉が出るまでは子葉の異常から成長しているのかどうかということが怪しかったのですが、成長を感じることができ喜んでいます。また、2組目の本葉の芽が出、茎・根も上部を支えることができるように今のところなっているのでこの調子を維持したいです。

② について

この株も本葉の本数を増やしています。3組目の本葉の葉も出てきており、成長を感じさせています。しかし、①とは違って茎がしっかりとしていないために上部の重みに耐えきれていない様子でした。何回か土寄せをしてみて自立を促していましたが、全然自立しないために、このまま倒れてしまっても嫌なので、今回思い切って③、④にも行ったように紙の輪で補強することにしました。これにより倒れにくくなりました。しかし、水やりの際に紙が濡れてしまわないように気をつけることが少し面倒ですが気をつけて栽培したいと思います。

③ について

一番大きい株なのですが、今の所一番の心配がある株でもあります。葉の白化が見られています。進行は止まっていますが、以前になった部分はいまだ残っています。その部分を少し触ってみたのですが、乾燥しており、枯れ葉のような感触がしました。触っているとシャカシャカと乾いた音がしました。白化は休み以前から起こっていたので、水が少なくなったことにより乾燥したわけではないと思います。葉が枯死したために、葉脈に水が流れなくなったという理由かなと考察しています。壊死が進むことが怖いので枯死していると思われる部分は切り取ったほうが良いのでしょうか。花を育てていた時は枯死した葉はとっていましたが、今回は葉全体が枯死したわけではないので無理にとってしまって後々の健康に関わってくると怖いので手を出しづらくなっています。他に変わったことといえば、葉先に少し黄色い斑ができていました。これがなんなのかはよくわかりませんが、病気でなければいいなと思います。

④ について

2番目に大きな株についてです。初めのほうに出てきた葉よりも幅広の葉になっています。しかし、この株にも白化は一時見られていたのでこれから起きないかが心配です。また、本葉が新たに生えてきているなど、成長はいまだに続けているのですが、太さというか力強さというかそういうものに③とくらべてかけているような気がしています。これから太くなるのかがわからない分心配です。いずれにせよ③の株にも頼りなさそうな時期はあったので、見守っていきたいと思います。

(文字数:1630)

コメント

川崎さんこんにちは

 ふくろう写真は言われないと分からないものですね。当たり前かもしれませんが動物が冬にあの旭川で生存できているのが驚きです。それで、今晩の食事というのは? この写真がそれという意味でしょうか。

 日の長さは、だいたい1日で2分変わると憶えておくと便利です。つまり、日の出も日の入りも共に1分ずつ変わります。そうすると夏至と冬至では、日の入りが180分、つまり3時間違いますね。なんとなく感覚に合うのではないでしょうか。厳密に言えば、緯度が高い程変化が大きく、確か札幌と那覇では30分以上は違ったような気がします。

 全体としてホウレンソウは成長していますね。なんとかこの冬の悪条件でも頑張ってくれているようです。目をかけて丁寧に栽培しているのがよく分かります。

 葉の白化、これは何でしょうね。べと病などの病斑には見えないので、とりあえずはこのままにしておいて下さい。急速に拡大するようなら報告下さい。辺縁の黄色もそうです。明らかな病気でない限り葉を切り取るのはやめておいた方がいいですね。成長が遅い時期の貴重な葉ですから、一枚でも惜しいものです。葉の途中で切るという考えもありますが、かえってダメージになり、しかも病原菌が取れないという状態になりかねません。

 葉の形態について幅が出てきたというのはとてもいいことですね。ホウレンソウは徒長すると軟弱になり、葉が細くなります。そこから回復基調にあるということですね。

 最後ちょうど街で見かけた看板の写真でも置いときます。意味は分かるのですが、一瞬、服切るなよと言いたくなります。

20190111203519-e8585576e1d26371bacc729d903e3bfd465b7c0a.JPGではまた

ラボスタッフ オガタ