14.育ってきた環境が違うから♩(工:水口竜一)
2019年1月15日 (火)
今週もお越しいただきありがとうございます。水口です。
通常投稿回が今回で最後ということで、今回の雑談は私が興味本位で調べた内容です。
冒頭に出した写真は、水菜とセロリの先端部分を並べたものです。左側がセロリ、右側が水菜です。
(ちなみに題名はSMAPの「セロリ」の冒頭部分です。お気づきになりましたか??)
私はセロリが好きで、よくスーパーでセロリを大きな状態で買ってくるのですが、先日セロリを見ていたら、「葉が水菜と似ているのではないか」と思い、並べてみました。
(そこまで似ていませんでしたが...)
しかし、もしかすると植物の分類は同じなのではないかと思い、少し調べてみました。
セロリ...セリ科オランダミツバ属 情報元
水菜...アブラナ科アブラナ属 情報元
全然違いました。ここからもう少し広げて、それぞれと同じ分類になるものを調べたところ、
セリ科...ニンジン、ミツバ、パセリなど 情報元
アブラナ科...ダイコン、キャベツ、ブロッコリーなど 情報元
と出てきました。セリ科の類似点はあまり思いつきませんでしたが、アブラナ科の方では、ダイコンと水菜の茎葉が、茎にひだ(?)をつけるような葉の形になるという点で似ていると思いました。
たしかに、水菜と比較すると、セロリよりダイコンの方が似ていると思い、納得できました。
これからもこまかく気になったことは調べてみたいなと思います。
さて、本題に入ります。
今週ははじめに全体の写真を載せます。
全体的に大きくなってきています。以下では細かく見ていきます。
中心部分に葉が詰まってきました。そろそろ花のつぼみができはじめて、食べられるようになりそうです。この投稿内で食べるところまでは記せませんでしたが、しっかりと最後まで面倒を見て、食べてあげたいと思います。
次に水菜です。かなり大きくなってきたことと、先週までのオガタさんからの助言や、他の水菜を育てている方の現況などから総合的に判断して、長くなった部分のみを選定して21本を収穫しました。
そして収穫後の水菜の状態がこちらです。写真だとそれなりに残っているように見えますが、実際にはかなり減りました。
そして、この収穫した水菜は、煮汁などで栄養を無駄にしないように、水菜をゆでる煮汁まで食べられるものを考えた結果、和風スープパスタにしました。煮汁はそのあとに水溶き片栗粉をまぜてとろみをつけ、スープにしました。
下にある麺と絡まっているのが水菜です。上の緑色の葉は大葉です。食べたい量を作った結果、いつものパスタに使う皿には入りきらなかったので、ラーメンどんぶりにパスタが入っていますが、そこはご愛敬と言うことでお許しください。
先日、金さんのこの投稿を見たのですが、水菜の茎が青くなった理由として、オガタさんの返信で、麺に入っているアルカリの作用であると聞き、今回はあえて麺と水菜を同時にゆでてみました。(水菜の食感を残したかったため、鍋に入れる時間は調整しました。)
写真ではわかりにくいですが、確かに少しだけ青くなったように感じました。ですが、金さんの時ほどではありませんでした。
アルカリの量の差なのかなと思いました。
見た目は悪いですが、とてもおいしく食べることが出来ました。(この写真を何人かにみせた時に全員がそばかと思ったといったのは若干不満でしたが...。まあ男飯は見た目より味ですよね!)
残りもタイミングを見て収穫し、食べたいと思います。
今週は以上になります。
最後に今まで育ててきた野菜を食べている内容を挙げられてよかったです。
最後まで、そして今までご覧いただきありがとうございました。
コメント
水口さんこんにちは
今回の題名は哲学的に深いです。そこにあまりにミスマッチな四分音符、なかなかやりますね。と思いきやスマップとは、だだ下がりになりました。
セロリが好きとは驚きました。子どもの嫌いな野菜ピーマン・ニンジン・タマネギに並ぶものではありませんか。セロリの匂いが好きであれば、野菜ジュースにはたいがい入っていますから適応できていいですね。
セリ科は確かにニンジンとミツバでは違って見えますね。ただしよくよく見てみると葉でも類似点があります。本当は花で見ればよく分かります。細かい花がいくつかまとまっていて、更にそれがいくつかの塊りになって一つの茎についています。
しかしセリ科セロリとアブラナ科ミズナの葉が似ていることによく気が付きました。植物の進化上、違うコースを辿っていても、置かれた環境にマッチする上で、再び似たような形になることがあるんですね。つまり環境に適応する戦略を練ると同じ作戦になるということです。葉のギザというのは、葉の強度と面積、風通しなどを考えると普遍的な戦略なのですね。似たようなことで哺乳類が海に進出すると魚に似る、イルカになったりします(尾ヒレが魚は横、イルカは縦といった違いはありますが)。
さて植物の全体写真ではとても立派に見えます。まだブロッコリーは花を持つような大きさではありませんが、早春の頃には花を持って小さくともブロッコリーが収穫できそうです。楽しみですね。
そしてミズナは収穫されましたか。展開ゼミではそうやって外葉から順次収穫という作戦も全然ありです。植物を有効に使いながら、長い期間収穫できます。収穫の手間は要りますがより家庭菜園的ですね。
食べ方はサラダではなく煮るほうですか。しかもパスタとは。それでしかも片栗粉を使うという妙に凝った作り方です。和風でシソを使うスープパスタ、なんだか凄いものです。
他の受講生の記事を見て、試してみるという姿勢がいいですね。結果はその通りです。パスタは麺とはいえアルカリは加えられていません。そのため色は変わりませんでした。中華麺なら、内容物に「かんすい」があり、アルカリですから色が変わったでしょう。
それで、蕎麦に見えるのもそうですね。色の基調がそうですから。
ちなみにですが、パスタなら私はたいていカレースパにします。レトルトカレーをそのままかけて食べます。ご飯とは違う食べ物になり、なかなか良いですよ。
さて水口さんは牛タン好きだったでしょうか。しかし、以下のものはどうでしょうか。
仙台はどんだけズンダ推しかと思いますね。
ではまた
ラボスタッフ オガタ