東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

種の袋は下から開ける(経:小松香於里)

2019年10月14日 (月)

投稿が遅くなりごめんなさい。経済学部1年小松香於里です。
学友会ボート部のマネージャーをしています。合宿や土日の練習で選手にご飯を作るのが主な仕事です。
自分の作った野菜を一口ずつでいいのでみんなに食べてもらえたら楽しそうです。
さてさて育てる野菜は以下の3つです。
□カイワレ大根
□小さい大根 小太郎
□レタスミックス
初回の授業10/3の次の日から、ボートの大会のため埼玉に向かいました。
10/13まで埼玉にいる予定でしたが、台風のため11日の晩に戻ってきました。
植物も一緒に埼玉に連れて行きました。埼玉では取り急ぎカイワレと小さい大根を育てることにしました。
が......。

~小さな大根 小太郎編~
10月6日 (日)
PM 14:00  26℃ 湿度73%
種をシャーレにまく。
過去ブログより発芽までは乾燥が悪いと考え、霧吹きで1時間おきぐらいに湿らした。
夜まで観察したが変化なし。

10月7日 (月) 24℃ 湿度70%
午前中変化なし。
午後、小さい大根の種子一つの殻が割れた。

10月8日 (火)25℃ 湿度68%
昨日、殻が割れた1つ以外に変化なし。
発芽に日光がよい影響がないことを考え、段ボールにいれてみる。
夜みるともう一つ殻が割れていた。

10月9日 (水)
殻が割れていた4つの種子を紙コップに土を入れ埋めた。種子を土の上に乗せ軽く上から土をかける程度にした。
湿度を保とうと考え、ラップを張り一日に三回程度、一回に4プッシュほど霧吹きにて水を与えた。
日の当たる窓辺に置いた。
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10月10日 (木)
目が出る様子はなかった。しかしシャーレに置いておいた別の種子の殻が割れていたので、その種子も紙コップに移した。
昨日と同様に水を与えた。
10月11日 (金)20℃ 湿度 80パーセント 雨
朝見ると3つ芽が出ていた。
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この日の午後、テレビから流れる今回の台風の猛威を見て、仙台に帰ることが決定しました。
土曜日ボートコースの水があふれ艇庫の一階が浸水しました。帰れてよかったです。

自分のなかでは順調と思われていた小さな大根小太郎ですが。。。
10月11日 (土)
仙台に戻り、取り出してみるとせっかく出ていた芽が折れていました。。。そしてすでにもう助長している気もするではないか。。
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急いで植え替え水を与えても元気が復活しません。
月曜日までに復活しなかったら種子からもう一度丁寧にやり直したいです。

〇原因と対策〇
・過去ブログを読めていないため、自分の独断で進めてしまった。知識不足が大きい。
→もっと自分の育てる植物の情報収集をすべき。
 ことが起きてから調べるのではなく、事前に対策をすべき
~カイワレ大根編~
10月6日 (日)種子を紙コップへまいた。
8日
カップのそこにひいた湿らしたティッシュに埋もれた種の殻が割れていた。
他の種は殻が割れていなかった→湿度が足りなかった。
カップにラップをかけて様子を見る。
午後 他3つ 殻が割れる!!
10日
順調に次々と芽が出てきた。
12日
仙台にて見てみるとカイワレ大根はちゃんと生きていた。
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 非常に大雑把なブログになってしまったことを謝罪します。
いまから過去ブログ読み漁ります。
大根をもう一度やり直すべきか悩みます。きっと決断ははやいほうがいいはずです。
ではまた。

コメント

小松さんこんにちは

 マネージャーというのはこまこま仕事があるものです。まあ、ご飯作りが主になるでしょうか。うちの娘も水泳部のマネージャーですが、そんなようなことを言っていました。ついでに言えばうちの娘は、文系&大学から歩いて5分&バイト無し、というトリプルコンボで暇があります。それを活かして水泳部マネージャーと、大学の吹奏楽部を兼部しています。吹奏楽部はほぼ女子なので見込みが無くとも、水泳部くらいは彼氏候補がいてもいいんじゃないかと思いますが、どうなんでしょうね。親としては卒業前に捕まえておくべきじゃないかと考えるのですが。案外水泳部にも女子が多いのは誤算です。

 話は戻り、大会でそんなに長いこと埼玉に行っていたのでしょうか。馬渡さんの話ですと土日とか。まあ、出身が浦和とのことなので戻っていたのでしょうね。

 発芽の観察はとても細かいことです。不思議なのは馬渡さんと違って段ボールで覆ったりしていたんですね。そして、移動途中に残念ながら折れたものもあると...... ついでに言われる通り徒長も始まっています。ダイコンは子葉の下の胚軸が伸びやすい植物なのですが、普通より確かに伸びてしまっていますね。

 鉢に植え替えたのなら、しっかり日光を当て、水をやりすぎないように(数日に一度たっぷり与えたらそれでいい)しましょう。回復するかどうかは分からないのですが。ただし、鉢に最初から三株だけというのは少ないと思います。後で数を間引いて減らすにせよ、最初はもう少し多くてもいいですね。他の方のものを見ると7、8程度が多いと思います。単なるスペアという意味ではなく、互いに助け合う効果があるために、数が要ります。そのため二回目の播種を始めてもいいですね。そして暖かい室内で根が伸びだしたらすかさず鉢に追加で移せばいいです。ダイコンは他よりも低温に耐えますので、まだ間に合います。

 スプラウトは、ちょっと水が多すぎ、そして遮光が悪すぎです。他の方の記事を見て参考にしましょう。湿度の問題は気にしないで下さい。確かに湿度が低いと乾きやすくなり、油断すると干からびます。ですが、過湿でカビるよりずっとマシです。もう一つ、ラップで覆ったらいけません。植物も呼吸してます。これでは種子の栄養分を使って呼吸することができなくなり、枯れてしまいます。アルミホイルで軽く覆う分には酸素の通り道があるのですが。

さて、学祭も近付く中ではありますが、また修正をかけられるように記事を上げてください。変化を全部載せようとするから大変なのです。観察は要点で結構ですよ。

ではまた、お待ちしています。

ラボスタッフ・オガタ