東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

すみれかぶ成長日記④~間引き~(経:馬渡那奈)

2019年11月 1日 (金)

こんにちは、すみれかぶとのらぼうなを育てています。馬渡那奈です。
前回のおがたさんからのアドバイスの中に、段ボールに入れることで日光の妨げになっていないか、という心配がありましたが鉢よりも低い高さなのでおそらく大丈夫だと思います。

今回は、前回のブログの最後でも触れた通り、間引きを行ったのでそれについて書こうと思います。
とはいえ、間引きなどもちろんやったことがなかったので過去ブログを見てやろうと思い、褒められていた番場さんの間引き&土寄せを参考にして行いました。おがたさんからのアドバイスに、土を足すのは、必要だったらとのことだったので、足すだけにしました。


まずは、間引きする前です。
20191101203109-97d59ca3dad6922e8ee54e9403894370c2c94893.jpg上から見るとわかるのですが、葉同士がけっこう重なっていました。下にあり陰になってしまっている葉の一部が白く、太陽が当たっていなかったからなのかな、と思いました。また、これまでは双葉だったのですが、双葉の間から1本 本葉が出ていました。。この本葉がこれから増えていくかな、と思うと楽しみです。
間引き後です。
20191101204511-a5d7d6d1ec9e176937bf1495613d4fcdd3c133de.jpg5本くらい残せばいいとのことだったのでそうしました。上から見て重なる葉がないよう気をつけました。間引きした後は伸びていて倒れそうな苗の根元に土を増やして支えるようにしました。

のらぼうなも同様に間引きを行いました。20191101204625-08a971eb76f56e566a69c7ff12075ef05628c592.jpg

20191101204706-eda0ec7d0e22f6bcd8670d88dc5adeb416110cc3.jpgすみれかぶの本葉です。子葉とは全く違って、ギザギザしていました。20191101204815-3a0f4ce1d0abe1c8af266c000438a61ebd8a028f.jpg

間引き後の様子です。これは、10月31日朝にとりました。本葉の数がけっこう増えていてうれしかったです。

まずは、すみれかぶから→20191101205219-9766adcdef9be170e39d378ef32c7de2e1677c90.jpg20191101205302-179c6d7b4223daa27d535c9ae7593588f51b7fac.jpgのらぼうなです20191101205425-c67828eb334ee53ccc27f0a5407213bdb1f4f807.jpg20191101205934-572dc407fb31ea80b835cde337a2afb2a228d37b.jpgこのまま順調に成長してほしいです。

コメント

馬渡さんこんにちは

 今回は「間引き」というテーマに絞っての報告ですね! そのように伝えたいテーマを絞ると、とても読者も読みやすくなります。

 さて現在学園祭です。いつもこの時期と決まっていますので気温の年変化が分かりやすいものです。今年は体感的に例年よりも暖かいですね。いつもは外に長くいたくない程度なのですが、今年は特にそんなこともありません。

 先ずはすみれかぶです。播種からの経過日数が分からないのでなんとも言いずらいのですが、わりと茎が細めかな、と思います。しかし徒長は最小限に抑えられている感じがします。

 鉢の中央部で確かに混みあっていますね。間引き後は非常に適切な間隔になっています。なかなか良いセンスです。こんな感じで、以降も必要があれば順次行って下さい。最終的に何株残るのか実はまだ分かりません。当研究室としてもスミレカブをお渡しするのは今年初めてです。なんとなく2、3株かなあとは思っていますが。

 増し土も適切です。ついでに言うと鉢土の乾燥、湿潤度合いもいい感じです。萎れていませんし、ベタベタに湿っていることもなさそうです。

 ベラボウナの方も適切に間引きされ、鉢に比較的均等に分散されているように見えます。

 間引き後の成長も比べてみるとはっきり分かりますね。本葉はその通り、子葉に比べたらギザがあります。あ、それともう1、2週間もしたら追肥の時期だと思います。他の人のやり方、あるいはそれについてのコメントに留意して下さい。

それではまた、報告お待ちします

ラボスタッフ・オガタ