東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

第4回 ハツカダイコン驚異の生長(教:日野原柚葉)

2019年11月 6日 (水)

この記事を書いている今日、IKEAに行ってきました!私の記事に度々登場しているサメのぬいぐるみですが、展示の仕方がパワーアップしていたので思わず写真をとってしまいました。これだけのサメがぎゅうぎゅうに詰められていると水揚げされたみたいにみえます・・・。サメとパンダ、かわいいですが世界観が謎ですね。ちなみにこのパンダのぬいぐるみは実家にあります。今日一緒に行った友達はIKEAに行くのが初めてだったのですが、楽しんでもらえたようなのでよかったです。

それでは本題に移りたいと思います。


目次

1.赤茎カイワレ大根栽培開始

2.サニーレタスとハツカダイコン

3.改善点と次回予告

赤茎カイワレ大根栽培開始

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ついに栽培開始しました。サニーレタスとハツカダイコンの初期生育が落ち着いたら始めようと思っていたら、初回授業から1ヶ月も経ってしまいました・・・。

栽培するにあたってカップの底にはキッチンペーパーを敷きました。キッチンペーパーは根が張りにくいとのことだったので、細かく裂いてみました。キッチンペーパー1枚分で大体カップの7分目くらいになりました。

蒔いた種の量は頂いたものの約1/4程度です。また置き場所については、洗面台の下の収納スペースを選びました。写真だと明るくなっていますが、扉を閉めると完全に遮光されます。

サニーレタスとハツカダイコン

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まず最初に全体の写真を載せました。毎日見ているとあまり生長が分かりませんが、こうして比べてみると1週間で大きく生長していることが分かります。

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前回の記事ではサニーレタスはまだ黄緑色でしたが、今朝確認してみると葉がまだらに赤茶色になっていました!計測すると葉の長さは3.7cmでした。25日目の計測では3.1cmだったので、9日間で0.6cm生長しました。

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ハツカダイコンの長さは6.5cmでした。前回の25日目は3.3cmだったので、9日間で3.2cm生長したことになります。写真の画面左側に小さな葉がでてきて、その部分も含めて計測したためこのような結果になりました。前回の記事の時点ではサニーレタスとハツカダイコンに生長の差はありませんでしたが、ここにきてハツカダイコンが大きく引き離しました。

またハツカダイコンは2枚1組で本葉が出てくるのに対し、サニーレタスは1枚ずつでてくるなどの違いがみられました。

改善点と次回予告

前回のコメントで、そろそろ施肥と浅漬けミックスは間引き兼収穫の頃だとアドバイスを頂きましたが、まだ対応出来ていません・・・。なのでその様子は次回の記事に載せようと思います。日光については、ますます直射日光に当たる時間が少なくなっていますが、家にいる間はできるだけ直射日光にあてるようにがんばります。

コメント

日野原さんこんにちは

 なるほどなるほど、サメの水揚げ...... IKEAもなかなかやるもんですね。IKEAは広く、品数も多いんですが、特徴的なのは「世界観」を作り出して見せるところですね。一部屋ワンセットで見せ、これでどうだ!今までの日常と違うだろ!と主張されている気がします。分かりやすくていいんですけど。そういえば、高崎にIKEA的なものはないんでしょうか......

 さて、赤茎カイワレダイコンの開始ですね。後発の利を活かして工夫しています。キッチンペーパーをバラバラに...... どうなるの?と思いましたが水を入れるといい具合に薄くなるものですね。後は遮光して保存すればいいんですが、注意すべきは温度で、もうかなり気温は下がっています。人間はゆっくりした変化に馴染みますが、晩秋にふさわしい気温で、それなりに室温も低いです。カイワレは普通なら8日程度で収穫になるところ、この温度では15日くらいかかってもおかしくありません。数日に一回水の追加が必要ですね。

 組み写真の見せ方、矢印が非常に分かりやすくていいと思います。

 サニーレタスとハツカダイコン、当研究室で植えているその二種も同じような成長になっています。写真で見るとしっかり成長していますね! そしてちゃんと計測して客観的数字にしているのも素晴らしいことです。葉の出方の違い、そしてサニーレタスの葉に赤いところが出始めていることにも気付かれています。サニーレタスは成長に従いアントシアンの沈着する部分が出てきます。

 さて、せっかくここまで成長したので、つまづかないように持っていきましょう。間引きも順次行って下さい。置き場はエアコンの風に当たらないところにしましょう。

では、次の報告、ミックスの方でしょうか。期待してお待ちします。

ラボスタッフ・オガタ