どうしたブロコッリー(農:竹本泰)
2019年12月 8日 (日)
部屋の温度が1桁代を安定してきました。そろそろ暖房をつけ始めないと身が持たないです。
写真は紅葉が散り始めた川内にいるとんねこの。のぶりんjr.、別名を二世と言います。なぜ二世なのかというと、もともと川内にいた「のぶりん」という子と柄がそっくりだったため、その子供なのではないかということだそうです。ちなみにそののぶりんは、顧問の先生がご飯を与えて続けていると愛着がわいてしまって思わず家に連れ帰ってしまったとのことです。裏話ですが、顧問の先生はもともと猫嫌いだったそうです。。。オガタさんの猫ですが、ふてぶてしいところがかわいいですね。写真の様子からすると一緒に寝ているのでしょうか。うらやましい限りです。生きた湯たんぽ、ですね。
栽培記録
アスパラ菜
12/6(金) 18:30 気温5度
65日目
かなりいい具合に育って言います。が、、、間引くのをためらっていたら葉が重なり放題になってしまいました。どの株もしっかりと成長しているので、どれを間引くべきか決めかねています。それから、子葉の後に初めに出てきた本葉が黄色くなってしおれてきました。アスパラ菜なのであまり葉を収穫しない事も考えると、これも離層形成でしょうか。
また、不安要素なのかうれしいことなのか、心配事がもう一つがあります。
根が土の表面まで伸びているのが分かりますか。水を求めて根が伸びているのは確認できるのですが、根があらわになるのは空気つまり酸素が足りなくなっていることなのでしょうか。そうであれば、やはり一刻も早く間引きをしなければなりません。気根というものがありますが、多肉植物における節から出るものなのでアスパラ菜には関係がないと思われます。下からは根が出ていないのも気になります。重力はいかに。。。
ブロッコリー
63日目
アスパラ菜と比べるとひょろっひょろです。それに葉の大きさと数も全く異なります。種類が違うとはいえここまで差がでるのはさすがにおかしいです。徒長対策で茎が伸びてきたらすぐさま土を追加しているのにもかかわらずこうなってしまうとは。何がいけなかったのか反省しています。肥料のタイミングは決して悪くはなかったし水やりも改善したし。。。何よりも心配なのは茎の太さです。ブロッコリーに大切なのはあの肉厚感なので、このまま育ってしまうと肉厚にはなりません。調べた記事では、鉢栽培ではないのですが同じ日数で花蕾(ふさふさ)が出ています。
コメントの返事
前回の投稿のコメント、折れたアスパラ菜にそんな利用価値があるなんて知りませんでした。折れたところから栽培状況を確認するのは意外です。折れたアスパラ菜は捨てていません。肥料過多の鉢に、腐れば栄養になると思い置いてあります。ただ、時間が経ってしまっておりとても食べられる様子ではありません。ですが、同様の事を生き残った2株の葉から確認できませんか。そうであれば、肥料過多と通常の成長途中のアスパラ菜の葉の味の比較をしたいものです。
コメント
竹本さんこんにちは
室内温度がそんなに寒いのですか! 私も暖房せずにまだ頑張っていますが、そちらは若いとはいえ無理せず暖房して下さい。この室内温度は各人の感覚によってまちまちで、15℃くらいにしておく人もいれば23℃の人もいます。本当は22℃くらいが一番動きやすいような気もしますが、そこまで暖めるのも大変、と仙台人らしく思います。しかし、北海道の人は本当に室内をそれぐらいにするようです。
今回のネコ写真もなかなか芸術的です。毛並みも表情もいいですね。ちなみにですが、私もその顧問の人同様に動物嫌いなんです。しかしうちのネコは娘が置いていったもの、仕方なく同居しています。
しかも太って餃子型です。こんなのが布団の真ん中を占領しています。
湯たんぽということではちょっと計算しましょう。エサを一日80g食うとして、だいたい乾燥した食物は100g350Kcalありますから、80gで約280Kcalですね。基礎代謝率を8割として、更にそれを24時間で割ると一時間約9Kcalです。一方、電気は100Whで約85Kcalの熱量になります(理系の人はジュールから計算しましょう)。そこで計算すると何と! ネコ一匹で11Wの電気アンカと同じ熱量を持ちます。
いや、おそらくネコとしては人間の方を電気アンカの代わりとみなしているのでしょうが。
さてアスパラナの話に行きます。先ずは間引きですね。2,3残せば充分です。どれを間引くか迷いがちになるのはよく分かります。しかし、どれか迷うということはどれでもいいのと一緒です。適当にさっさと決めて下さい。ちなみにスーパーでキャベツを買うにも迷う人がいますが、そんな時間は無駄です。スパッと決めましょう。しかし、女子がそういう買い物で時間を潰すのは「楽しみ」の一種なので、邪魔すると怒ります。しかもスーパーから出ても持続します。
土表面に根が出てくるのはよくあることです。酸素不足というわけではなく(本当に酸素不足なら根は向きを変えるのではなく腐る)地上部がその大きさでも、根はそうとう長く伸びて、鉢にいっぱいになってきたということです。しかし直ぐに問題になることはありません。施肥の時に鉢縁でいいというのは根がこれほど広く張っているからです。
折れたアスパラナに関しては除去して下さい。この季節はあまり病気は出ませんが、普通野菜栽培では枯れたものは適宜除去して病気の発生を防ぎます。植物は生きているとかなり強い抵抗性があるのですが、死ぬとその防御力はなくなり菌にやられます。それと葉の味の比較では確かに株の葉を一部取ってきて確認することができますね。丈夫な株なら一部とっても構いません。
ブロッコリーは確かにアスパラナと比較すればひょろひょろ感がありますね。しかしアスパラナは育てたことがないのですが、この時期のブロッコリーはこんなものです。その比較よりも個体間の差が大きそうですね。
この季節はブロッコリーにとって適温ではありませんので遅くなるのは仕方ありません。もっともっと大きくならないと花蕾発生には至らないので気を長くして待ちましょう。
増し土は順次されています。もしもブロッコリーが倒れそうなら、強めに株元を抑えるか、添え木がいいと思います。
ではまた、報告お待ちします。
ラボスタッフ・オガタ