東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【12】ここにきて悲劇(工:佐々木ひなた)

2021年1月20日 (水)

皆さんが最終報告を終えている中で普通の記事の投稿、失礼します...。


自分はWordで文章を書いてから、メモ帳にコピペしてフォントなどをフラットにした後、ブログのページにコピペして記事を投稿しているのですが、今回Wordで打ち込んだ時点で満足して放置していました。ですので、しばらく前の内容です。


今年に入ってから、何事にもやる気が起きなかったり注意力が欠けていたりで友人には「自粛鬱じゃん(笑)」とか笑われましたが()、
とにかくこちらの展開ゼミ、後半に記事の投稿詰め詰め状態ではありますが、何とかやり切りたいです。


写真は、加湿器を倒した猫です。

【悲報】コカブの鉢を割る(栽培86日目)

悲しいお知らせです。
先日1月6日夜8時頃、例のごとく寒さ対策のために段ボール箱に入れたまま植木鉢を玄関の中に取り込もうとしたところ、

手を滑らせ、(まさかっ)

段ボール箱が地面にぶつかったのと同時に、(そんなっ)

二つの植木鉢どうしがぶつかり合って、(やめてくれっ)

CR雪あかり(コカブ)を植えていた方の鉢がバリンと割れました。(Ahhhhhhhhh!!!!!!!)

IMG_1425.JPG

本当に本当にショックです。

割といい感じに育て上げてきた途中だったのですが、ここで栽培の終わりを迎えるとは...


さらにショックだったのが、
土の表面からカブ本体の白い部分が最近見えてきてしっかり肥大してきたなあと思っていたのですが、鉢を割ってしまったことであらわになったコカブ本体、

IMG_1428.JPG

意外と小さい。

(あまりにも突然のことだったので定規を当て忘れました...。)

土で隠れていた部分はもう少し大きいかと思ったのですが、
本当にカブでした。

しかし、冷静に考えてみると、植木鉢でド素人が育てても、しっかりカブの形に出来上がるものなのですね。
しっかりとした実りへと導くタネを提供してくれる種苗業者さんの努力に頭が下がります...。


このタイミングでこんなに綺麗に鉢を割る人はなかなかいないと思うので、鉢の中の様子がよく見れたので良かった、と前向きに捉えまして。

カブは根っこが肥大して丸いカブの本体になるものということで、ここまで細い根がぐるぐると巻いて根が鉢じゅうに張り巡らされていたことには驚きです。

IMG_1442.JPG

意外にも、細い根はたくさん伸びています。


IMG_1446.JPG

2個収穫できました。

IMG_1447.JPG


直径は2.5㎝ほどで、割れたり、いびつな形になったりすることなく、真っ白の綺麗なカブでした。

いざ、食す!

調理としては、この日は1月8日だったので一日過ぎてしまいましたが、一つのカブを半分にして片方を七草粥に、もう片方を軽く塩もみして浅漬けみたいにしました。


RBWT8001.JPG

レシピはインスタで紹介されていたものを見てなんとなく作ってみました。カブをメインにしたかったので、七草のうち他の6草はカット。
入れた野菜はショウガとコカブ(とその葉っぱ)だけで、味付けは塩と和風だしの素を少しだけです。

カブの実は柔らかくてほとんどやわやわになったご飯粒と同化して、カブを食べている感はそこまで感じられなかったのですが、遠くにカブの優しい甘さが見えた気がしました。カブの葉っぱは普通においしかったうえ、彩りを加えてくれたのでいい仕事してくれました。


IMG_1473.JPG

浅漬けは、塩でもむ前に生でコカブひとかけらを食べたのですが、皮は口に残ることなく程よくパリっとしていて、実は甘く辛みは全くありませんでした。

※皿のサイズ間違えました


七草粥も浅漬けも美味しかったです!

おかゆは多分人生お初でしたが美味しかったのでお粥自体にはまりそうです。

終わりに

コカブは突然の収穫を迎えてしまいましたが、割と綺麗に実ができたので嬉しかったです。

次にもう一つのお野菜広瀬ちぢみ菜について書ければ書いて、最終報告で締めたいと思います。期限はしっかり守りますので、もう少々お待ちください...。

コメント

佐々木さんこんにちは

 うわわわわ、ネコがやってますか......

 こっちでは先日コーヒーメーカーを棚からぶっ倒し、どこか分からない部品が出たりしました。年齢と共に少し落ち着くか(うちはネコ年齢換算で35)と思ったのですが、どうも基本性格は変わらないようです。

 さて今回の報告はコカブのまさかの収穫でしょうか。アクシデントで終わってしまいましたね。そういうのも世の中なんだろうなあと思います。私は娘に言うのですが、「人生には坂が三つある。一つは上り坂、二つ目は下り坂、三つ目は...... 乃木坂だ!!」とか。

 鉢が割れてしまったのは仕方ないです。片付けは順調にやったでしょうか。鉢の欠片は意外に鋭くて怪我しやすいものです。そして残ったコカブの様子を見ると、これはビニールにでも包めば充分栽培続行可能なようにも見えたのですがキリよくしたのですね。

 先ず見えたのは根の様子、ここはまあ例年の受講生が驚くところです。地上部の大きさよりもはるかに伸ばしていますね。肥料の置き場所が鉢縁でよかったのは見てすぐ理解できるでしょう。

 根はきれいなカブの形です。直径2.5cm、ちょうどハツカダイコン程度にまでなっていました。さて食レポでは大胆にも六草抜きの七草ですか。旧暦と新暦では一ヵ月近い差がありますが、この冬の時期にビタミン補給をするのは良いことです。

 味付けもシンプルですね。ダシ(うまみ成分)があれば、立派なものになるかと思います。日本料理は「ダシ」で食わせるものです。諸外国ではちょっと違い、インド料理は「香り」で食わせます。西洋でもポトフとかはうま味成分を使いますが、アヒージョなどは油が味蕾を覆ってまろやかにする作用が主ではないでしょうか。土曜日午後七時の博士ちゃんという番組でスパイス博士が出てきて、家庭で一工夫の例としてラーメンにオールスパイスというのをやってました。確かにわずか加えると甘い香りでラーメンがグレードアップした気がします!

 粥がおいしくてよかったですね。そういえば昔エスパル地下に粥専門店があったような気がしますがたぶんもう無いでしょうね。浅漬けもそれなりでよかったです。この展開ゼミ、「野菜の盆栽」なので収穫量は少ないですが、自分で作ったということも相まって味わいがあるでしょう。

 では他の報告も拝見します。

ラボスタッフ・オガタ

20210121175808-bf63afa3d067062aae940afa8fd5688085fedb2e.JPG