東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

こたつが恋しい季節になりました 3回目(農:五十嵐大眞)

2021年10月27日 (水)

こんにちは!農学部1年の五十嵐大眞です。

最近急に寒くなってきて、先日ついにこたつを出しました。もともとこたつの机を使っていたので、毛布をセットするだけですぐに使うことができました。いやー。こたつっていいですね。寒いときに入るととても気持ちいいです。特に自分は足先が冷えやすいので、こたつにはすごく恩恵を感じています。ただ、気持ちよくて抜けたくなくなるのが、一つのデメリットですね。こたつでだらけないようにしたいと思います。

2学期が始まって、東北大学生協が企画している100円朝食が新たに始まりました。上の写真はこの間行ったとき食べたサバの味噌煮定食の写真です。自分は1学期から何度か行っていて、とても安くておいしいのでとても気に入っています。なかなか朝から料理をする気にはならないので、朝からちゃんとしたものを食べられるのはとても助かっています。この企画のために支援金を出してくださっている方々には本当に感謝しかないです!皆さんもぜひ行ってみてください!


目次


1.一週間の野菜の成長記録

2.水やりの方法

3.まとめ


1.一週間の野菜の成長記録


10月21日(木) 8℃ - 16℃ 晴れ  栽培16日目

ミニ白菜

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IMG_20211021_103019~2.jpg2枚の子葉の間に2枚の別の葉っぱが生えてきました。子葉とは様子が違い、形は一般に想像するような楕円のような形で、葉脈が見られ、縁は細い毛みたいなものが出ていてごわごわしている感じでした。どうやらこれが本葉のようです。ここで、子葉と本葉の関係について気になったので調べてみました。

<子葉とは>

子葉とは、最初に出てくる葉っぱのこと。大体の植物には2枚出てきて、その植物は双子葉植物と呼ぶ。

<子葉の役割>


子葉は、生育初期に光合成を司り、タンパク質を作ることで本葉を展開させる。子葉がないと、光合成が行えず、タンパク質を作ることができないので植物は成長できない。そのため、子葉が虫に食べられたりすると、成長スピードが遅くなったり、大きく育たなくなったりする。

子葉は思っていたより重要な役割を担っているようです!

すみれかぶ

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子葉が大きくなってきました。まだ本葉は生えてきていません。

ヘルシーミックスIMG_20211021_102945.jpg
こちらも子葉が大きくなってきました。本葉もほんの少し生えてきています。

10月25日(月) 7℃ - 17℃ 晴れ 栽培20日目

ミニ白菜

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本葉が大きくなってきて、子葉よりも大きくなりました!また、最初の2枚の本葉の間にまた新たに小さな葉っぱが生えてきました。これからどのような形になっていくか楽しみです!

すみれかぶIMG_20211025_092128.jpg


一部に本葉が生えてきました。ミニ白菜と比べると、やや発育が遅いかなという感じです。葉っぱの見た目はミニ白菜と似ています。

ヘルシーミックスIMG_20211025_092117.jpg
本葉が大きくなってきました。子葉と同じくらいの大きさです。形はこれもミニ白菜と似ています。意外と種類が違っていても葉っぱの形は似ているんですね。


2.水やりの方法


おすすめしたい水やりの方法があるので紹介したいと思います!

自分は水やりをするとき、最初ジョーロを使って行っていたのですが、ジョーロに開いている穴が意外に大きく、一度にたくさんの水が出てしまい、水を上げすぎてしまったり土が水の勢いでえぐれてしまったりと、あまり上手くいきませんでした。そこで、今は水やりは下の写真のものを使ってすることにしています。IMG_20211027_164912_1.jpgこれは以前紹介しましたが、家を空けるときに使った自動給水装置です。緑色の製品の先端には小さな穴が開いていて、そこから水が出る仕組みになっています。これはもともと水やりができないときに使っていたのですが、自分で水やりをするときにも使ってみたところ、とてもうまくいきました。ペットボトルを逆さにして押すと、穴から水が少しずつ出てくるので適量の水を出すことができて、また穴は十分小さいので水の勢いで土がえぐれることもありませんでした。

このやり方は、緑色の製品がなくてもペットボトルに小さな穴を開けるなどすればできると思います。もし水やりの仕方で困っている人がいればぜひやってみてください!


3.まとめ


この一週間で本葉が少しずつ成長してきました。肥料については、先生が記事に書かれていた通り、本葉がもう少し成長して3枚以上になってから行いたいと思います。また、寒くなってきたので水やりをやりすぎないように気をつけようと思います。来週は施肥と間引きについて調べて挑戦してみます。

ではまた!

コメント

農学部・五十嵐さん

偶然とはいえ、初期生育時に部活で放置したことがよい方向に行くとは。。。植物に感謝でしょうか。写真を撮るときは物差しを入れて下さい。大きさはある程度、想像できますが、写真に物差しというのを習慣にすることです。農学部で何を学ぶためにも、大事なポイントです。大きさがイメージできないと、何が起きたかを想像するのが難しいからです。

葉脈を観察しているのはよいことです。是非、それをスケッチして、どのようになっているのか、自分で書いてみるのがよいですね。学部の3年生の頃、スケッチする実験があり、あまり好きでなかったですが、今になって、おおよそこんな感じと言うことをイメージして書くことの大事さを実感しています。そうならないように、やってみて下さい。上手とか、下手とかと言うことではないです。

水やりについて、自動給水装置を推奨しているようですが、。。。ジョウロも小さな水滴でるようなものもあります。是非、探してみて下さい。この装置を使って、必要に応じて水やりはOKですが、基本はたっぷり水をあげて、しばらく放置するというのが、植物が生育する普段の姿と言うことを思い出して下さい。それから、渡辺の記事に書いたように、修正を求めます。しっかり対応して下さい。


わたなべしるす