東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

中間発表 〜植物から学んだこと〜(医:佐藤天音)

2022年11月25日 (金)

こんにちは。佐藤天音です。

上の写真は学祭で見た花火の写真です。学祭実行委員をしていて、荷物を運びながら見たのがいい思い出です。もう学祭から一ヶ月が経ったと思うと時間の流れの速さを感じます。そしてもうあと一ヶ月ほどで2022年も終わってしまうと思うと不思議な感覚です。去年のお正月受験勉強に追われていたのがもう懐かしく感じます。今年のお正月はゆっくり過ごしたいです。結局バイトで忙しくしてるかもしれませんが、、。大学一年生ももう4分の3が終わろうとしていると考えると、大学生活はあっという間に終わってしまいそうです。しっかり勉強などやることはやりながらも、旅行に行ったり友達と遊んだり、楽しい思い出をたくさん作って後悔なく大学生活を終えたいです!

それでは、中間発表を行いたいと思います。

1、驚いたこと

私が驚いたのは、植物を育てる難しさです。初回の講義の説明で、言われた通りの栽培方法でやってみても上手く育たず、植物は色々な条件が揃ってやっと育つのだなということを改めて感じました。何が原因であるかを見つけなければいけないのですが、植物は喋ってくれないので色々試してみたり、人に聞いたり調べたりして、どんなことが原因であるか調べるしか方法はないので、それがとても苦労するなと感じました。

IMG_4512.JPG私がそれを感じた出来事について書こうと思います。これは育てていたキスミーはつか大根の写真なのですが、芽が出て土に植え替えたところ、全然成長せず、外で育てていたので寒さのせいかなと思ったので、夜は家の中に入れてみたりもしたのですが、状態は変わらず、この写真だと見えにくいかもしれないのですが、最終的に芽にカビが生えてきてしまいました。これはもう復活することはなさそうなので、諦めて、栽培し直すことにしました。芽が少ししか出ていない時点で鉢に植え替えてしまったのでそれが良くなかったかな、ということや、外で栽培していたときに、時間によっては日が当たるけど、昼間はあまり日光が当たらない場所に植物を置いてしまっていたのでそれも原因かもしれないということを、考えてみましたが、今となっては何が原因だったのか特定することもできないのでそれがとても悔しいです。また、成長が遅い気がする、、ということを感じながらも、もう少ししたら育つだろういいように考えてしまい、対策を取るのが遅くなってしまったのも後悔しているのですが、もうどうにもならないので次育てるときの教訓にしたいと思います。ただ、植物を全然育てたことがなくてなんの知識もなかったので、植物を育てるときは、このようなことに気を付ける、という知識が一つ増えて勉強になりました。スポーツや勉強と同じで植物の栽培もこうやって、色々な経験を重ねて、栽培技術が上がっていくのだろうな、ということを感じました。そして、こんなに繊細で不安定なものを職業にしている農家の方々などに対する尊敬の気持ちや、普段食べている野菜の貴重さやありがたみというのも以前よりも感じるようになりました。

2、参考になった記事

私が参考にしているのは林瑞紀さんの記事です。目次があったり、比較写真をわかりやすく加工して載せていたり、グラフを作ったりしていてとても見やすい記事であると感じたのと、細かいところまで記してあって、しっかりとした根拠あるレポートになっていて、初めて読んだとき、こんなにわかりやすくまとめる方法があるのかと驚きました。まだまだ程遠いですが、私もこのようなレポートが書けるように、真似できるところは真似しながら、記事を書いてみて、少しでも近づけるように頑張りたいです。

カイワレ大根第2弾、第3弾!(経:林瑞紀)

3、コメントについて

コメントを読んで感じたのは、私が書いた少ない情報をしっかり拾ってくださり、話を広げてくださっていて、それがすごいなと感じました。また、参考になったコメントは、私はまだ投稿が少なく、栽培についてのコメントがあまりないのですが、スプラウトの種が少ないという指摘を頂いたので、種を足してみようと思いました。

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4、他の講義と比較して、よかった点、そうでない点

この講義の良い点は、自分が書いたレポートにしっかりとしたコメントがもらえて、やる気につながるという点と、他の受講者の生育状況を自分のものと比べたり、育て方やレポートの書き方を参考にできるという点だと思います。他の講義では、自分が出したレポートにコメントがもらえることはほとんどないので、こんなにしっかりとしたコメントをもらえるというのは、滅多にない講義だと思います。もちろん栽培において勉強になりますし、レポートを書く上でのやる気にもなっています。また、他の受講者の生育状況を見て、私の植物が生育が遅いと気がつくことができたり、レポートの書き方の参考にできたりして、スキルアップにつながっていると思います。ただ、この講義は授業があるわけではないので、完全に自分で自制心を持って取り組まなければならず、そこがいいところでもあり大変なところでもあると感じました。

5、これからこの講義を受けるにあたって

これからこの講義を受ける上で注意したいことは、定期的な更新です。中間発表までの期間、出さなければいけないという気持ちはありながらも気がつくと日が進んでいて、レポートを出していないという状況になってしまっていました。これからの期間は、自分の中でこの日までに出すというのをしっかり設定して取り組みたいです。そして、私はこの講義で、文章力とわかりやすくレポートをまとめる力を身につけたいと思っているので、まとめ方などは他の受講生の方の記事も参考にしながら、投稿を重ねる中で、文章力を伸ばしていきたいと思っています。また、自分で植物を育てるのがほとんど初めてのことで、植物の成長も楽しみですし、他の方の投稿を見て知った土寄せや間引きといったこれから行うであろう作業も楽しみです。失敗もあると思いますが、いろいろと試行錯誤しながら育てていければ良いなと思います。あと数ヶ月ですが、よろしくお願いします。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

(2563文字)

コメント

医学部 佐藤さん

久しぶりに学祭が開催されたのは聞いていました。花火もあったのですね。また、学祭実行委員をされていたということ。課外活動をされているのはよいことですが、講義は正課です。正課である講義をきちんとした上での「課外活動」と考えます。

植物はもちろんしゃべりません。でも、しおれるようなことはあり、その時、水やりは必要と感じるはずです。また、植物がしおれるということはどういうことかは高校生物を履修していると学習しています。あとはその基礎的なことと実際を連動することです。で、調べるのももちろんですが、この講義ではその代わりに1週間に1回投稿すると、その時の植物の調子をラボスタッフ、渡辺が見て、コメントします。あるいは、他にも受講生がいますので、彼らのpageを見て比較することで自分の立ち位置が理解できます。

こうした文章を書くことは高校ではあまり履修してないと思います。そうしたことから、これまでの先達の記事を読んでどのような表現をしているのかということを学んで、そこから自分らしい表現にして下さい。どのように気持ちを持っていても「実行」する力です。また、どれだけ自制心を持ってできるかです。自制心については講義のオリエンテーションで話したはずです。後半戦は自制心を持って取り組んでくれることを楽しみにしています。

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わたなべしるす