東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

中間発表(医:宗形美咲)

2022年11月25日 (金)

こんにちは、宗形美咲です。

今回は中間発表として記事を出させていただきます。もう2セメも半分終わったこととなり、時に流れをひしひしと感じます。大学一年生ももうすぐ終わることとなり(留年しなければ)、今までの大学生活を振り返ると、少し無気力な生活を送ってしまっていると感じます。受験勉強をしていた頃は、おしゃれをして大学に行ったり、専門的な勉強に熱心に取り組み、部活も頑張り、学校が終わったらショッピングやカフェに寄ったりと、キラキラした生活を夢見ていました。しかし実際はジャージで学校に行ったり、勉強への意欲が著しく減少したり、学校が終わったらさっさと家に帰って部屋にこもったりと、なんだか時間を無駄にしているとよく感じます。また、一セメのころは、課題が出たらその日のうちに終わらせることを心がけていたのですが、大学への慣れが影響して、最近は少したるんでしまっているような気がします。正直こんな自分に自己嫌悪に陥りそうにもなりますが、心機一転、やることはしっかりやって自分なりに楽しい生活をくれるように生活を律していけるように頑張ります。今回は前にかいた記事も見直しながら、この授業の内容をまとめていきたいと思います。

1 植物の栽培を通して驚いたこと

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 私が今回の植物の栽培で驚いたことは、植物にとっての光の重要さと、種子の成長具合ですこの様子は三つ目の記事に書いたのですが、カブの葉っぱがどんどん大きくなるにつれ、受けることができる光に差ができ、成長具合に大きな差ができてしまっていました。光合成がなかなかできなかったせいか、他の葉っぱと比べると緑が薄くて黄緑がかった色になっていたり、触った感触もかなり柔らかく、ハリがなくなっていたりと、大きな差が生まれてしまっていました。また、光に向かって後ろ側にあった葉っぱは成長が遅れてしまっていましたが、他の葉っぱは植木鉢の外側に向けて成長させる事で葉っぱどうしが重ならないようにしており、均等に成長できるようになっていました。また、やはり光を正面から受けることができる場所にある物は他と比べて葉の大きさも、高さも他と比べて大きく成長しており、採光の重要さを体感することができました。また、植物は種子から発生すると言うことは当たり前ですが、実際に栽培してみて、ごま程度の大きさから一本長い根っこが出てきて、そこから双葉が出てきて、他の葉っぱや茎が出てきて、ということが非常に驚くべきことであると感じました。二つ目の記事に書いたように、豆苗に関しては種子の中から止まることなく茎や葉っぱが出てきており、種子の中で細胞の変化が急速に起こっているのだと推測できます。また、一番初めに種子をペトリ皿の水に浸した際は、水を感知した瞬間根を伸ばす方向を決定させ、ろ紙に貼り付くことで植物に身体を固定させる、のように、水を感知すること、根を出して固定させること、などのたくさんの役割を持っていて、驚くべき存在であると改めて実感することができました。どのことも中学理科や高校生物で習うことでしたが、実際に自分で栽培することでその過程を目の当たりにすることができ、非常に良い経験になっていると思います。

2 参考になった記事

 ブログの書き方については今回の他の人の記事や、昔の記事をたくさん見せていただきましたが、特に下に書いた記事を参考にさせていただきました。

ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/as-vegetable2021/2021/10/11130249.php

2021年度の小島蒼太さんの記事です。何日にどんな変化があったのか、どれくらい成長したのかなどが簡潔にまとまっていて、非常に見やすい記事であると感じました。成長が遅くなった事にしっかりと疑問をもち、何が原因だったのかをしっかりと考えて対策を練って仮説を立て、問題解決をしており、とても論理的な記事だと思いました。後期はこのような読みやすく、大事な点を抑えられている良い記事をさらに目指していきたいと思います。

3 参考になったコメント

 こちらも記事と合わせてコメントもたくさん見させていただき、参考にさせていただきました。 ですがやはり自分の記事につけていただいたコメントが一番参考になりました。

http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/as-vegetable2022/2022/11/22164416.php

種子を半分に割って植えたら成長することができるのか、と言う素朴な疑問やサニーレタスの色の仕組みなど、さまざまな興味深い知識を得ることができました。また、自分の植物の状態も細かく指摘していただくことができ、栽培する際のモチベーションになりました。

4 双方向の講義で良かった点と悪かった点

 この講義が双方向で良かったと思える点は、記事に直接コメントをつけていただけることで、自分の疑問を解消でき、育てる植物のことをより深く知ることができる点です。自分は植物を育てていて、なぜ育たない種子があったのか、どうしたら育つのかなどの疑問がたくさん浮かびブログにもよくそれを書いていました。それを投稿すると疑問に対する答えをコメントに載せていただけることでモヤモヤを解消することができ、さらにその植物に関係した豆知識も書いてただける事でしい知識を得ることができ、より植物栽培に興味を持つことができました。自分は先生などに個人的な質問をすることが苦手なのですが、気軽にどんなに小さな疑問でも書くことができて、本当に助かりましたまた、記事をアップロードするタイミングは自由なので、投稿頻度も自分の自制心に依存します。このことは自分を成長させることができる圧倒的な良い点です。しかし私は今のところその良い点を生かし切れていないと思います。それ故に毎日毎日「書かなきゃ、」とプレッシャーに感じてしまい、自分でももったいないと感じてしまっています。この良い機会を自分の成長につなげることができるように、後半分の講義も頑張りたいと思っています。

 これから

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 前期は何よりも投稿がかなり少なくなってしまい、自分の自制心のなさに正直がっかりします。パソコンの不具合もあり、投稿できなかった期間がありましたが、そのことを差し置いても記事が少ないことは確かです。後期は気を引き締めて植物と真摯に向き合っていきたいと思います。今のところカブは大きく成長しており、根元を見るとカブ?の実ような物ができているのがわかります。このまま鉢植えで五つのカブを育てるのは少し窮屈そうな気もします。サニーレタスは最近紫がかったよく見る色になってきて、一番収穫が楽しみです。豆苗はまだ記事にはしていませんが、一度収穫しているので、二度の収穫や二度目の栽培も行っていきたいと考えています。まだ使っていない肥料を利用してみたり寒さや風をしのげる仕組みを作ったりして最終的においしく収穫して食べることができるように観察を続けたいと思います。

追記 パソコンの不具合に対応していただき、本当にありがとうございました。

コメント

医学部 宗形さん

課題が出たら、その日のうちに片付けていたのに「慣れ」から「たるんだ」生活になっているのはよくないですね。この記事を1週間に1回書くこともある種の課題です。その課題を前期と同じように決まった期日までに書くことを明確に目標を立てて実行してください。他の講義でも同じことかと思います。他の受講生にも書いたですが、栽培に関する基礎的なことは中学理科、高校生物で履修しているわけです。それを目の前の植物にどのように応用して、適応できるかです。さらには、この経験値を他の学びにも応用できればよいのではないでしょうか。

疑問が浮かんだら、講義の場合、通常は最後に質問の時間を設けて対応できます。その代わりに、ここでは観察したこと、疑問に思ったことなどをすることで、対応します。また、質問しようとすると構えるかも知れないですが、webを介している比較的ハードルが低くなるのではないでしょうか。また、自制心をどのように制御するのか。いつ観察する、いつ文章にするなどの計画性を持つことだと思います。同期の受講生の中にはほぼ毎週投稿できている学生もいます。彼らと何が違うのか、今一度、記事を読んで考えてみて下さい。誰かに言われて何かをするよりも自分の気付きで何かをやることは違うと思いますので。

肥料については、困ったことだとして質問事項を書いて、急ぎの対応というような表現をして、こちらで対応した例があります。可能なことは対応します。そのためにも、毎週の記事をどのように仕上げるのか、しっかり考えた後半戦にして下さい。

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わたなべしるす