東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2022年度本講義、中間発表に対する全体へのコメント(11/26)(渡辺 正夫)

2022年11月26日 (土)

中間発表の全ての投稿が完了したのを踏まえて、全体への気になったことを記しておきます。個別に指摘されたことが指摘されているかも知れないし、新しいことかも知れないですが、以下のことを踏まえて後半戦に臨んで下さい。

中間発表を行う上でこちらから発表に対するリクエストをしています。例えば、文字数は2,500文字を超えるように。また、タイトルには「中間発表」という文字列を最低限、入れ、中間発表の記事として「これがポイント!!」となった言葉を含むものにして下さい。ということをリクエストしました。何文字書いたかというのはWordに貼り付けるとわかります。あるいは、Googleで「書いた文字数 数える 方法」で調べてみると、出てきます。普段から、Googleにはお世話になっている世代だと思います。そうしたことを応用できるのではないでしょうか。また、中間発表は最低限の文字で、それに「これというポイント」を示す言葉を入れる。これができた受講生は半分くらいだったのは残念です。受験生だった去年まで、問題文をきちんと読むようにと言われていたはず。慌てず、何をいつまでにどのような計画でやるか、後半戦に活かして下さい。

DSCN1908.JPG中間発表をするまでの投稿数がここまでばらついたのは、はじめてです。コロナ禍という点では昨年、一昨年も同じ条件ですが、それまではそれなりに自分を律していたと思います。自制心ですね。この記事を書いているのは、寝る前の少し時間があったので、そこで書いています。24hrというみんなに共通な時間をどのように使うのか、それはそれぞれが決めること。いかに時間を効果的に使うかです。一方で、講義によっては課題があって、それをやらないといけないものものあります。期末試験のものもあります。それに対して、この講義についていえば、毎週の講義を義務づけているわけです。最初の講義でも話しましたし、講義を受講するときにも毎週の投稿ができますかと確認した方もいます。そうしたスタート地点をきちんと再度確認して下さい。

中間発表の合間に投稿されている受講生もいました。その中で、自分はこのようにしたいけどどうすればよいかという提案をくれた受講生も。その提案に対してこちらがコメントしたら、しっかりそれに反応できているのは高く評価できます。こちらの講義形式も完璧ではありません。それを変化させてくれるsuggestionはwelcomeです。

DSCN1903.JPG長い文章を書くことに対して苦労されているという感じではなくて、ある種、気の緩みでここまで来ている受講生もいます。そのような気の緩みが他の講義に影響していないのか、こちらが気になるくらいです。学年というか、年齢が進むほど、周りから何かをすることをいわれなくなります。自分ができる限界を理解して、その中で計画性を持って対応することを学んでいるからだと思います。社会に出る境目が大学です。社会で活躍するための様々を学んでほしいと思っています。その中に、観察眼、文章力、表現力、自制心などがあると思います。後半はそれぞれの受講生が改めて明確な目的を立てているのは理解できました。それをどうやって実現するのか。改めて考えて、後半戦の記事投稿をお待ちしております。

講義の終わりは1月の終わり頃だと思いますし、最終発表が待っています。今日、26日の土曜日は20oC近い天気でした。来週は冬かと思えるような天気になるという予報です。寒さに対応した簡易の温度維持装置、新しい観察手法、dataのまとめ方など、これまでの先達も工夫していますし、同期の受講生の中にも保温装置のようなものを作っています。天井があるわけでなく、青天井です。高みを目指して、よりactiveな後半の投稿になり、大きく成長する2ヶ月間にしてください。これからの投稿を楽しみにしています。

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わたなべしるす