東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

チョレギサラダならず(医:宗形美咲)

2023年1月21日 (土)

一月に入ってしばらくして急激に冷え込むようになり、まだ春は遠い、と実感していましたが、明日から大寒波が来ると聞き、少々困惑しています。もうすぐ二月だというのに、春服を出すのはまだまだ先になってしまいそうです。今回の写真は冬休みに友人と食べたチョコレートブラウニーの写真です。おしゃれな写真の撮り方がいまいち分からず、悪戦苦闘した結果、まるで仙台名物の牛タンのようになってしまいました。自分たちのセンスの無さに笑ってしまった思い出です。最近テストやレポート課題が多く、現実逃避に冬休みや夏休みの写真を見返してしまいます。あとはテスト系4つとレポート系も4つ残っています。春休みをすがすがしい気持ちで過ごすことができるように、ラストスパートも頑張りたいと思っています。ちなみに、前回から他の人のマネをしようと思い、見出しの部分にレイアウトをつけてみたのですが、記事になると思ったより強調効果が見られなかったので、もう少し変えてみようと思いました、

豆苗のその後

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豆苗は収穫してからも水をやって日向に置いておいたのですが、どんどん黄色くなってしまい、食べられそうな状態ではなかったため、再栽培は断念してしまいました。前回のTAさんのコメントに、真冬であるため室内で再栽培を行うようにとありましたが、そのまま外に置いてしまっていました。記事の写真は中に移して時間が経った後だったので大丈夫でしたが、敷いた水が凍ってしまっており、気温を考えずにそのままにするのは安直すぎたと実感しました。再栽培まで行いたかったので、かなり残念です。カップから出して観察してみると、ティッシュが外側から見えなくなるほど根がぐるぐるに巻き付いており、植物を支えていました。

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また、黒くなった種子の残骸は、前回はいくらでも茎が伸びることができるのではないかと言うほど中が詰まっていましたが、今はしわしわになっていました。種の中を見てみると、ブドウのようにぷるぷるな部分がすべての残骸から出てきました。これが何なのか、正直見当もつきませんが、少し指で押すと二つに分かれました。種子で二つに分かれる物といえば、子葉がある側と内側に分かれる胚乳しか思いつきません。成長と共に胚乳も役目を終え、その残骸が中に残ったのでしょうか。

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ちなみに、小さな鉢で育てている豆苗はすくすくと成長しています。やはり、発芽にはぬれたティッシュのような、柔らかくて湿った物でなければいけないようです。となると、土をふるいにかけて十分に湿らせた場合などは発芽できるのでしょうか。最終レポートまで時間は少ないですが、先輩の中に最終レポート後も観察を続けている方がいたので、やってみたいと思います。

カブの成長

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外が夜だったため、写真撮影のみ室内で行いました。

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カブの様子は、前回と比べるとまだまだ成長を続けているようです。前回にスケールを横に置くことを忘れてしまったのですが、今の時点で一番サイズの大きい葉の縦の長さが14センチメートルほどになっており、葉っぱのハリとみずみずしさは衰えていません。実は前回の写真と比べても成長し、土から出ている部分が多くなっていることが分かります。大きい物で直径が4㎝ほど。次の記事では食べ頃かもしれません。しかしここで、一つだけ実がなっていない株がありました。

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前回に光の当たり具合によって葉の生長に違いが起こると書きましたが、その際に他のカブの陰になっていたもののみが、実をつけていなかったのです。日が当たらないことで実をつける栄養を十分に蓄えられなかったのか、また、よく成長した他のカブ達に栄養を取られてしまったのか、様々な原因が考えられます。小さいカブがなっているのか、何もなっていないのか、収穫まで分からないので、もう少し観察してみようと思います。

サニーレタスの生長

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サニーレタスは大きさに大きな違いがあるようには見えませんでした。前回、先生から収穫をした方がいいとアドバイスを受け、収穫を行いました。前回のアドバイスにあったように、植物の下の方の葉っぱを、はさみで切り取り収穫しました。サニーレタスの収穫が初めてだったので、日和って六枚だけにしましたが、色味はものすごく市販の物のようです。ここで、初めに夢見たチョレギサラダを作りたかったのですが、、、無くてはならない存在ののりが家になく、泣く泣くお預けになってしまいました。。。今回はシンプルにさっと洗ってドレッシングをかけて食べてみました。

5.jpgなんだか写真映えしませんでした、、。

味は、まるで市販のサニーレタス!歯ごたえもシャキッとしているがかたすぎず、味もいい意味でシンプルな、少し癖になる青臭さのあるあの味そのものでした!豆苗は少し味や歯ごたえが微妙で、成功とはいえませんでしたが、こちらは大成功です!自分で植物の世話をしておいしく食べる、初めての経験でものすごく興奮してしましました。おいしく食べれる期間を逃さないうちに、チョレギサラダを作って、もっとおいしく食べたいです。

前回はかなりレポートを書くブランクがあいてしまい、先生からの言葉ももらい、今更ながら背筋が伸びた気持ちです。最終レポート提出までもうすぐですが、収穫して食べるという楽しみを感じつつ、レポートもしっかり提出していきます。

コメント

医学部 宗形さん

育種の渡辺です。カブはゆっくりと寒さに順応していますが、豆苗は室温で栽培していて、外に出したら根っこの周りの水分は凍結しますね。凍結による細胞死で枯れてしまったのだと思います。種子の中に2つに分かれているのは発芽できなかった子葉ですね。マメの場合は胚乳は胚の中に取り込まれています。植物は動物と異なり、重複受精しますが、その詳細は図書館などで、「エッセンシャル 植物生理学」の156-158 pageを参考にして下さい。カブの肥大がよくできています。これまでの栽培管理がよかったのだと思います。1個体肥大がないようですが、この植木鉢で栽培できる個体数を超えているので、肥大しなかったのだと思います。なお、肥大してないのは、根と茎(胚軸)です。「エッセンシャル 植物生理学」の35 pageを参考にして下さい。ダイコンを例にしていますが。なお、「実」という表現を使っていますが、「果実」をイメージしているのでは。これは受精後にできる果実です。根の肥大とは明らかに異なります。レポートの間隔について、改めて考え直したのはよいことです。これからも継続して下さい。

それ以外については、明日の月曜日の夕方にラボスタッフのオガタさんからのコメントが投稿される予定です。それも参考にして下さい。


わたなべしるす



宗形さんこんにちは

 >もうすぐ二月だというのに、春服を出すのはまだまだ先になってしまいそうです

 いや凄いです。やはり若者はファッション性重視ですね。二月といえばまだまだクソ寒い季節なんですが...... 仙台はファッショナブルな都会とも言い難いのですが、昨今のハロウィンといい、そういうオサレな街になってきたんでしょうか。

 そして冒頭の写真...... 出来がどうではなく、「牛タン」と表現するところが秀逸です! 素晴らしい! 座布団一枚です!

 どうでもいいですがブラウニー、個人的には思い出深いですね。バレンタイン前には娘とブラウニーを大量生産して、袋詰めして、最終的には40個くらいを学校に持って行かせた記憶があります。

 さて記事内容のトウミョウ、上で教授が指摘した通りのことです。スプラウトはしっかり地面に根を入れるものではないので、あくまで短期間・暖かいところで育てるものです。

 種子の残骸の確認は褒められます。黒いのは、栄養分を使い果たした種子内子葉部分でしょうか。

 それに比べて陶器カップのトウミョウは成長を続けています。発芽については「水」「温度」が重要です。厳密にはこれだけではないのですが...... しかし最も重要なのは水分ですね。これが供給されるのなら、逆にティッシュでも土でも発芽できると思います。

 それに比べ、コカブは見事です!

 この時期(最終報告前)で収穫直前まで漕ぎつけるとは、歴代受講生の中でもトップクラスではないかと思います。

 4cmは市販品に比べたら小さいかもしれませんが、鉢にひしめきあっていることでもあり、またこれからの大寒波でどうなるかも分からないので、選んで収穫するのがいいですね。もちろん、葉も食べられます。完全無農薬ですし。逆に、この寒さで栽培困難な時期であるからこそ虫がつかないでいられました。これが春夏なら、無農薬でここまで葉がキレイにとはいかなかったでしょう。

 根の肥大が認められなかった株があったのはなぜか、これは私にも分かりません。やや競争に負けて、日光などの条件が悪く、根の肥大するフェイズまで行ってないのでしょうか。

 ここで迷うのは、大きくなったコカブから順次収穫し、残った株の成長を追っていくのか...... あるいは一気に鉢の土を崩し、全ての株を収穫し、同時に土に回った根の様子を観察するか......どちらも方法としてアリです。

 そして最後はレタスの実食レポ、いいですね!

 写真はやや光が弱かったのか、絞りが開いています。そのため、難しい言葉で言えば「被写界深度」が浅くなり、ピントの合う範囲が狭くなっています。このあたりは写真技術で知っておくと面白いですね。

 ともあれキレイな葉のレタス、まるで市販品のようです。その味は...... 意図したチョレギでなかったのは置いといて、きちんとした味であったのは、こちらとしてもとても嬉しいものです。こんな単純な葉物野菜でも管理の良しあしで味に差が出ます。繊維っぽくなく、苦くもなく、それでいてレタスの味が感じられる、よかったですね。この展開ゼミの目的である「自分で野菜を作る」実体験がここにかないました。

 最終報告期限まであとわずか、この時期は多々他のレポートや試験と重なりますが、頑張りましょう。春休みがもうすぐです!

DSC_0003.JPG 安定の意味不明さのフジパンだと思いきや、ヤマザキだった!

ラボスタッフ・オガタ