東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

子供の頃の夏休み(8/2)

2015年8月 1日 (土)

 今日から8月。夏休みの宿題がたまっているのに、この暑さでは、脳みそがまっとうに機能してくれないです。仙台でも33.3oCという最高気温。場所によっては、40oC近いとか。欧州の一部では、雨続きで、寒いくらいとか。少し気温を交換することができれば。何かチューブのようなもので、温度交換が。そんなことを。とおもいますが、簡単ではありません。
20150802100327-fff0dc9c5e177cff554f13d668b1ba7256971b05.JPG そんな夏休みというか、子供の頃は、虫取りを毎日。カブトムシ、クワガタムシがmainでしたが、もちろん、他の昆虫も。成虫を捕まえるだけでなくて、幼虫をということもあり。蛹もありでした。

20150802100452-8cc5a350c85d23c8f3e745f3eec8b5b74ab041c8.JPG その中でもよくやったのが、夕方にかけてのセミの幼虫を捕まえること。夕方に小さな穴があって、その中にその日の夜に脱皮して成虫になる幼虫が。捕まえる場所は、八幡神社のサクラの木の下。決まっていました。問題は捕まえる時間。18:00頃から1hrほど。ヤブ蚊がたくさんいる時間だし、遊んでうちに帰る時間だし。。。

20150802100600-b6ba28138d403f75fb600ee8d06e39501a1dc9e1.JPG そんなことを思い出して、片平キャンパスの中で。子供時代以来のセミの幼虫の捕獲。捕まえたのは、早速、研究室のカーテンにくっつけて。2匹、捕まえたわけですが、大きさが違うので、種が違うだろうと。予想通り、片方がツクツクボウシ、もう一方がたぶん、ヒグラシかミンミンゼミ。その脱皮から翅が伸びるのをみて、その体色の変化を見ると、最初はプラスチックのように見えましたが、翌朝には、ちゃんとしたセミに。

20150802100631-6d9f080d1fda0c347ae700db9f19fd79ed914996.JPG これでは、夏休みの宿題には。。。考えてなかったので、きれいにできていませんが、1minくらいのコマドリにして、time-lapseでつなげて、ぱらぱらマンガのようにしたら。うまくuploadできないので、数枚の写真をあげておきますが、。。月曜日には、それなりのぱらぱらマンガに。体色の変化に関係する遺伝子、翅が伸びるときに機能する遺伝子、そんなことを考えたら、小学生の夏休みの宿題とは言い難いですが、いずれ、しっかり観察したら、考えられないようなおもしろい発見があるのではと。そんな夏休みの1日でした。

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 わたなべしるす

 PS. やってみようという方。大事なことは、捕まえたら、すぐにカーテンなどに掛けること。また、カーテンのように長いのが大事。あと、動きが止まるというか、たくさん捕まえると、カーテンが揺れるので、それは避けること。動きが止まらないと、脱皮が始まりません。安全だと言うことが、セミにわかればよいことかもしれないですが。。。

 PS.のPS. 8/2(日) 12:00追記、ツクツクボウシとミンミンゼミらしきものの、動画はこちらから。ますこさんが作ってくれたものをuploadしました。いかがでしょうか。ぜひ、この感動をみなさまへ。。。

 <ツクツクボウシ>

20150731181412-12afeed9095fe373d5efaf6e686f78be0bd59b58.gif<ミンミンゼミ>

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