東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

苦境、回復、後継(6/22)

2016年6月22日 (水)

 どうやら梅雨本番。西日本では、梅雨末期のような雨の降り方。少なくとも、渡辺が子供の頃から、梅雨明け前にはずいぶんの雨が降った。ただ、梅雨の時期に日中に警報が出て、学校から帰れることはなかったと思う。台風が近づくと、そんなことがあって、うれしかった。ただ、来週から出前講義で伺う愛媛県今治市内の小学校のHPを拝見することがあり、ここ数日、警報が出て、早めの下校とか。。。何とも困ったものというか、。。。熊本地震の被災地にさらなる大雨というのは「天変地異」というと、怒られるかもしれないが、そんなことでも考えないといけないような苦境と言える。なぜに、ここまでと思う。この仕掛けを知っているのは、お天道様だけなのかもしれないが、少しでも早く回復できるように、加減がほしいのであるが。。どうやって、だれにお願いすればよいのか。。。わからないのが問題である。

20160622192916-be783cbced8947fd19e030e52ec0fbb18c685ea7.JPG 回復というと、植物育種学の講義で出てきたのは、稔性回復系統。生殖形質に重きを置いていたからと言うわけではないだろうが、F1雑種育種をするときに、片方の系統の花粉を不稔にする。もう片親にはF1になったとき、稔性を回復するようにさせておくことが重要である。というか、この文章を書きながら、この理屈をすっかり失念していて、ちまたの図版などを見て、ぱっと思い出さない。どれだけ、脳みそが自家不和合性だけになっているのか、。。。植物の生殖全般と言いながら、受粉の場面だけを考えていたか、。。何とも情けないことである。脳みそを広く物事を考えられるように回復させないとまずい。そういえば、消費者庁から最近のパソコンのOSのアップグレードについてのコメントが。OSを提供している側としては、後継のOSにアップグレードした方が維持管理と言う点ではよいのかもしれないが。。。そうはいかない都合もあり。。。そんなで、日延べするのは、どうにも面倒であった。なにより、手持ちのパソコンが古いこともあって、また、なじみの古いソフトウェアを使っていることも影響して、今の環境でと思っていたら、こうした助け船がでるとは。。。一度、アップグレードしたものを、元に戻すのもありかもしれないが、helpfulな助け船であった。

20160622192833-75c5d18677f14745250cca2b1d6943bef05a32d6.JPG 今のように、一人一台というパソコン環境でなく、学生の頃は、教授室に1台と居室に1台というパソコン環境。一定期間で、CPUが早くなり、これはという後継機種が出たところで、パソコンを新しくして、その時に、教授室からお下がりになるのを使って、書き物などをしていた。そんなで、コンピューターに精通していた先輩からは、パソコンで仕事以外のことをしていると、ずいぶん厳しく指導された。ただ、ブラインドタッチのソフトだけは使わせてもらったような。。。もちろん、そのうち、パソコンの数は増えて、手持ちのノートパソコンを導入したり、OSもMS-DOSからWindowsに。パソコンから見てもずいぶんと時が流れたような。。。脳みそを整理する上でも、パソコン環境はずいぶんよくなり、整備されてきたと。MS-DOSから数えて、何世代目になるのか。。。少なくとも使ったのは、(MS-DOS3.0, Windows3.1, Window95, Windows2000, WindowsXP, Windows7...)。。。パソコンとはちがうが、ちまたでは、別の「後継」をどうするかが、きょうあたりから。。。。パスとか、スルーとかはよくないし、何かの意思を示さないと。。。そのための考えるヒントというか、きっかけを見つけた。なるほどと。。。どんな苦境にあろうと、よりよい環境に回復し、それが後世に残るようなことであってほしいと。そんなことを考えた夕方からの雨であった。

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 わたなべしるす



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