東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【アウトリーチ活動】仙台市立館小学校・特別講義、青森県立五所川原高等学校理数科課題研究発表会・講評者、仙台市立原町小学校・特別講義(11/6, 12, 20追記)

2020年11月 6日 (金)

 気がついたら、11月も半ば。やるべきことは山積しているのですが、簡単に片付けることができるわけでもなく。。。日々頭を抱える今日この頃。5年くらいたって、振り返ると、なんであんなことで、悩んだのかと思うのでしょうが。。。世界を見ると、もっと大きな問題も。


 11/16(金):仙台市立館小学校・特別講義「キャベツとブロッコリー」

 今年度で6年目となる仙台市教育センターとのコラボの出前講義。コロナ禍を受けて、この時期からの実施。今年度は4つの小学校で5回の講義予定。その最初は、仙台市立館小学校へ。5年生向けに「キャベツとブロッコリー」。玄関先でwelcome boardがお出迎え、ありがとうございました。

20201106152728-bb3271135f83cddbd4543c1689941ac1ab7cf93b.JPG コロナ禍で初めての小学校での出前講義。距離感、実施場所、実施方法などについて、事前に5年生担任の菅原先生と打合せ。三密を避けるような工夫を。いつもより距離を取って、マイクを使っての講義。もちろん、マスクをして。最初に、植物の形態の復習。茎、葉、花の位置関係から。では、アブラナ科のキャベツとブロッコリーは??。ということで、講義のお題は「キャベツとブロッコリー」。同じ種の中の変種。つまり、交雑ができて、遺伝子を混ぜることができる。それを模造紙に書いてみよう。

20201106152938-9c921b050b4483518ddaf9b5bce3c9fa1815d513.JPG20201106152951-c636c6d10a7be4694bedb0c9cd5bff54bb7f29e1.JPG 班ごとに分かれて、25minで相談しながら、書き上げて。できたところで、班ごとになぜ、そのような絵になったのかを説明、質疑も。最近の言葉で言えば、問題解決型の講義。慣れないところもあったと思います。それでもしっかり発表して、鋭い質問をして、された方も、「えええ????」がいっぱい並んだかもしれないですが、その考えたこと、素朴な疑問をストレートに表現できたのが、よいことです。続けて見て下さい。

20201106153301-77607e76bd974654ee0e6b20725fe15d29142b68.JPG20201106153316-7223bfb1ee95a3597512e7f31cc78465ffb343f0.JPG20201106153329-7c7c52d47a5ae6063693d6b47c71f82d6d4751ad.JPG 講義の前後に、大友校長先生と教育センターで統括いただいている川口先生と、コロナ禍を受けての昨今の教育事情についての議論の時間を頂きました。大学ももちろん大変で、どうやって防止するかに苦労していますが、大学とは異なる教育機関での防止体制など、よい刺激を頂きました。ありがとうございました。最後になりましたが、今回の機会を頂きました、仙台市立館小学校、大友校長先生、5年生担任の先生方、教育センターの川口先生をはじめとする関係の先生方に、この場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。今後もよりよいコラボができればと思います。


 わたなべしるす

 PS. 講義の最後に使ったのは、今年度初任の先生と教育実習に来ている大学生の方々が渡辺の講義を参観してくれたので、せっかくなのでということで参加いただきました。講義の後半は別の講義の参観だったので、渡辺の方から紹介。理科が専門という先生方はいませんでしたが、とてもしっかりした絵を描いてもらい、講義の最後がピシッと。ありがとうございました。

20201106152649-a589af20a2567a56edb8f2a8f5a325abc38050c8.JPG20201106152708-4f50708331b22138761b34e471038c938abc2889.JPG
 11/12(木):青森県立五所川原高等学校理数科課題研究発表会・講評・助言者

 週の初めには青森県内でも降雪があったとか。新青森駅からの移動中、雪が残っているところもありましたが、写真を撮るのを失念。。。2014年に始まった、青森県立五所川原高等学校でのアウトリーチ活動も今年で7年目。いつもであれば、講義室が今回はコロナ禍を受けて、体育館で三密を避け、通気性をよくして。その分、寒さもあるわけですが、背に腹はかえられない、というのはこういうことなのだろうと。最初に、中村校長先生から渡辺の紹介で、長年のアウトリーチ活動への感謝の言葉をを頂きました。今回は、理数科課題研究発表会の講評・助言者ということで。

20201112193324-c407dcc92d5e11968d9a19ee364501ce84ac37e3.JPG 理数科の課題研究は8つのグループに分かれて、数学、物理、化学、生物。アブラナ科野菜を使った実験も。アブラナ科と聞いただけで、心がほっとします。質疑の時間はもちろん、生徒さんからの質問が優先。よく考えて質問ができていたと思います。数学・物理のプレゼンの理解は難しい、というか、やっぱり、門外漢。美しい図形というか、法則性を見ると、そんなことが生き物でもないのかなと。。。そんなことを考えながら。研究の背景に何があるのか、そんなことを考えてほしいというような質問をしたつもりですが、参考になれば。。。最後の講評では、発表で気になった点、よかった点、あと、課題研究の重要なことである、失敗をしても立ち上がること、失敗から学ぶこと、寄り道をすることなどを。。。

20201112193502-1eb6617fce82ba8fff9364c8762380f5b73821c5.JPG 発表会が始まるまでの時間、中村校長先生と昨今の教育事情について議論する時間を。また、終わったあとには、校医の白戸先生も交えて、コロナ禍を受けてこれからどうするのがよいのか。何かを変えるのか、新しいことができるようになったかなどなど。コロナ禍が収まっていれば、もう少しゆっくり議論したい内容でしたが。。また、よろしくお願いします。最後になりましたが、今回の企画を頂きました、五所川原高校・中村校長先生、玉井教頭先生、佐々木先生をはじめとする関係の先生方にお礼申し上げます。次回は、2月の1年生向けの講義でお世話になります。よろしくお願いします。ありがとうございました。

20201113111029-dd04ac0a987a6b220efc21e147bcc3b352ed7892.JPG20201113111046-122cd224a6b43df364b61f67586c74de4e0cc264.jpg PS. 課題研究の実験成果をこうした形に発展させるのも、よいことかと。こんな実験をずいぶん昔に始めた先達の思いを馳せ、未来に向けてと言うことになるのが、大事なことだと思いますので。ありがとうございました。

20201112193550-1bf961594de580439863eaff5c058ca786f999a6.JPG PS. 新青森駅には、リンゴ「ふじ」の鉢植えに結実が。鉢植えすると、こんな大きさなのだと。改めて、実感。やっぱり、本物を見るのが大事なのだと。。。

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 11/20(金):仙台市立原町小学校・特別講義「環境問題を多角的に考える」

 11月後半とは思えないような22oCを超える気温。おまけに湿度も高いので、少し動いたら汗をかくようなヘンテコな気温。小雨模様の中、仙台市教育センターの第2回目は、仙台市立原町小学校へ。はじめて伺う小学校で、事前に理科担当の佐藤先生と打合せ。学校への道順など丁寧に対応頂きました。また、理科の単元としては、もう少し後に学ぶということですが、この講義に合わせて「環境」のことをあらかじめ学習してくれたとか。会場は三密を避けるということで、体育館で。風が吹くと寒いというのこの時期なのが、開けっぱなしで、運動場からの声が聞こえるくらいでしたが、暖かさのおかげで、過ごしやすい気温。玄関先には、welcome boardがお出迎え、ありがとうございます。

20201121120358-f7a63a936df4de8b97cc0e0cd4f3d989823a2fdf.jpg 講義の最初に、簡単に渡辺の紹介を頂き、講義をスタート。環境問題は遠い世界で起こっていることではなくて、みんなの身近な問題。自分の席の周りにどんな友達がいるのか、席替えには一喜一憂したもの。また、小学校の6年間で、仙台の気温は何となく上昇しているのでないかということをイメージ出てきているのが、さすがでした。また、コロナ禍、というか、新型コロナvirusが拡がっていることから、去年とは違った「環境」。そんな毎日の生活に関わるところから、「環境問題」を考えてほしいと。

20201121120430-e074bd3944d0ba809c1b1b6433f671a1645d75fc.jpg 自分としては、動植物にとってやさしいことをしていることが、本当にそうなのか、環境に関わるようなテレビ番組もあるはず。また、環境問題を解決するために、今までにないような発想をしてほしいと。もちろん、環境問題だけでなく、毎日の学校での学習、普段の生活でも、こんなことができたらいいなと思うことは大事ですから。講義が始まる前、春日校長先生と今回の講義のことなどについて、少しでしたが、話をする時間を頂きました。ありがとうございました。意外なところでお世話になった先生方とつながっていたり。今回の出前講義のきっかけも、教頭先生が館小学校から異動で来られたからとか。環境という複雑な問題の解決には、人のつながりが大事なのだろうと。最後になりましたが、今回の機会を頂きました、仙台市立原町小学校、春日校長先生、教頭先生、理科専科の佐藤先生、6年生担任の先生方をはじめとする関係の先生方に、この場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。今後もよりよいコラボができればと思います。

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 わたなべしるす

 PS. 当日は、午前中慌ただしく、デジカメの同伴を失念。写真は佐藤先生に講義当日のの夕方に送って頂きました。合わせて、児童の皆さんの感想として、「楽しかったぁ」「ためになった」と。理科、環境問題への興味を喚起できたようで、ほっとでした。