東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【リモートアウトリーチ活動】宮城県仙台第三高等学校・SSH運営指導委員会、岩手県立一関第一高等学校・課題研究ヒアリング、岩手県立一関第一高等学校・SSH運営指導委員会、香川県立観音寺第一高等学校・SSH特別講義、福島県立福島高等学校・SSH運営指導委員会(5/17, 18, 6/8, 13追記)

2022年6月13日 (月)

 5月中旬からほぼ1ヶ月。リモートでのアウトリーチ活動はあったのですが、諸事に追われて、HPから報告することもできず。。時間は作らないとできないので。簡単にこの1ヶ月のリモートでのアウトリーチ活動についての報告を。


 5/17(火):宮城県仙台第三高等学校・SSH運営指導委員会
 6/8(水):岩手県立一関第一高等学校・SSH運営指導委員会
 6/13(月):福島県立福島高等学校・SSH運営指導委員会

 1期5年のSSHプログラム。現時点では5期25年までが実施可能な年数。渡辺が指導しているところではまだその域に達したところはないのですが、そんなどこからも評価されるようなプログラムにするための支援をするのが「運営指導委員」。それぞれの学校の取組ということもあり、会議の内容は秘匿事項ということで。いずれの学校もactiveにやっておられ、相互連携ができるようなコメントも。年度末の委員会でこんな成果があったということを伺えるのを楽しみにしております。

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 5/18(水):岩手県立一関第一高等学校・課題研究ヒアリング

 岩手県立一関第一高等学校では理数科があり、課題研究を重点的に行っている生徒さんたちへの分野別(物理、化学、生物、地学)の課題研究内容のヒアリング。科研費などではヒアリングをされる立場でいつもびびっているわけですが、逆の立場であればコメントは落ち着いてできるので。もちろん、何故そのような実験を行うのか、その結果から何が分かると想定しているのかなど、よりよいものになるようにしっかりとした指導を。次の発表会でそれが形になっているのを楽しみにしております。


 6/13(月):香川県立観音寺第一高等学校・SSH特別講義「将来に向けたキャリア形成と『考える基礎』となる課題研究のあり方」

 記事を書いている日と実施した日付けがようやく一致。この会を運営するのは生徒さん。最初の渡辺の紹介から終わりまで。何かを運営するというのは大事なスキルだと思います。で、例年は体育館での実施だったのを今回はクラス単位で。4月の福島高校も同じ形式でした。普段のクラスでの方が落ち着いて聞くことができるのではないかと。特徴的なのは、キャリア教育の部分を最初の45minで。後半は課題研究に向けた模擬的な質問についてグループ単位での討論と発表。いずれもよく考えていたと思います。自然の変化を不思議に思うことは大事ですから。

 最後の質問の時間に驚きが。以前、この講義を聴いてくれて現在大学生になっている方が実は参加していて、とてもしっかりしたコメントをくれました。渡辺の長い講義よりも的を射てたと思います。ありがとうございました。講義の最後は1年生を代表しての挨拶。こちらが伝えたいキャリア形成のポイント、課題研究の大事さなどを理解してくれていました。この学年の課題研究発表会は来年度ですが、楽しみにしております。

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 わたなべしるす



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