東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

カイワレダイコンを食べました!とハクサイ間引き(農:沼澤芽生)

2016年10月28日 (金)

10月19日に栽培を開始したカイワレダイコンを、27日の朝に無事収穫することができました!

19日の夜遅くから27日の朝だったので、栽培期間は1週間です。

最後の2日間は光にあてて、このような色になりました。

(3枚目は上が育てたもの、下が市販のものです。)

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比べてみると、市販のものは高さがそろっていて、葉の大きさが少し大きく、葉の色は均一です。

育てたものは、高さが様々で、葉の色もところどころムラがありました。

味の方ですが、シャキシャキとしていて、美味しかったです!

市販のものよりも辛味を強く感じました。

ですが、スーパーのものも始めに食べた時は辛味が強かったのが、2日後には少しマイルドになっていたので、

辛味は、市販のものと自分のもの、というより、日数が関係してくるのかな、と思いました。

またスーパーのものは日持ちがいいです!

私は3日間で食べきりましたが、3日目でもまだ青々とシャキシャキしたままでした。

自分で作ったものは、1日で食べきってしまったけれど、スーパーのものより明らかに日持ちしなさそうでした。

この違いはなんなのでしょうか。キッチンペーパーとスポンジの違いですかね?

あの市販のものの下に敷いてあるスポンジは、水をよく保ちそうで、かつ、根が張りやすそうな絶妙な空き具合だったので、 カイワレ専用に開発されたのだと思います。

機会があればあのスポンジで栽培をしてみたいです。

(市販のものを食べた後にスポンジを取ろうとしたのですが、根がしっかり絡みついていて、取れませんでした...残念。)

朝ごはんとお弁当のサラダとしていただきました〜

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そしてミニハクサイは2回目の間引きをしました。

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葉が重ならないようになりました。とうとう1本です‼︎

ここまでの成長を無駄にしないためにも、大事に育てていきます。

ハツカダイコンの第1弾のほうは、根がどんどん太く、赤くなってきています。

土寄せをして、その部分が隠れる様にしています。丸い実になってくれるかな⁉︎

それでは、楽しんで栽培を続けていきます。

最後は最新のハクサイの写真で。

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コメント

 農学部・沼澤さん

 遺伝の渡辺でございます。出張の帰り道です。同じようにスプラウトを使っている実験をしている高校生の発表があり、しっかりとしたスプラウトを作るようにと。このHPも見てくれているとか。皆さんもいろいろなものを参考にしているのと同じように、皆さんの情報発信が他の方々の参考になっているというのを実感できたのでした。

 市販のカイワレダイコン、自分で栽培したものについて、形態、食味など、いろいろ比較して、結果、栽培に使っている「秘伝のスポンジ」が良さそうと気がついたこと、また、それをgetしようとしたこと、さすがですね。よく工夫というか、考えています。そのチャレンジ精神が大事です。これからも是非、そんな風な目で見て、チャレンジして下さい。

 ハクサイの方は、水管理が順調なのではないかと思います。少し色を濃くしておいた方が、よいと思います。肥料を上げてみてはどうでしょうか。水やりの前にやっておいて、水をあげると、効果があると思います。ということで、次の報告を楽しみにしております。


 わたなべしるす