東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

ほうれん草をほうれん草っぽくする作戦(文:渡辺義宣)

2016年11月27日 (日)

こんにちは、今日はほうれん草の追肥についてと、ほうれん草をほうれん草っぽくする作戦について記事を書きます。

まず追肥についてです。一番上の写真は11月21日に撮影したものです。ここのところ成長もあまり見られず、葉も弱くなっている印象を受けました。もらった土には初めから肥料が混ざっているとのことなので、ここまで私はまだ追肥をしていなかったのですが、わたなべさんが追肥のことを前から仰っていたのもあるし、追肥してみることにしました。これにあたって参考にしたのが、昨年ほうれん草を育てていた大和田さんの記事です。これによると、追肥のタイミングは草丈が7~8㎝の時らしく、私のほうれん草はすでに10㎝超えていたので、少し離れたところに撒いて表土と混ぜておきました。20161127143200-9b0ce09e812e06ebb02bf2f4f0476e603f9a602f.jpgすると、光の影響もありわかりづらいですが、3日後には葉が元気になりました。

しかしまだ問題なのが、はじめの頃に生えた本葉が未だに力なく倒れていることです。市販のほうれん草はみんな葉がシャキッと上に立っているので、これではどうにも見栄えが悪いし、隣の個体の成長の妨げにもなり、また鉢の縁にもたれている茎は縁に接している部分が傷んでしまうので、ここはひとつ「ほうれん草をほうれん草っぽくする作戦」を決行することにしました。

と言ってもやったことと言えば、紙で輪を作りもたれている葉を立たせてみたことくらいです。

20161127144238-626839d9873955e73b4f8600731efd2743912568.jpg実施したのが11月26日7:30分で、失敗した場合のことも考慮して、右の個体だけに輪を施しました。

元気になってほしいです。

コメント

渡辺さんこんにちは。

 ホウレンソウ、頑張ってますね。本葉がヘタっているのは、徒長のため葉柄(葉と茎とを結ぶところ)が細く長くなっているためだと思います。確かに、このままだと折れやすいので、工夫されたのですね。紙の縁で折れないよう、見てあげて下さい。折れそうならラップをくしゃくしゃにして紙の縁に巻くとか・・・

 そういえばホウレンソウ、うちの庭にも昨日播きました。今からですからほとんど本葉2枚くらいで冬越しすることになります。

それでは、またこまめな報告お待ちしております。ラボスタッフ・オガタ