新たな野菜(農:内野真子)
2016年12月10日 (土)
こんにちは。
前回の投稿では触れませんでしたが、実は先日から新しい野菜を育てています。
今回はその野菜と成長過程について紹介していきます。
【吹立菜】
吹立菜とはアブラナ科アブラナ属の野菜で、ククタチをルーツとするカブ菜の一種で小松菜の亜種とされているそうです。
私の地元である石川県の地野菜「加賀野菜」として石川県で多く生産されているそうで、農学部の平岩さんと同様に、高校時代の先生から種をいただき、今回育てることになりました。
実はこれまでの間にすでに栽培を開始していたのでその様子もあわせて紹介していこうと思います。
吹立菜の種の大きさは約2㎜で球状をしています。アブラナ科の野菜だけあって種の形状はブロッコリーに似ています。
11月10日
11月13日
根の長さは約2㎜でした。
実はこの時の栽培はここで終了してしまいます。
というのもいくら待っても鉢に植えた種から芽が土の上に顔を出してこないのです。
原因はおそらく鉢を外に出しておいたことだと思います。
この時は厳しい寒さが続いていたので外の気温が初期成長の適正温度を下回ってしまったのではないでしょうか。
その後、新たに吹立菜の栽培を始めようと思っていたものの始める時期が遅くなってしまい、つい最近種を蒔きました。
12月4日
種を蒔きました。
ろ紙がなかったので代わりにティッシュペーパーで代用しました。
12月6日
前回は種を3粒しか蒔かなかったので、その反省も活かし5粒種を植えました。
今回は発芽した種を鉢に移した後、芽がでるまでは鉢を室内に入れて育てようと思います。
同じ吹立菜を育てている平岩さんによると外に出しておくと生長が遅いとのことなので、いっその事外に出さずに室内で育てようかとも思っています。
ともかく、鉢から発芽させることを第一の目標にして育てていきたいです。
以上、新しい野菜「吹立菜」の紹介でした。
コメント
内野さんこんにちは。
新しい野菜ですか。吹立菜とは、どんな形でどんな味がするものでしょうかね。今回種の播き直し、無事に発芽すればいいですね。
各地の伝統野菜というものは得てして成長が遅いものです。生産性を向上させるために品種改良をして普及するのが一般的ですので、そうならなかった伝統野菜はやや時間がかかるかもしれませんね。でもやはり、味の点では期待できるかも、です。発芽したら徒長するかどうか見て、大丈夫そうなら部屋でもいいですね。もし、徒長でダメそうならやむなく外ですが、その場合は気長に、ですね。
またそれの結果教えて下さい。こまこま報告いただいてありがとうございます。ラボスタッフ・オガタ