ハクサイ、結球開始(農:平澤花織)
2017年12月11日 (月)

こんにちは、農学部の平澤です。
昨日行った定食屋さんで生姜鍋に入っているハクサイとミズナをしみじみと眺めてしまいました。いつか私もベランダのハクサイやミズナをこうして食べるんだろうな、と感慨に耽りました。
2017/12/6 天気:晴れ 最高気温/最低気温: 6.2℃/0.6℃ (参考: 気象庁)
ミズナとハクサイの全ての鉢に施肥しました。次回施肥は12/15を予定しています。
2017/12/11 天気: 晴れのち曇り 最高気温: 13℃ (天気・気温ともに予報、参考: 気象庁)
【ミズナ】
水やり前に撮りました。最近晴れの日が多いためか、鉢を乾かしすぎてしおれさせてしまう時があります。水をあげて1時間もすると茎がまっすぐに戻りますが。もっとこまめに水やりをしなくてはいけませんね。
さて、一番大きな葉の大きさは、付け根から先端までが18cm程、幅が一番長いところで6cm程です。葉の枚数はおよそ30枚です。
脇芽がもっと大きくなったら、上の写真で左上にある株と右にある株を丸ごと収穫しようと思います。そして写真左下の株は大株まで育ててみようと思います。
【ハクサイ】
こちらの株の一番大きな葉の大きさは、付け根から先端までの長さが16cm程、幅は一番長いところで10cmです。葉の枚数は15枚です。
こちらの株の一番大きな葉の大きさは、付け根から先端までの長さが8cm程、幅は一番長いところで5.5cmです。葉の枚数は11枚です。
大きい方の株も小さい方の株も結球が始まっています。
横から見ると葉が立ち上がっている様子がよくわかりますね。前回の記事で渡辺先生に「葉の中心が立ち始めている」とのご指摘をいただきましたが、それ以前の葉の中心の様子とあまり変わらない気がしていました。(今前回の記事と中間発表直前の記事の写真と比べてみても正直、変化がわからないくらいです。)しかし、周辺の葉も立ち始めるといよいよ結球するのだなという実感が湧きました。小さな方のハクサイは芽キャベツのようになるのでしょうか。大きな方のハクサイは一番外側の葉まで結球するのでしょうか。これからの成長が楽しみです。
今回の記事はここまでにしようと思います。引き続き栽培・観察に励みたいと思います。
コメント
農学部・平澤さん
おはようございます、遺伝の渡辺でございます。定食屋でミズナ、ハクサイを自分の植木ばちのものと想像できるのは、よいことですね。身の回りとサイエンスが連動していて。niceです。今日も少し気温が上がるようですね。葉っぱの枚数がこれくらいになり、植木ばちの保水力が小さいので、植木鉢が小さい分。大変だと思います。その当たりは、日数ではなくて、植物を見ながら、気温・日照と相談しながら、水やりをして下さい。収穫は、本当に根元から切らない限り、生長点は地面の近くに残ると思いますので。そのあとの栽培もできるような工夫をされてみてはどうでしょうか。ハクサイはよい感じで葉っぱが立ってきて、結球が始まりましたね。どこまでできるか、これからが勝負かなと。施肥をいつもよりも短い期間で上げる方が、植物体が栄養生長をして生殖生長にphase chageしにくくなりますので。そんなことにも気にかけて下さい。
他のコメントは、ラボスタッフのオガタくんがまた、別途書くと思いますので。それも参考にして下さい。
わたなべしるす
ー 追記 ー
栽培について、教授が書いたことで話が終わってると思います。とても良く栽培されているので私からは、よくやってるなあ、と褒めることくらいですね。今回の報告で施肥をきちんと記憶して、次回の予定まで把握しているのが良いと思いました。うっかりすると、いつやったんだっけなあ、となりがちですから。人間どんどん時間の経つのが早く感じていきなり日数が経っていたりします。
定食屋のショウガ鍋って渋いですね。高倉健を感じます。鍋と言えば私は吉野家の冬メニューで鍋定食ありますがそれで実に美味いと感じます。数年前、これいいなあ、と一人用飛騨コンロを買ったのですが実は一回も使っていません。
話は戻りますが、ハクサイ、いよいよ結球の話ですか。葉の大きさ枚数はともかく寒くなったので葉が立ち気味になりましたね。このまま観察しましょう。まだ先の話ですが、葉を縛ってまとめるのは最終段階の防寒のためですのであまり考えないでいきましょう。
ラボスタッフ・オガタ