【8】コカブ大丈夫か?編(工:佐々木ひなた)
2020年12月19日 (土)

ここ数日の大雪、日本各地で様々な被害が出ていますね。
仙台に20年近く住んでいますが、12月でこんなに積もるなんて、なかなかない経験でした。昨年こそほとんど雪が降らなかったので、今回は結構驚きの積雪です。
写真は、先日、タネから育てたアボカドが、飼い猫にへし折られたの図です。
寒い日が続いていますが、オガタさんヘルプです!!!!
寒さと水やりについて
気にしすぎなのかもしれませんが、特に夜間、氷点下にもなる外気にさらされている野菜に普通に水をあげてもいいのでしょうか???
少し調べてみたところ、日本植物生理学会の記事には確かに植物は凍るけれどもそれでも生きていられると書いてありました。(植物すごい)でも土とか凍ってしまうのでは...?
コカブの葉が萎れてきていて元気がないのですが、これは水が足りないのか、寒すぎるのかどちらなのか...
こうやって心配しているのも、多くの受講生がされている野菜の防寒ですが、オガタさんのコメントをパラパラと見る限り、自分は手先が器用ではないこともあるし、かえってやらない方がいいこともあるのでは?と思えてきたので、ほとんど何もやっていませんでした。やっていたこととしては、玄関ポーチ(コンクリート製というかタイル製というか) に置いているので、底から冷えすぎないように段ボール箱に入れていました。蓋はしておらず、日を遮らない高さで、きちんと風よけの役目も果たしていたと思います。
せっかく土の表面から白いカブが見えてきているので、ここでバキバキに凍ってしまってカブが割れたりしたら嫌だなと思いつつも、逆に水をあげなければ乾燥で割れるどころか枯れてしまう可能性もあるだろうなと思ったので相談させていただきました。ご回答、お待ちしています!!!
とりあえず、急ぎの記事でした!!!
コメント
佐々木さんこんにちは
私も仙台で12月からこれほどの雪とは驚きです。
自分事でちょっとアレですが、今まで倉敷・札幌・大阪・新潟に住んだことがあります。住んでみて初めて分かることがありますね。札幌では寒さや雪で困ったことは全くありません。大阪では凄いゲリラ豪雨に驚いたものです。新潟では雷鳴と数分ごとに変わる天気、そして本気で歩けない風を体験しました。倉敷では朝顔と百合とシクラメンが同時に咲く温暖、しかし水がなくて山火事が頻発とは驚きでした。
年をとると暑さ寒さが堪えるものです。逆に言えば若い時にはあんまり気にならないものですね。佐々木さんも若いのですからアクティブに冬をとらえましょう。うちの娘は大学四年ですが「もう年をとった」などと言っていますし。たかが一年二年とは言えませんね。
冒頭の写真は見事なまでの表現力です。ネコはこういうことをします。うちにも室内には一切植物は置いていません。数秒でネコにやられると思っています。
さて最初のお題目は「寒さと水やり」です。写真で見る限り、コカブは元気がないといえばないのですが、この季節にしては頑張っているほうだと思います。結論から言えば普通に水やりしても構いません。弊害があるとすればおっしゃるとおり土の凍害ですね。植物そのものが低温で枯れるのではなく、土が凍って体積が増えるため、株が持ち上げられて根を痛めるというわけです。冬季間、普通にはあまり気温の下がり出す夕方には水やりをしません。ただし水不足よりはマシなのでそういう時には水をやりましょう。普通には一度水をやれば数日はやらなくていいと思いますし。
段ボールはとてもいい感じです。コンクリートからの冷えも防ぎ、なおかつ防風に役立ちながら日光も遮らない、いい塩梅の高さですね。
寒さでコカブが割れることはないと思いますが、観察は面白いでしょう。せっかくコカブを選ばれたのでその収穫部が見える形なのは楽しいと思います。
また大変どうでもいいことですが、最近本屋の童話コーナーに行ったんですが、名作はいつまでもあるようです。私の好きな「百万回生きたネコ」も健在ですし、「おおきなかぶ」もあります。そして「おおきなかぶ」を改めて見るとイヌやネズミも協力しますが、それは一列になっています。意味があるのか...... いやそこは精神的な意味合いなんでしょうね。
ではまた、次記事もお待ちします。
ラボスタッフ・オガタ
クソ無駄なところに力が入っています。