栽培開始~ベランダ農園の幕開け~(文:岡根史歩)
2022年10月19日 (水)
文学部1年の岡根史歩です。これから半年間、野菜栽培の様子をブログに投稿していきます。将来、文章を書くことを生業にしたいと考えていることもあり、わくわくしながらブログを書き始めています。野菜栽培もブログの投稿も不慣れではありますが、じっくり野菜と向き合うこと、伝えたいことを伝えきることを頑張ります。
私が育てる野菜は、ロケット(ルッコラ)、サラダレタスミックス5(サニーレタス・ちりめんちしゃ・サラダ菜・チマサンチ赤・チマサンチ)、仙台芭蕉菜です。
まずは仙台芭蕉菜から。
仙台の伝統野菜で、辛みが少なく漬物やお浸しに向いているようです。どんな味がするんでしょうか......?食べて確かめることができるように、頑張ります。
10月10日月曜日 15時50分 室温22度霧吹きで湿らせたろ紙をシャーレ入れ、芭蕉菜の種を6粒播きました。お菓子の箱の蓋をかぶせて暗所にし、室内の机の上に置きました。
10月12日水曜日 6時10分 室温22℃発芽を確認。
6時15分 外の気温20℃
鉢に移植。割りばしで種をつかんで鉢に移しました。使用するのは5号の鉢です。
そして現在の様子。何日の何時に子葉が出てきたかは記録できていません。 以上が芭蕉菜の生育の進捗です。レタスとルッコラに関してはまた次回書きます。
最近はサークルの活動などで家にいる時間が短くなっています。限られた時間の中でベランダの野菜たちを気にかけるのは大変ではありますが、日々の成長に癒されるし、楽しいです。
今回はブログの投稿が遅くなってしまったので、自分のスケジュール管理をきちんとし計画的に投稿できるよう努めます。
他の学生のブログを読んでいると自分が観察していなかった細かな部分にも目を向けている様子が窺えて、なかなか興味深いです。いろいろな人の視点や機転を参考にしながら取り組んでいきたいと思います。
コメント
文学部・岡根さん
将来、書き物を生業としたい。すごいです。この講義を通じて、長い文章を書けるようになって下さい。さまざまにやりたいことがあると思いますが、その中で何を選択するのか、集中するのか、主体性を持って取り組んで下さい。芭蕉菜は子葉が展開しているので、すこし水を控えて下さい。後はどの個体を残すのか、間引くのか、今から観察して考えるようにしましょう。
メインのコメントはラボスタッフのオガタさんが担当します。渡辺は受講生全体への1週間ごとのコメント、あるいは、緊急の対応をしますので、すこし返事の時間を頂戴します。
わたなべしるす
岡根さんこんにちは
文章を書くことを生業にするとは、素晴らしい(野望)と思います! 旅行や食べ物のライター的なことなのか、有名ブロガーなのか、出版業界に入るのか分からないのですが良い意気込みですね。
ついでに言えば、文章を書くことは「どんな業界でも必須スキル」です。まずたいがいの仕事のアウトプットは文章なのですから。例えば、文系的職業でない理系的研究者であっても最終的なアウトプットは文章で行うものであり、その良し悪しが仕事の質として評価されます。
さあ、今回の記事はバショウナのスターターですね。種子袋の表示から始まり、鉢への移植、発芽の様子の提示、きれいなものです。特に素晴らしいのが「温度表示」ですね。
栽培状態も良好です。最近の気温低下は著しく、スタートが良かったのは何よりです。こちらが初めの講義で伝えた通り、早めの鉢への移動をしてくれています。植え方も株と株との距離をとって均等になるようにしていますね。
これからは光がよく当たるように管理して下さい。水管理も重要です。渡辺教授が指摘している通り、常に鉢土がこれほど湿っていることは必要ありません。数日に一度の水やりで充分です。むしろ水のやり過ぎは徒長などの障害を起こしてきます。そしてもう一つ教授が言ったことは将来の間引きについてですが、個体間の生育の差も観察して下さい。
次記事ではルッコラ、レタスミックスの話でしょうか。メインであるバショウナの記事を真っ先にしたのは良い判断です。同じようにルッコラ、レタスミックスも見せて下さい。その際、必要なのは日付けではなく「播種からの日数」になります。また、日記調ではなく植物ごとにまとめて、そして自分が「気付いたこと」「注目していること」「疑問点」などを書いて下さい。
また、栽培条件として「日照は何時間なのか」「室内なのか室外なのか、どこに置いているのか」も提示して下さい。植物の成長に大きく関わる部分です。
それではまた、記事お待ちします。
ラボスタッフ・オガタ