東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2022年度本講義の中間発表のお知らせ(11/10)(渡辺 正夫)

2022年11月10日 (木)

 10月下旬が少し寒気が入りましたが、日照は平年並みなのではないでしょうか。日当たりのよいベランダであれば、植物の生長もまずまずかと。どこかのタイミングで、ラボスタッフ・オガタさんが皆さんよりも遅れて栽培をしている「植木ばち」の様子をHPに掲載したいと思います。記事のuploadが低調であることを、講義の担当者である渡辺でなく、研究室のメンバーも心配しております。今一度気を引き締めて、何を観察するのか、その観察から何を考えたのかなど、過去記事、同期の受講生が何に着目してどんな記事を書いているのか参考にしつつ、自制心を持って取り組んで下さい。

 シラバスには書いておきましたが、中間発表が例年この時期です。最初の対面で講義でも話しましたし、シラバスにも書いてあるとおり、中間発表をHP上で行います。

DSCN1824.JPG その中間発表ですが、このHP上に、以下の中間発表の内容を盛り込んで、11/25(金)の17:00までに、これまでと同様のHPに記事を書いて、uploadしてもらうことにします。〆切厳守です。なので、時間指定までしています。なお、中間発表の準備に時間が必要だと思いますので、中間発表の投稿開始は、11/16(水)の0:00以降とします。準備期間、投稿できる期間をあわせて、2 weeks以上ありますので、しっかりとした記事を投稿して下さい。もちろん、中間発表と並行して、毎週の記事の投稿も随時行って下さい。

 で、中間発表を行うに当たり、これまでの観察での気づき、さらには、先達の過去記事を見て、現在の栽培状況がどの様な位置にあるのか、あるいは、今年の他の受講生と比べて、どうなのか、ということを考える時間にしてください。中間発表の課題中でも、先達の実験結果を理解することの重要性については、ふれてありますので、「面倒」とせず、より多くの過去記事・コメントを見て、なるほど、そうだったのだとか、意外なものを見つけたということに気がついて下さい。これから先、あるいはこれまでも「先行研究」という言葉で先達の実験を踏まえたことがあると思います。簡単に言えば、その歴史です。この講義は展開ゼミの時代を含めて過去8年の歴史があります。是非、それを紐解いてみて下さい。新しい気付きがたくさんあると思いますし、文章をこんな風に書くのだという発見もあると思います。

 中間発表のお題と字数などは以下の通りですが、今週は講義が始まった週から数えて、6(11/3(木)が祝日ということを考えると、5???)週目。冒頭にも書いたとおり、全体的に低調な投稿数が気になります。もちろん、それに近い受講生はこれまで通り。足りない方は6日に1度の投稿にするなど、記事と記事の間を詰めすぎないようにするなど対応して下さい。投稿回数の制限を設けていませんが、毎週ある講義の代わりに、記事をuploadすると言うことは、対面での最初の講義で話した通りです。その点を自覚して、中間報告をしてくれるものと思っています。

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<中間発表の内容>
 (1) 自分の身の回りに植物をおいて、毎日、観察するという通常の講義とは異なる展開ゼミを通じて、植物の発芽、生長を観察したと思います。それぞれの学部・基礎知識・興味にもよるかも知れないですが、ここまでの栽培において、一番驚いたことは何か、それを記事にしていていれば、その記事をふまえて、記事にしてない場合は、使ってない写真があると思います。驚くことの写真を使って、そのポイントを記して下さい。今年度は、あまりないようですが、栽培に苦労した方は、普段、食している野菜に対する気持ちというか、感覚がどう変化したかなども、併記して下さい。

 (2) 上にも書きましたが、自分の記事をuploadすることに満足せず、他の受講生の投稿記事、去年までの受講生(先達)の記事を参考にしてほしいと言うことを記しました。そのことを踏まえて、自分の記事を含めて、誰の記事が参考になった、あるいは、なるほどということをに気がついたことがあると思います。それがどの様なことであったのかを記して下さい。その時、誰の記事だったかをURLを入れて、それのclickしたら、見ることができるようにlinkをはって、わかるようにして下さい。linkを入れるのは、これからの後半戦に向けて、あるいは、次年度以降の受講生の方々へのメッセージとして参考になるといういうことを考えて、対応して下さい。

 (3) 渡辺からできる限りコメントをしました。栽培に関すること、それ以外のこと。そうした一連のコメントで、どの様な気づきがあったのか。さらには、その後の野菜栽培、受講することにおいて参考になったかと言うことについて、実例を挙げて、つまり、自分自身、あるいは、他の受講生のいくつか記事を選んで、どの様に参考になったのか、(2)と同様の形式でlinkを入れつつ、記して下さい。なお、こちらからのコメントでなくて、外部のHPの方が、より参考になったという場合は、その記事のことを簡単に記して、同様にlinkを入れて、説明して下さい。その逆で、こちらの方が参考になった例を取り上げても、よいです。

 (4) この講義の特徴は、双方向の講義ということです。他の講義とは違って、双方向の講義であってよかった、あるいは、そうではなかったと言うことがあったと思います。その実例を挙げて、また、記事を書いていれば、それらをlinkを入れつつ、説明してください。この秋からコロナ禍が収束して、通常の講義形式になったものもの多いかと思います。他の講義スタイルとの比較しつつ、よかった点、そうでない点を記述してください。

 (5) 最後に、以上の(1)~(4)を踏まえて、残りの展開ゼミの講義を続けるに当たり、どの様なことに注意して、また、何を目標として、この展開ゼミの講義から何を学び、記事にしたいかを記して下さい。

 以上の(1)~(5)の項目について、それぞれ独立させて記事にすること。つまり、今後の受講生、さらには、一般の人が読んでもわかるように、表記して記事を書いてください。あと、これまで、1ヶ月間、このHPへの投稿で養った文章力を活かして、投稿する文字数は、2,500文字を超えるようにして下さい。すでに、毎回の記事の文字数を自分の記事に記している受講生もいます。文字の数は、Wordの機能などを使って、きちんと確認してからuploadしてください。なお、タイトルは「中間発表」という文字列を最低限、入れ、中間発表の記事として「これがポイント!!」となった言葉を含むものにして下さい。

 では、中間発表記事をuploadできる期間は、11/16(水)~11/25(金) 17:00までとします。これまでに学んだことをベースに、しっかりとした記事を書いて下さい。もちろん、毎週の観察、記事を書くことも忘れずに、行って下さい。この先1週間くらいは平年より高めの気温で推移するようです。そんな暖かさを大事にして、植物に日光が当たる条件なども探して下さい。生長も期待できる気温だと思います。各受講生がどの様な観点でこの講義に取り組み、今後、どの様に発展させるのかをHPで拝見できるのを楽しみにしております。

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 わたなべしるす

 PS. 万が一、受講生の皆さんの中で、これ以降の講義について参加されない(give upする)という方は、渡辺までmailでお知らせ下さい。

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