東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

中間発表 〜これまでの反省と今後の抱負〜(医:大和田共笑)

2022年11月20日 (日)

最近どんどん寒くなってきました。私は、寒がりなので布団から出られない日々が続いています。寒くなってきたばかりなのに、もう暖かくならないかなと思う毎日です。さて、記事があまり更新できないうちに中間報告の時期が来てしまいました。この記事では、今までの反省と今後の抱負にも触れながら、中間発表として課されたポイントについて書いていきたいと思います。

・栽培で一番驚いたこと

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現在のブロッコリーの様子

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現在のカブの様子

植物を育てるのは小学生ぶりで、自分の力だけで栽培するのは今回が初めてでした。この期間までで、一番驚いたことはやはり植物の生命力の強さです。まず、一番最初の作業として種をシャーレに入れた時、3〜4時間ほどで種の殻が取れたり、芽が出始めたりしていました。殻が取れているだけでも数時間で変化があることに驚きがあったのに、さらに芽が出ていてより驚きました。これまでの植物栽培では、種の状態から土に植えていたので芽が出たと気づくまでに数日かかっていました。そのため、今回の栽培方法によって初めて植物の成長のはやさを実感できました。芽が出るまでのはやさに驚いているうちに、1・2日すると芽が緑色に変化し、完全に子葉が確認できるようになりました。すぐにシャーレの厚さでは足りなくなるほどでした。この植物の成長のはやさを知らなかったことが、徒長させてしまう原因になってしまいました。さらに、鉢に移す時にも驚きがありました。シャーレの下に置いていたろ紙に、根が絡まっていました。芽の大きさに対して根が長く数多く広がっていて、根毛によってろ紙に強くくっついてしまいました。土台にくっつくことで、芽が安定してまっすぐ上に伸びることができるので、そのために起こっているこの変化に感動しました。鉢に移した後も、毎日の観察で目に見えて変化があり、植物の成長のはやさをより一層実感させられました。

・今までの参考になった記事

自分の植物を観察していて、一番改善したいと思ったことは徒長についてです。それには、http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/as-vegetable2021/2021/11/23193745.phpの記事が参考になりました。この記事は、よくある原因を見やすくまとめられていて、自分の今までの育て方と比べやすくとてもありがたかったです。さらに、徒長してしまった時の対処法が簡潔に書いてあったので、自分で実行しやすいところにも助けられました。また、まだ活かして記事を書けてはいないのですが、記事書き方で参考にしたいと思っているのはhttp://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/as-vegetable2021/2021/11/23193745.phpの記事です。この方は、読む人に優しい記事を書く工夫をしていて、自分のこの講義内の目標の一つとなりました。画像に書き込む、日付を書く、着眼点を設けて継続して観察していく、自分がしたかったことが実際に書かれていて勉強になりました。今までの記事では、単調なレイアウトと文字になっていたので、タイトルや文字にも工夫していきたいです。

・渡辺先生の参考になったコメント

上記にもある通り、今回の栽培における一番の課題は徒長してしまっていることと水のやり方です。そこで参考になったのは、http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/as-vegetable2022/2022/11/11102530.phpの記事でした。前回の自分の投稿で渡辺先生に室内で栽培しているのではないかと言われましたが、外で育てているのに徒長してしまいました。もちろんこの記事の方ほど徒長しているわけではないですが、自分で他の記事を参考にする限り、水のやり方に問題があったと思います。これも記事にしようと思っていたのですが、以前は少量の水を毎日やっていました。しかし、そのうちに茎の太さや全体の安定感が問題になり、4〜5日に1回多めに水をやるようにしたところ全体が丈夫になっていると感じます。

・双方向の講義のメリット、デメリット

今セメスターが勉強感のある講義ばかりだったために、植物を育てて癒されたいとこのゼミを受けることに決めたこの講義ですが、実際に2セメスターが始まり、双方向の講義は想像以上に自由だと分かりました。受講するまでは、週1回の講義や記事の締め切りが存在すると思っていたので、それらがないことによって全て自分に全て委ねられていると感じます。メリットとしては、今セメスターは課題が多い時間割に加えて部活やバイトがあるので自分の好きな時間に記事を書くことができ、時間を有効に使えることが挙げられると思います。一方、デメリットとして明確な期限がないことにより、明日やろうと毎日自分に甘えてしまうことがあるところです。この講義では、自分の意志によってメリットが大きく影響するかデメリットが大きく影響するかが左右されると思いました。

・反省と今後の抱負

反省と今後の抱負については、自分と栽培の二つの面においてそれぞれあります。自分の反省・抱負としては、まず第一に記事の投稿頻度についてです。最初の投稿が遅く、さらに次の投稿までも時間がかかってしまいました。2セメの課題が消化のペースが掴めなかったのが原因ですが、今後は挽回できるように頑張りたいと思います。記事の内容についても、文章量・観察の仕方(物差しを置く、気温・栽培開始からの期間を書くなど)・文章の構成にまだまだ課題があるため、文章力の養成だけでなく、上記の記事と自分の投稿へのコメントを参考にしながら質も高めていきたいです。また、読む人のことを考えた文章にしていく工夫もしたいと思います。栽培においては、驚いたことでも書いた通り予想以上に成長がはやく、鉢に移した時に徒長してしまったことです。今回の中間報告で新たにいくつもの先輩方の記事を読んだことを活かし、徒長した作物の栽培方法を参考にできるだけ元気に育ってもらえるように頑張りたいと思います。また、水の量・頻度についての理解が浅かったと感じたため、自分の植物の状況と過去の例を見比べながら適量を考えたいです。

(2594字)

ps

みんながやっているようなurlの貼り方が分かりませんでした...。すみません。

コメント

医学部 大和田さん

最初の写真はどこかの街路樹でしょうか。昼間に写真を撮っているので明るいですね。それに対して、観察している植物は夕方から夜に撮影したのでは。他の受講生のコメントにも書きましたが、写真は朝日が差す時間はだめですが、日中の光条件のよいときに撮影をして下さい。発芽時に根が出たらすぐに、植木ばちに移動することを最初の講義で話しましたが、それをされないでいると、根がろ紙に食い込むので、避けるようにといったのですが。根が出た種子をすぐに植木ばちに移動して、残りを観察用にしたのであれば、よいのですが。。linkにlink先を示すのは、他の受講生の方はできているので、改めて、マニュアルを確認して下さい。link先のURLをcopyしておいて、指定されたアイコンを押すと、できるかと思います。同じ医学部の佐藤さんは習得しているようです。まずは佐藤さんに聞くのはどうでしょうか。それでもだめなときは、mailでお知らせ下さい

読み手に優しい記事というのは大事なポイントです。その意味で、例えば、上にも書いたURLがなくなるだけでずいぶんと見やすくなると思います。他の受講生の方は習得できている訳なので、是非、これ以降の記事ではURLをなくして下さい。水やりについてですが、植木ばちに「割り箸」等を挿して、どこまで水分があるかを見るなど、これまでの先達は色々トライしています。そうした記事を探して読んでみることです。

部活、バイトをするのは、正課出なくて課外扱いです。つまり、講義が正課な訳なので、また、講義は基本毎週あるわけです。それをしっかりと自覚すること。自制心をどれだけ持てるかというのは最初のオリエンテーションで話したとおりです。後半戦はどうやって毎週投稿するのかと言うことをしっかり理解して記事が投稿されるのを楽しみにしております。
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わたなべしるす