片平キャンパスで栽培中の野菜(12/7)(渡辺 正夫)
2022年12月 7日 (水)
朝の気温が氷点下に近くなってきました。皆さんが栽培されている野菜がどのような状況かについては記事から見ていますが、こちらで栽培している野菜の状況をお知らせしておきます。
こちらはカブ、芭蕉菜、コマツナを含むBrassica rapaとB. oleraceaに分類される赤キャベツ、ブロッコリーを栽培しています。半月ほど遅れての播種でした。雨風が当たらないガラス室に植木鉢を置いていますが、周りで栽培している植物からの影響も受けます。写真から分かるように、同時期の播種ですが、植物種によって少しずつ違います。どちらかと言えば、B. rapaの方が生長が速いようです。あくまで並べてみただけで測定したわけではないですが。カブの葉っぱが少しカサカサしている、白い斑点のように見えるのは「うどんこ病」が少しでているようです。窓が開いているので、外から菌糸がとんでくるため、ガラス室でも病害の影響は受けます。
寒くなり、生長も遅くなると思いますが、色々な観点から観察してみて下さい。
わたなべしるす
PS. 植物栽培の基礎となる「植物生理学」の書籍を10月末に執筆・発刊しました。詳細は渡辺のHPの記事を参考にして下さい。片平、農学部などの生協の本のコーナーで中身を見ることができるかと思います。参考までに。