ひまじのカブ栽培日誌 第11回~スプラウト完成~(工:田中大翔)
2023年12月21日 (木)

こんにちは。ひまじです。まず一言。寒い。ある日家に帰ったら室温が6.5℃だったときはびっくりしました。他にも洗濯物が夕方取り込もうとしたら凍っていたりと東北の冬の厳しさを実感しております。
この毎回書いている最初の雑記的なコーナー。書くことがある日はいいのですが、書くことがない日は全然かけなくて困るのですよね。とりあえず写真の説明をします。
今回電子工作で初めてチップ抵抗のはんだ付けにチャレンジしました。そもそもチップ抵抗は1㎜程度の非常に小さいチップ型の抵抗器であり、そもそも手作業ではんだ付けする用のパーツではないんですよね。普通は機械でやります。しかし、そんな機械はないのでこうして私が手作業ではんだ付けするというわけです。最近の学生はみんな基本的なはんだ付けは中学校の技術でやるのですが、これはそれだけの経験では厳しいような......。私は電子工作が趣味で昔から様々なパーツのはんだ付けをし、腕を鈍らせないようにたまに電子工作をしていたので今回のやり方も何とかできたのですが、やはり人間がやる作業ではない気がします。なんだかんだいろいろ書けましたね。では本題に移りましょう!
栽培記録(スプラウト)
さて、今回はカイワレ大根からです。13日、このように、内鉢の隣にコップを置いて、日光当てを始めました。
これがその日の夜、少し成長していますが、日光に当てたおかげか成長速度は一気に落ちました。しかし、少し成長が遅れている苗は成長を続けているため、いい感じになっています。
14日、緑色に近づいてきました。ここ最近天気が曇りの為か、日光当てが予想以上に時間がかかっています。
15日、やはり緑化はゆっくりです。もうほぼ成長はしていないので、もう少し日光に当てたいと思います。
16日、やっとよく見る緑色になりました。密度も長さも申し分ないと個人的に思っています。一応スーパーで売っているものはもう少し緑色だった気がしたので、もう一日光に当てようと思います。
これは17日の写真ですが、写真だとほぼ変化が分かりません、しかし、16日目より少し緑が濃くなっています。さすがにこれ以上はまずいと思うので、これで完成とします。いや~大分スーパーに近いものができたのではないでしょうか。ここから、料理で使う日まで、日の当たらない室内天然冷蔵庫で保存し、料理に使いたいと思います。
料理コーナー
さて、ここから料理パート。以前からちょくちょく料理の写真を出しているので分かるかと思いますが、私は料理でおいしいものが食べたいがゆえに、おでんまで自作するほどなのです。そんな私が揚げ物に手を出さないわけがあるでしょうか?っということで、カイワレ大根料理第一弾はなんと!「カイワレ大根のかき揚げ」です。
栽培できたカイワレの数が多かったので、複数の料理に使うことにしました。家にたまたまあったジャガイモ、ニンジン、タマネギ、マイタケ(たまたまとは......?)を細切れにして、カイワレを混ぜます。あとは小麦粉をまぶして衣をつけて揚げるだけという簡単な料理です。
少し作りすぎたようででかいのが3つできてしまいました。ついでに余っていた鶏肉でかしわ天を作って皿に盛りつけてみましたが、茶色......。ついでにどこ行ったカイワレよ......。でもまあサクサクの天ぷらがたくさん揚がったのでいいとしましょう。
もちろん一食では食べきれないので、かき揚げ一つ食べてあと二つは翌日以降に食べます。さて、感想です。かき揚げはサクサクでおいしかったですがそれよりもかしわ天がとてもおいしかったです。やはり鶏もも肉のジューシーさには勝てないということで......。あともう少しカイワレ入れても良かったかもしれません。あまりカイワレを感じない......。下の写真の緑がそうなので一応あります。
第二弾は......また来週のお楽しみということで次回第二弾をやりたいと思います。
今回はすべてスプラウトとなりました。来週からはカブに戻ります。今回報告できなかった前回から一週間の成長の記録は来週報告します。では、また来週!
コメント
ひまじさんこんにちは
おっしゃる通り寒いですね。ですが......6.5℃なんてまだまだ甘いのではないかと。
仙台で一番寒いのが二月の十日頃でしょうか。朝方の外気温はー6℃程度になります。室温は、各建物によるのですが、零度近くに下がると思います。
まあ、寒いのは雪が降るよりマシです。雪は「歩きにくい」「滑る」「渋滞」の三点セットで障害になります。
そうそう、南から仙台にやってきた人は、「水道の凍結」にご注意下さい! 通常の年であればまず凍結したりしないんですが、油断すると凍結の憂き目に遭います。仙台はぎりぎりその懸念がある地域に入ります。そして凍結してしまうと、水が出る出ないの問題ではなく、「給湯器の破損」という恐るべき事態に陥ります。住んでいるところに「水抜き装置」があるか確かめてみましょう。
さて余談の続きです。
チップ抵抗のはんだ付けは確かに難儀ですね。細かいし動くし...... でもまだまだ若いため目が見えるじゃありませんか。見えてるならなんとか可能でしょう。これが老眼で見えなくなると...... 私も若い時はマックパソコンの改造なんかでチップ抵抗を入れ替えたりしたものですが、今ではもはや考えられません。今できるのはせいぜい2.54㎜ピッチのICか、あるいは2SC1815なんかのディスクリート部品のはんだ付けくらいです。多少情けないですが。
それより、画像のモノはいったい何でしょう。よくアマゾンで売ってる中華基盤に見えますが、何かなあ......
ようやく本題に入ります。
スプラウトが順調に成長を続けていたことは、前記事で分かっています。そしていよいよ「緑化」ですか。この緑化で各種栄養も高まり、またカイワレっぽい「風味」が付きます。
緑化工程はトータル4日間ですか。まあまあいい感じですね。これが青空の直射日光にガッツリ当たっていれば、その半分の期間になったでしょうが、4日間なら適正範囲内です。そして記事中に書かれていますが緑化が始まると伸びが止まる、これはよく見ました。その通り、遮光されている環境下では否応なく徒長されられていたようなものですから、ここで光を当てられることによって植物はやっと正常運転に戻ったようなものです。一日に1㎝なんて通常の成長ではないでしょう?
そして実食!!
このゼミ史上ダントツでクオリティの高い実食レポです! 揚げ物とは意表を突かれました。どこが「簡単な料理」でしょうか。フツーの主婦でさえ揚げ物は面倒だと敬遠するものなのに......
かきあげの具も豪華、そして切り方もジャストそれっぽい...... 何より、しっかり揚げられているではありませんか。まあ、カイワレが紛れ込んでしまったのは量的に仕方ありません。
かしわ天が美味しいのは、本題ではありませんがよかったですね。将来自分の子供に食べさせるのにかしわ天は絶対喜ばれるアイテムになります。
さて実食がこれだけでないとは! 次もちょっと意外な料理展開を期待してよいのでしょうか。
あ、カブの写真がちらりと見えていましたね。しっかりまるーいカブになっているようです。帰省時のメンテナンスをしっかり行い、最後まで行きましょう。
ラボスタッフ・オガタ