ほうれん草とカイワレ大根を作ろう その13(帰省)(工:柳澤暢孝)
2024年1月 5日 (金)

あけましておめでとうございます。柳澤です。
一昨日(1/3)まで帰省していました。授業日ぎりぎりまで帰省していたことになります。今週の授業はほとんどオンデマンドか休講になっていたので、そこまで切羽詰まってはいないのですが、これ以上長期間休んでいると、授業がある期間のような忙しい生活に戻れないような気がしています...。そんなことないかな。
僕は帰省するとき、毎回違うルートで帰っているのですが、今回は郡山~水戸間を通る水郡線に乗って帰りました。久慈川という川に沿って4時間ほど乗るのですが、景色もよく、面白かったです。
写真は途中の常陸大子駅近辺で撮ったものです。こんにゃくが有名なようで、道の駅に行ったらたくさん売っていました。
帰省中は、東京で昔の友達と秋葉原に行ったり、静岡の祖母宅でマグロを食べたりしました。あとは、実家でゆっくり休んでいました。
大学の知り合いには、実家が遠かったり成人式に出席することを優先せざるをえなかったりして、正月に帰れない人も何人かいました。帰ることができて良かったです。
植物栽培についてですが、まずカイワレ大根を、栽培20日目(12/27)に収穫して食べました。
どう食べようか迷いましたが、カイワレの味がわかりやすいこと、たまたま賞味期限切れの近い豆腐があったことから、冷奴にかけることにしました。少し辛みもあり、シャキシャキとしていて美味しかったです。
カイワレ大根はスーパーで売っているものを買って食べていたほか、実家で母親が作っていたことも覚えています。正直、今まで食べてきたカイワレ大根と味の違いは感じませんでしたが、逆に言えば美味しい野菜を作ることができたということなので、達成感はありました。
次に、帰省前のお世話についてです。
ほうれん草の栽培90日目(12/27)に、牛乳パックの下へ鉢受けを置きました。細長い四角形がよかったので、100均で売っていたステンレスの食品バットを使いましたが、プラでもよかったかもしれないです。
鉢植えと牛乳パックの両方に、先週考えた通り250mlの水を入れました。このとき、どちらも底の穴が水面より下に来ていました。
この状態で東京に帰省した後、97日目(1/3)の夜に帰ってきました。その時のほうれん草を帰省前と比べてみます。上が帰省前で、下が帰省後です。
葉の大きさなどはそこまで変わっていないように感じます(測ってはいません...)が、葉と葉の間がお正月の間に広がっているようです。少なくとも全体を見た感じでは、枯れそうになっていたり、病気にかかってそうだったり、という感じは無さそうです。
ただ、1つの葉で、葉の一部が褐色になっている部分がありました。
その部分は植木鉢のフチと重なっているのですが、植木鉢に何か原因があるのでしょうか。植木鉢そのものの温度が冷たすぎたとか...?
今回の記事は以上です。
コメント
柳澤さんこんにちは
帰省時に盛り沢山楽しんでこられたようでなによりです。
毎回違うルートを使う、この気持ちはよく分かります。まあ、静岡と仙台ではそのうち未踏路線もなくなるとは思いますが......(ちなみに私は仙台ー倉敷間でいろんなパターンを使いました。最後にはそれでも枯渇しましたが)
それにしても水郡線とはマニアックです! こういった路線でちょっとした発見、いいものです。99%は忘れてしまうようなものなのですが、逆に言うと1%は記憶にいつまでも残りますし。
そしてそして、秋葉原! 写真の撮り方が上手いせいか、なんとも秋葉原らしくない洗練が伺えます。秋葉原といえは混沌としたパーツや中古の海、そして妙に何がしかに特化した専門店がキモでしょうに...... ラジオ会館はまだあるのか!?
仙台でもパーツ屋さんは上杉のマルツパーツだけになりました。東北大生には是非ともそこを愛用していただき、潰れないように保ってほしいものです。昔の話になりますが、仙台にかつてパーツ屋さんはいくつも存在し、特に中央通りにすら存在しました。というか子供のよく行く模型屋さんがパーツを売っているのが普通でした。昭和の時代、だいたい汎用トランジスタが一石80円くらいしましたね。
最後にマグロ! おお、いかにも清水港近くを思わせます。冷凍マグロなら宮城でも塩釜港が水揚げ量全国屈指ではありますが、ブランド的には清水、そして大間が強力ですね。
さて本題に入り、先ずはカイワレの実食、何とシンプルな冷や奴でしょうか。味が市販品と変わらないというのもこの場合いい意味です。達成感があるのはこちらとしても嬉しいことです。
そして帰省時対応をしていたホウレンソウの話になります。
腰水のやり方は非常に上手、そのためか帰省期日を無事に乗り越え、変わらない姿を見せているので安心です。しかし、こちらとして知りたかったことが一つあります。それは、腰水を250ml(つまり約一週間分)しておいて、帰省後にどれだけ腰水が減っていたか、ということです。もちろん他のファクターを考えなければちょうど腰水を使い切る計算になるのですが......どれだけ誤差が出るでしょうか。これが次年度以降の受講生に対する帰省時アドバイスの情報になります。こちらとしては鉢受けそのものから蒸発する分、または常に鉢土が湿っていることから蒸発が増す分、それらを考えてわずか水が足りなかった(もちろん鉢土が乾くまでには至らない微量のこと)と予想するのですがどうだったでしょうか。
そして、気が付かれた「下葉の枯れ」はこの季節で普通のことです。鉢の縁にかかっているのは、たまたま枯れた時、縁にもたれかかったのではないでしょうか。厳冬期には鉢の低温によって触れている葉が凍らされる例もあるのですが、まだまだ今の気温ではそうなりません。温帯植物の低温耐性は動物、特に恒温動物とは比較になりません。
さあ、最終報告前に収穫と実食をするのでしょうから、ホウレンソウもラストスパート、期待してお待ちします。
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ラボスタッフ・オガタ