初めての野菜栽培! part4(会:宮野 はるな)
2024年10月26日 (土)

栽培記録

コメント
宮野さんこんにちは
修学旅行は関西方面に行かれましたか! 最近では妙に遠方(長崎とかシンガポールとかニュージーランドとか)に行く高校が増えましたが、やはり修学旅行の定番は関西ですね。というか、そういった機会がなければ案外京都に行くこともありませんし......
そして関西の分化は景観・食物もそうなんですが、やはり「人の違い」に尽きます。日本語の通じる外国のようなものです。なんと表現したらいいのか......
ちょっと話が難しくなったので、主題の植物のことに行きます。
定点観測的に成長の様子を撮影していますね。植物はどんどん大きくなっていて、ハツカダイコンについてもう一段の間引きが必要でしょうか。
加えて今回、幾つかの栽培の「壁」に当たり、それについて考え、対処を図っている様子が伺えます。それがこの受講の目的でもあります。
一つは萎れ、ですね。それについては即刻水を与えることで対処されました。実際、鉢土はそこそこ乾燥しているように見えましたし。だいたい水を与える間隔もつかめてきただろうと思います。そして短期間の萎れは生育に支障ありません。今回の植物は乾燥にそこそこ強く、むしろ過湿で根の成長が悪くなる方が問題ですから。ただし水をやる時には鉢底から水が出るのをしっかり確認できる量を与える、それだけ守りましょう。ちなみに萎れについて、生物では植物細胞特有(というか細胞「壁」があるので)の、「原形質分離」を習うと思います。
さあ、それよりも今回「虫の害」が出てきましたか! 少し意外に思ったのは、例年の受講生ではあまり虫の報告が無かったんですね。本来ハツカダイコンのようなアブラナ科植物は虫が付きやすいのですが、この時期はもう虫の増える時期ではないのです。今年はやはり暖かく、虫もそれなりに遅くまで活動するのでしょうか。
さてこの虫の種類は......正確には分かりません。ハムシやヨトウムシの類いだと思うのですが...... まあ重要なヒントは「子葉の模様」であり、これは子葉の裏側だけ食べられたということになります。そして実際の虫のようなもの、まだ1㎜なので種類が分かりません。
ともあれどんどん食害されていくと植物の成長が追い付かず、葉が無くなってしまいます。対処として虫は見つけて駆除......すれば一番いいんですが、もしも虫が苦手な場合、最悪農薬を使わざるを得ません。そのあたりはまた、早めに意見交換をしましょう。
おまけにハツカダイコンは葉を食べずに根だけとればいいのですが、ミックスはそうもいきませんし...... そこでミックスはやや早めではありますが収穫をお勧めします。全部の葉に虫がつかないうちに......
ではまた、様相について記事お待ちします。
ラボスタッフ・オガタ