せや!ダイコン育てよ 本葉生えました編(農:武田 壮司)
2024年10月26日 (土)
こんにちは
今週で、記事を書くのも3回目になりました。早いですね
大学ではもう学祭が開催される時期になっていて、高校の友達と金曜日に回ってきました。演奏を聴いたり、チュロス屋でぼったくられたりもしましたが、なかなかいい思い出になったと思います。その後、東京に住む友達の実家に行きましたが、本人は久しぶりに帰ったらしく周辺の変わりように驚いていて、ここでも時の流れの速さを感じました。大学に入って半年が過ぎ、自分が成長できているのか不安になりつつ、記事を書いていきます。
ダイコンの成長記録
10月19日 8:34 /22℃(植えてから11日)
朝になって味短歌を観察してみると、中心の個体に小さい本葉が確認できました。
本葉と茎の周りには小さい毛が無数に生えていて、触るとふわふわしていました。この毛はトライコームと言って、保湿、分泌、虫除けなどの効果を持つそうです。
帰宅後19:10に家の中で再度観察すると、葉が朝見た時より閉じていました。これは、日のない夜に歯の乾燥を防ぎ、害虫から歯を食べられないようにする行動だといいます。実際に見てみると、かなり閉じている個体もあって面白いですね。
葉が閉じたことで、根本の本葉の観察がしやすくなったのでサイズも測っておきました。大きは1cmほどでした。
10月24日 8:13 /20℃ (植えてから16日)
朝起きて観察すると、本葉が子葉のサイズまで成長していました。
大きさは3cmほどで、葉脈もだいぶ立派に張り巡らされていて、成長が感じられました。
形としては外形はギザギザしていて、魚の尻尾のように根元に小さく膨らみがありました。
ほとんど全ての個体に、2枚目の本葉が出てきており、対をなすように反対側から生えてきています。
ミックスの観察
ミックスの発芽時期も、ダイコンの発芽と同時期でした。
10月19日 8:34 /22℃(植えてから11日)
発芽から5日、子葉が成長し、種ごとに葉の違いが出てきました。種の形ごとに仕分けしていたので、スポットごとに葉の形が分かれていて面白いですね
現段階で可能な範囲で、種類の推測をしていこうと思います。まず、子葉の形が特徴的なのが左の個体群で、リーフレタスだと推測できます。写真奥に植えられたのは、葉と種の形から、味短歌と推測できましたが。それ以外の個体群は、色、形が近いので、今後の成長で特徴を示していってほしいと思います。
これからの計画
味短歌は、種の蒔き方の影響でまだ葉の重なりも少ないので、間引きは箱の裏面通りもう一枚本葉が出た時に3本に減らすことにします。ミックスの方は重なりが多くなったので、次回の記事で間引きの様子を書こうと思います。
今はまだ探り探りですが、読みやすい適正な文章量を目指していこうと思います。
コメント
武田さんこんにちは
さあ今年も学祭の季節です。
東北大は国立大、しかも地方国立大なので学祭は地味な方かもしれません。おまけに住宅街の中ということもないので近隣住民が多く来ることもありません。しかしま、大学そのものが大きく、それなりに学生数がありますから、ショボいというほどではないでしょうね。年々盛り上がっていってるような気がしますし(以前はミス東北大のステージなどは無かったような気が......)
もちろん食べ物屋台(定番に加え、よくわからないエスニックなど)や、各種演劇やら喫茶やら演奏やら、ブースもたくさんあります。いかにも若さで作り上げたブースは良いものです。ただ、東北大の学祭はややマニアックなものが多いですね。鉄道研究会や陶芸研究会のような分かりやすいマニアックさではなく、ロボット研究会で妙に凝ったものがあったり、地学研究会でアンモナイトだけについて熱く語っていたり...... まあ、「らしい」といえばそうです。
さて時の流れについて書かれていますが、人や街も変わるものです。そして一つ言うと、人の意識で面白いのは、だいたい半年~一年経つと住んでいる場所に「ふるさと感」が出てくるものです。そういった切り換え、があるんですね。ぼちぼち仙台の今住んでる場所がアウェイではなくホームグランドに感じられてきたのではないでしょうか。
本題の植物に関してはあまり問題が無さそうです。いつもながら見やすい写真と提示ですね。
そして観察では「トライコーム」について触れています。それ以上にこちらとしても驚いたのが「子葉の運動」です。ここに注目した受講生は過去まずいませんでした。
確かにこんな動きがあるのは面白いですね。まあ、植物は地味にこういった動きをしています。葉に限らず、例えばチューリップなど、夜になると花が閉じていくものは多いですね。
もう一つ本葉の生え方もよく見ました。当たり前のように反対側に生えてきていますが、これは「植物の葉の生え方、いわゆる対生」につながる問題です。植物はその種によって結構違ってきたりします。
さてこの先の間引きもしっかり行って下さい。そして写真ではだいたい鉢土が湿って見えますから、過湿にならないよう(根の生育が悪くなるので結局生育が良くない)、水やりを適宜にして下さい。
ではまた、その後の記事をお待ちしています。
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ラボスタッフ・オガタ