のほほほんとした野菜日記-3(医:酒井 桜奈)
2024年10月30日 (水)
こんにちは!
先週末は大学祭でした。ということで大学祭で食べたワッフルの写真を今日は載せたいと思います。束の間の空き時間に急いで模擬店を回りました。大学祭の運営でとても忙しかったですが、楽しかったです。本当に一生の思い出になりました。
先週ももちろん書くつもりだったのですが何度か先延ばしにしてしまい、挙げ句の果てに風邪をひき、、久々の投稿になってしまいすみません。
さて一週間以上も過ぎてしまったということで我が家のチゲことハクサイと小松菜も見違えるような大きさになっています。
そして前回の投稿で宣言した「高さ」について対策を実践してみました。鉢を45cmほどのダンボールの上に乗せて育てています。
極意〜ハクサイ〜
前回の投稿で「ギザギザの葉が生えてきた」と説明した葉は形はほとんど同じまま大きくなり、あっという間に子葉よりも大きくなりました。見た目は子葉よりも葉脈がはっきりと見える印象です。
そして真ん中から新たな葉が生え始めました。葉の大きさは大きいもので2.5cmです。この葉が今後どこまで大きくなっていくのかみていきたいと思います。
月曜日にはかなり大きくなり、葉が重なっていたので間引きをしました。やはり少し密だったようで変な方向に茎が伸びていってしまっているものが何本か確認されました。
茎が太くまっすぐ伸びていて、茎の太いものを積極的に残しました。
前回葉の大きさを測ってから4日後、もう一度は買ってみました。大きいもので4cmありました。つまり4日で1.5cm大きくなったということになります。すごい成長スピードです。
⚪︎結球するには
結球について調べるのは早すぎると思いますし、そもそも結球させることができるのか若干怪しいところもありますが気になったので調べてみました。参考にしたのはこちらのサイトです。
ハクサイの結球温度は10〜15度と低く、結球には大きな外葉が20枚程度必要です。結球がはじまるのは生育が進んで茎頂部に日が当たらなくなってきた時ということです。
最初は外側の葉が立ち上がり、それに内部の葉も続くということです。オーキシンという物質が生成され葉の裏側に移動し、葉が湾曲してきます。
結球する頃になると葉の形も変わってきて段々と幅が大きくなってくるようです。ハクサイの葉の形が違うということは食べてきた経験から知っていますが、実際に違う形の葉が生えてくることを想像すると不思議な感じもします。
結球直前の写真を見るとかなり中心部分の葉が密だったので、まだまだ葉を増やしていかないといけないなと感じました。
よかった菜G〜小松菜〜
小松菜も葉が重なっていたので間引きをしました。こちらもかなり茎が曲がっている個体があり、できるだけまっすぐで葉が大きいものを残すようにしました。
次の間引きくらいには最後まで育てる個体を絞りたいと思います。かといって一体だけにすると枯れてしまった時に悲しいので、新たにプランターを買ってきて何体か育てたいと思います。複数あった方が比較もできるかなという期待の気持ちもあります。
10月30日 7:09 気温12度 上の2枚の写真はハクサイと同じ日に撮った写真です。26日の時点では約2.3cmで30日には約3.2cmとなっているので小松菜の方は4日で0.9cm伸びたということになります。ハクサイほどではありませんが観察してみると明らかに大きくなっていることがわかります。
そういえばハクサイと小松菜で全然茎の長さが違います。白菜の方が小松菜よりも圧倒的に短いです。白菜について調べているときにそのような情報はみたのですが、こんなに最初のうちから違いが現れるのかと驚きました。確かに白菜は土の上にドーンとできているイメージです。
スプラウト
スプラウトは伸び切るところまで伸びたようだったので収穫しました!長いもので8cmでした。やはり日に当て始める時期が少し早かったため、伸びが止まってしまったのではないかと思います。
次育てる機会があれば、日を当てはじめる時期に気をつけたいと思います。そしてさらに美味しく食べられればいいなと思います。
次回は葉が増えてくる様子を伝えられればいいなと思っています。結球のためにも大きな葉を増やしていきたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント
酒井さんこんにちは
他の学生さんたちもそうですが、学祭を楽しまれたようですね。たぶん高校生時代もどこかの学祭に行かれたことと思うのでしょうが、今回は大学生という立場ですから感慨もあったでしょう。まして運営の方では大変ではありますが「当事者」的思い出がいいですね。写真のワッフルも素人感いっぱい、しかし何かこう楽し気な背景が見て取れるようです。
さて本題の植物ですが......計測・間引きはとてもしっかりやっています。計測して数字で見ると変化というか成長が良く分かりますね。毎日見ているとなかなか変化を感じ取れないものですが......植物は変化し続けています。もちろん本葉という質的変化もあります。
間引きも適切にやっているようです。ここからは「風で折れて枯れる・鳥に食べられて無くなる」といったアクシデントの可能性も考えつつ、株の間の距離も考えつつ、更に言えば「最終的な形態」を考えてあまり鉢の縁にしないといったことも考えつつ......しなくてはなりません。
さてさて、今回記事で一つ心配するのは、台に「ダンボール」というところです。もちろん光を確保し、徒長を防ぐために重要なのですが...... 強度は大丈夫でしょうか。初めは良くとも、ダンボールは湿気に弱く、だんだん変形していくものです。そして鉢が傾いたり、風で揺らされたりします。心配の要らないほどしっかりしたダンボールなら良いのですが......でなければ別のものに変えることを考えましょう。
そして、ハクサイの「結球」についてよく調べました。先々のことを調べるのは決して早過ぎるということはなく、ゴールを設定して逆算で考えていくのは大事なことです。それは何に対しても、他の授業や仕事についても、そうですね。あまり要領が良くても(悪い意味で無駄をしないということ)いけませんが、先のことを見ないで、今の目の前しか考えない、というのもまずいことです。
これは自分の反省から来ているのですが...... 学生時代の授業で本当にどうでもいいものもありました。というかそっちの方が多いですね。しかしま、逆に後で重要だったと気付くこともありました。例えば、解剖学の「骨学」とか「組織学」とか、学生時代はただの乗り越えるべき「試練」でしかなかったのですが、今では実際に手に取って見られる貴重な時間だったと分かりましたし。
さてまた本題に戻り、コマツナは鉢が小さいので株が大きく見えますが、ハクサイに近い成長ぶりです。そしてスプラウトは......本来からすれば短め......しかし食べるのには充分な長さになったと思います。腐敗せず、緑化もいい感じになりましたでしょうか。実食しているなら味や感想もお知らせ下さい。
ではまた記事おまちします。
仙台市秋保温泉で、有名スーパーさいち、の隣にある家......相変わらず面白いトピアリーだ......
ラボスタッフ・オガタ