その9 間引き 実食(ミックス)(医:金濱 央子)
2024年12月21日 (土)

お久しぶりです。先週はクリスマスマーケットに行ってきました!写真はその時に食べたチュロスです。他にも牛タンカレーパンやアップルパイ、ウインナーなど美味しいものをたくさん食べてきました!いつか本場ドイツのクリスマスマーケットにも行ってみたいです。光のページェントも見てきましたが、見渡す限りのイルミネーションが本当に綺麗でした。来年も楽しみです。
今回はミックスについてです。
目次
1.成長
2.間引き
3.間引き菜の実食
1.成長
11/14 7℃ 70%
長さを測ると、ダイコンが8㎝、リーフレタスが4㎝、カブが3.5㎝でした。
11/22 9℃ 76%
葉の枚数が増えてきて密になってきました。若干徒長気味です。おそらく冬になって太陽の角度が変わってきたのでアルミホイルの反射板があってもあまり照量が確保されないのだと思います。
12/13 4℃ 70%
上から見ると葉が重なっていることが分かります。ダイコンは本葉の4枚目が出てきました。葉が重ならないように斜めに生えたりしていたのでこの時点で間引きした方がよかったと思いました。
2.間引き
間引き前間引き後
12/20に間引きを行いました。ミックスはほったらかしにしていたので間引き前はジャングル状態でした。もっと早く間引きするべきだったと思います。徒長しすぎているものなどを中心に8~9本ほど間引きました。間引く種類が偏らないように、個体間の距離が近くならないように意識しました。間引き後はある程度すっきりしましたがもう少し間引いてもよかったかなと思っています。
次に間引きしたものの観察をしました。
5種類あるはずなのですが3種類しか見分けられなかったです。おそらく左からリーフレタス、ダイコン、カブだと思われます。リーフレタスは葉が柔らかくてウェーブがかっていて、葉脈も薄かったです。ダイコンはトライコームがしっかり生えていて葉はギザギザしています。ダイコンの葉が最も大きく、枚数も多く、根も長かったです。カブの葉はダイコンほどではないもののギザギザしています。
3.間引き菜の実食
リーフレタスと卵の炒め物とダイコン・カブの味噌ミルクスープを作りました。レタスのシャキシャキと卵のふわふわの食感の違いがあって美味しかったです。ミルクスープの方はしっかりダイコンの味がしました。味わって食べたことで葉より茎の方が味が濃くて美味しいことを初めて知りました。調理してしまうとどれがカブかあまり分からなかったのでダイコンと味が似ているのかなと思いました。レシピを探した時に味噌ミルクスープがどんな味なのか不思議だったのですがダイコンやカブの葉と味噌が合わさることで和風のミルクスープになって美味しかったです。
先日、朝に0℃付近になった日に葉が凍ったのか濃い緑に変色していました。最近水やりをしてもハツカダイコンの葉が若干元気がないようにみえるのはこれが原因なのかなと思ったので寒さ対策を考えようと思います。次回はブロッコリースプラウトとすぐり菜大根の記事になると思います。
(1214字)
コメント
金濱さんこんにちは
冒頭の写真、なんだか圧倒的立体感があっていいですね! やや逆光だとこうも映えるのか、いい例だと思います。
さて今回の投稿は「ベビーリーフの間引き」ということなんですが、そもそもベビーリーフとは「特に切らなくてもそのままサラダにできる葉菜」であり、そのために「本葉がせいぜい5枚程度」の時に収穫し、柔らかさを楽しむものです。そのため、今回は立派な収穫に入ります。
まあせっかく株を残したので、しばらく置いてから全収穫してもいいですね。
中途半端に大きくするとレタス系はともかく、ダイコンなどは葉が硬くなります。今回のように煮物にする、と決めていれば構わないといえば構いませんが...... 敢えて1,、2本だけ残し、本当に根を太らせてダイコンにするという戦略もあり得ますが、鉢が小さいのでそれには無理があるかもしれません。
栽培面において、徒長はゼロではないものの、結果的に大した障害になっておらず、一安心です。アルミホイルの工夫は効果があったと思いますよ。
話を戻して、今回の間引きというか収穫物、区分けは仰る通りだと思います。さすがにキク科のレタスはアブラナ科と見分けが付けやすいですね。
最後に実食、たいへん美味しそうです。野菜もまた食べて頂いて受講の結果が一定得られました。
しかしま、味噌ミルクスープ...... 本人も初めてだったとは...... そういえば青森に味噌ミルクラーメンがあり、私も本場のものは知りませんが、カップ麺になっているものは食べたことがあります。値段なりに美味しいものでした。
全然関係ないですが、私は「カップ麺全制覇」に挑戦したことがあり、これでもかと新商品が出てくるという逆風を振り切って、なんとか成し遂げました。結果を言えば値段の高い高級品はそれなりに美味しい、しかしながら、「店の名前を大々的に付けているタイプの高級品」は概して美味しくありませんでした。理由を推察すると、その有名ラーメン店は開発に協力しているわけではなく、店の名前を貸してロイヤリティを取っているだけなので、実際はひたすら食品会社の開発事業部が必死に店の味に似せようとしているわけです。美味しいよりも再現性狙いですから、後は推して知るべし、ですね。
そしていきなり話を戻します。
葉の冷害について、畑栽培ではあんまり見ないことですが、受講生の鉢栽培では時折見受けられます。理由は不明なんですが、地表面から遠く離れているので実際の温度が低いこと、あるいは「鉢の縁に触れているとダイレクトに冷気が伝わる」ことも含まれるのかと思います。一定仕方のないことです。
この先の話ですが、葉の冷害より、もしも鉢全体が凍り付くことがあれば根痛みの方が心配になります。今年の気温の推移を見てまたお話しすることがあるかもしれません。
それから年末年始の帰省時の対応について、予報では低すぎることもなく、逆に突出して暖かい日もなく、植物を置いていくにはかなり条件がいい方です。若干の腰水対策でいけるのかと思いますので、方法など他受講生を参考にして下さい。
ではまた投稿お待ちします。
いくらなんでも値段に差が無さ過ぎる...... 内容量は倍も違うのに...... これは「どうせ一人なんだろう?そうだろう?」と煽っているのか!?
ラボスタッフ・オガタ