のほほほんとした観察日記-10(医:酒井 桜奈)
2024年12月31日 (火)

こんにちは!
写真は友達と謎解きのカフェに行った時の写真です。解けた時の達成感がなんともいえず、とても楽しかったです。本当にあっという間に時間が過ぎてしまいました。
この前クリスマスかと思ったら、もう年末ですね。まずは帰省対応について書いていきたいと思います。私は冬休みまるまる帰省するため、チゲたちと一緒に帰省することにしました。親と車で帰省する予定だったため、車で運びました。さて、持って行ったならば持って帰らなけらばなりません。ただ直径30cmを超え始めた白菜を新幹線で運ぶのはかなり厳しいため、少し実家にお世話をお願いして後日車で持ってきてもらおうと考えています。私が仙台に戻った10日後くらいに親が車で仙台の方へ来る予定のため、その時に白菜もお願いしようと考えています。
同じ日数白菜と離れるならば、誰かの目があるところで育てたいと思いこの方法を選びました。
実家の方でも外と室内に分けて栽培しています。日が当たる時間は仙台の方と変わらないと思います。気温は実家の方がかなり高いですが、、
ブロッコリースプラウト
実はブロッコリースプラウト、失敗してしまいました。成長の様子をお届けできず、すみません。
12月4日に播種しました。生育環境は以前のスプラウトと一緒で底はキッチンペーパーです。完全に遮光し、水換えは毎日朝晩の2回行いました。
12月4日 7:37
2日後には発芽し、黄色い芽が出始めました。この頃は新鮮なもやしのような香りがしていました。
12月6日 23:35
しかしその後急に伸びることがなく一週間後でも下のようにあまり成長していない様子でした。写真をよくみると一部の種だけが伸びている様子で、全部同じスピードで伸びているように感じられません。
12月13日 21:58
今回の反省点と今後の課題について考えました。参考にさせていただいたサイトはこちらです。
播種の1週間後くらいから徐々に悪臭がし始めました。通気性も悪く、水換えを完全にすることができていなかったため、雑菌やカビが発生してしまったと考えました。また発芽しなかった種も臭いの原因となることがわかったためそれらを取り除かなかったことも反省点です。汚い水を放置した結果カビが発生して種の発芽および成長を妨げてしまったと考えられます。
また前回は比較的気温も高い時期に栽培しましたが、今回は冬に播種しました。室内だとはいえ、暖房をつけている時間も少なく、気温が10度前後になる時間が多いです。調べてみるとスプラウトの生育温度は18から25度とあり、かなり温度が足りていません。成長に時間がかかってしまったため、雑菌が発生する時間も増やしてしまったのかなと感じました。
ブッロコリースプラウトの種は売っているのでいつかリベンジしたいと思います。今度は汚い水がたまらないように通気性のある容器にしたいと考えています。
スプラウト栽培キットを調べてみると、二層構造になっているものがいくつか見つかりました。これをプラカップに応用できないかと考えました。プラコップの中にプラコップを入れる構造で上のプラコップは底に複数の穴をあけ今回のように播種します。下になるプラコップに水を溜めて、上のコップの種が水に浸かるようにする構造です。こうすることで水換えの時、底から水がジョウロのように出る構造になっているため古い水を今回よりも換えられるようになります。
今回の記事は以上となります。
ミックスも播種したため今後はその成長についても書いていけたらいいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント
酒井さんこんにちは
謎解きカフェ...... どんなものか知りませんが、謎を解いて時間を過ごす...... う~ん、高齢者の脳トレにいいような......
さて今回の投稿内容は「ハクサイの越年」と「スプラウト断念」ですね。
先ずハクサイの方はそれでいいと思います。車ならば途中で鉢を割ることもないでしょうし......(いや土はこぼれるかもしれませんが)実家の人もまめに世話してくれるでしょう。というか「大学での講義の一環」ということで興味を持ってくれるものかと思います。また、天気予報で仙台は1/9あたりに寒波襲来、本格的な冬日のために鉢の凍結もありえるので、その意味でも良かったと言えます。
そしてブロッコリースプラウトは残念でしたね。おっしゃる通り、温度不足のために発芽プロセスがうまくいかなかったのかと思います。一週間後の写真を見る限り、伸びが悪いというよりはそもそも発芽率が悪い、むしろ発芽に至らない方が大多数のようです。植物に元気が無いと、もちろん腐敗しやすくなります。たいていの菌類は生きている植物細胞には取り付けず、植物の防御の方が上回るものです。しかし死にかけの細胞ならば話は別です。低温でも増えることができる菌が、いくら温度が低いといっても冷蔵庫ほど低いわけではないのですから、あっというまに増殖したのでしょう。ここで断念したのは良い判断です。
ただし、それでも一週間であっさり腐敗したのは早いですね...... 水替えの不備があったにしろ、普通はここまで早くありません。単純に水が多くて水没したのか、通気の問題があったのか、それは分からないのですが、ともあれこういう例もあったということ、次年度以降の参考になりました。その意味で意義のあることです。
「スプラウト栽培キット」なるものを参考にしたのはいいですね。二重構造なら水替えや洗うことも簡単です。そういや受講生の中にはコップに穴を開けて、受け皿に置き、実質二重構造にしている例もあります。そういった工夫もありますね。適温かつ下敷きも水量も適切なら、二重構造にすることもないのですが、逆にいえば条件が欠けた場合は必要なんですね。こちらも次年度以降、リトライする受講生がいれば、お話しするようにします。
さてさて、この冬期間、またまた「ミックス栽培」!たぶん室内なのだと思いますが、凄いですね。スプラウトの例にもある通り、先ずは発芽が壁になりますので、見ておいて下さい。
最終報告の要項も出されました。レギュラー投稿と併せ、その準備、年明け大変だと思いますが......大学一年ももうじき終わり、このまま駆け抜けましょう。
いやいや、既にラーメンじゃないでしょ......
ラボスタッフ・オガタ