2024年度「学問論演習」を終えるに当たり。。(1/27)(渡辺 正夫)
2025年1月27日 (月)
大寒を過ぎても寒さが厳しくなかったですが、久しぶりに今朝の最低気温はマイナスだったかと。一方で日中は10oC近い気温なので、植物に大きな影響はないのだと思います。2月初旬、というか10日ほど先になりますが、その時期にもマイナスの気温で最高気温も5oC以下の予報。管理を少し工夫した方がよいかも。
とはいえ、この講義も先週の最終報告で終了。その翌日に2名の受講生が継続的に報告をあげていることは評価できますね。通常の講義であれば、テスト、レポートが終われば、それでおしまいというのが多いと思いますが、愛着を持って報告をuploadできることはこれから受講するであろう他の講義にもプラスの影響があると思います。テスト、レポートの合間に時間の許す範囲で投稿ください。ラボスタッフのオガタくんは楽しみにしていますので。
今年度のこの講義は昨年度よりも秋の気温が長く、少し雪が降りましたが、栽培に影響が出るほどではなかったと思います。栽培が順調という方もいれば、今ひとつだったという方も。それぞれのコメントにも書きましたが、ここで失敗したこと、なぜ、失敗したのかを理解できていれば、次につながると思います。うまくいったことが偶然ではなく、これからも必然になるように取り組むこと。この講義からの教訓としてください。今年度は久しぶりに高校生の受講生がいました。また、受講した学部も、農学部、医学部、教育学部、文学部と多岐にわたっていたのは、多様な観点、試みがあり、投稿記事を拝読するのは楽しい時間でした。また、ラボスタッフのオガタくんからのコメントが励みになったという受講生もたくさんいました。
この講義のkeywordとして「双方向性」ということを取り上げています。一方的な講義でなく、やりとりを行うこと。これから先の講義でもそうした場面があると思いますし、積極的に双方向性を保ち、意見交換ができるようになってください。また、観察をすること、文章を書くことも大事なkeywordでした。多くの受講生が文章を書くことへの障壁がなくなったように感じ取れました。いかがでしょうか。また、観察することはできたと思います。一方で、その観察はして、測定したけど、その意味づけがいまいちという方もいたと思います。何をやりたいから観察、計測するのか、その大事さを是非理解して、次のステップに進んでください。
ちまたでは野菜の高騰がニュースになっています。そんなこともあり、野菜の大事さ、栽培することの大変さなどを理解した受講生のみなさん。これからも栽培することを是非、継続してください。みなさんの発展を祈念しています。また、コラボ企画であった「カネコ種苗」の担当者の方からの記事をここ1ヶ月くらいでuploadしたいと思います。時々、HPをのぞいてみて下さい。もちろん、投稿は大歓迎です。
わたなべしるす