お久しぶりです。宮野はるなです。
遂に、ハツカダイコンの収穫の時期になりました。私の一か月を軽く振り返ってから本題に入りたいと思います。
先月振り返ってみると、今年に入ってから最もスポーツに打ち込んだ月だったと感じています。
私の学校では七月中旬に体育祭があり、最後の体育祭ということもあって、みんなのやる気がいつもより高まっていて、近くの体育館を借りて、みんなで三回ほど練習をしました。
全てが最後だと思うと寂しさもありますが、一つひとつの行事を大切にして思い出をたくさん作っていきたいと思いました!
目次
1.栽培状況 ~vs酵素~
2.収穫!
3.実食!
4.今回の栽培の反省
5.最後に
1.栽培状況 ~vs酵素~
播種32日目 気温26度(左 酵素なし 右酵素あり)

【酵素なし】
葉の大きさ:直径4㎝程
葉の密度:上から見たときに土と葉が半分の割合で見える。酵素ありと比べると密度が低く見える。
【酵素なし】
葉の大きさ:直径6㎝程
葉の密度:上から見たときにほぼ土は見えない。重なっている葉が多数ある。
葉の大きさ、葉の密度に大きな違いが出てきました。間引きは同じ本数を間引いたので、間引きの影響で酵素なしの密度が低くなっている、ということは考えにくいです。また、栽培環境もできることは同じにしているので、酵素肥料の効果が出たと考えました。
播種49日目 気温27度

↓酵素なし

↓酵素あり

両者とも根元の部分がだいぶ膨らんできました。
【酵素なし】
根元の赤いところ:縦3.5㎝ 長細い
【酵素あり】
根元の赤いところ:縦3㎝ 球に近い
全ての根元の長さを測定していないので正確ではありませんが、根元は酵素ありもなしも大きさに違いはなかったように感じます。
だいぶ大きくなってきたのでそろそろ収穫をする時期だと思いました。
2.収穫!
播種51日目 気温27度
↓酵素なし

酵素あり↓
だいぶ遅くなってしまいましたが、収穫を行いました。
酵素なしは、直径1.5㎝~3㎝のものが5株、酵素ありは直径1㎝~4㎝のものが6株出来ました。
ハツカ大根の実自体は大差がないように感じました。
しかし、酵素ありは根がしっかり張られているような気がしました。
また、
第一回ハツカダイコンと比べてみると、収穫の日数は7日早まっていますが、大根の大きさは今回のほうが約二倍大きかったです。収穫の日数が早まったことに関しては、今年の会津若松市は梅雨がいつ来たかわからないくらいずっと暑かったので、育つのも早かったのだと考えました。
色について考えてみると、前回のほうが鮮やかでおいしそうに見えます。この理由について私は二点考えられると思います。
一点目は種の違いです。前回と今回で育てたのはハツカダイコンで同じですが、前回用いたカネコ種苗さんのイザベルが手に入らず、今回は近くのホームセンターで購入した種を使用しました。この違いが大根に出たと考えました。
二点目は収穫した時期が遅すぎたということです。ハツカダイコンの適切な収穫のタイミングは根元が2㎝程になった時ですが、今回は少しさぼってしまい、3㎝程の時に収穫しました。収穫の時期が遅くなると日光や土壌、色素の分解など様々な要因で色が薄くなってしまうという記事を見ました。そのため、収穫の記事が遅くなった影響で色が薄くなってしまったと考えました。
3.実食!

今回は、ズッキーニやプチトマトなどと一緒にマリネにしました。前回と同様シャキシャキしていておいしかったです。
しかし、酵素ありと酵素なしの違いがあまりわかりませんでした。申し訳ないです、、。
4.今回の栽培の反省
今回は酵素肥料を加えたらおいしくなるのか、成長が早くなるのか、という点について実験しました。
成長が早くなるかについては今回の一回の実験だけでは断言することはできませんが、今回だけを見ると、酵素肥料は成長を促進させる効果があると言えそうです。
しかし、おいしくなるかについては私の舌が悪いのかもしれませんが、あまり違いが感じられませんでした。今度もう一度機会があったら、糖度などを調べて、正確に値をだして比較してみたいです。
また、「おいしさ」の観点だけではなく、栄養素や抗アレルギーが期待できる野菜、病気の予防ができる野菜などなど様々な観点から野菜を調査し、よりよい野菜を作ってみたいなと思いました。
今回の栽培を振り返ってみて、前回あったようなひどい虫害や徒長に悩まされることがなく収穫できたことはとてもうれしかったです!
5.最後に
以上で私の投稿は終わりとなります。
高校生の参加は私一人でしたが、大学の先輩方からたくさん刺激をもらい、新たな形式の講義を楽しむことができました。
いつも面白いコメントを残してくださったオガタさん、渡辺教授ありがとうございました。
とても楽しかったです!
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。