5~11日目 ぐんぐん育つ! 発芽(法:岡崎和奏)
2025年10月17日 (金)

目次
はじめに
5日目 10/9 カブリーニの芽
6日目 10/10 ジャスの芽!?
7日目 10/11 ジャスの芽!
8日目 10/12 痛恨のミスです...。
9日目 10/13 絶好調のカブリーニ
10日目 10/14
11日目 10/15 伸びたジャス
さいごに
はじめに
サムネは9月に万博に行った時の写真です。トルクメニスタン館に入りたかったのですが3時間待ちで断念した、未練タラタラの夕焼けです。行ったのは1回ですが、ドイツ館など様々なパビリオンに入れてなかなか楽しかったです。終わってしまって寂しいです。
さて、野菜についてですが、一週間も経てばかなり成長しました。日当たりに関して観察がいつも夜になってしまうためお伝えできていませんでしたが、写真の向かって左が真南の家の庭で育てていて、東から南南西にかけて日を遮るものはないので良好だと思います。
5日目 10/9 23:20 温度湿度確認忘れ 曇り
カブリーニの芽が2個になりました。
6日目 10/10 24:20 18.5℃ 75% 本当にかすかな小雨
カブリーニに水やりをしたら4個目の芽が出ました。強く水やりをしすぎでしょうか。カブだし、大丈夫だと思うことにしました。
また、1個目のジャスの芽が出ています!青い種が見えていますが芽が出たので心配ないかと思いきや、この考えは後々この株に悪影響を及ぼしました。
7日目 10/11 22:00 14℃ 82% 雨
あぁ、この時は水うけに水を溜めてはいけないことを知らずいっぱいに溜めています。少し白くて汚いです...。
また、カブリーニが7個芽を出しています。
ジャスが2個芽を出しました。先に芽を出した下の種ではなく、上の種の方が生育状況が良いです。下の種に日が当たっている状態なのが嫌光性種子のジャスにとって悪いのかと思い、写真はないですが覆土しました。
8日目 10/12 観察忘れ
ほぼ曇りで日照はなかったようです。
前後の写真を見るにこの日の成長はものすごかったようで、観察できなくて激しく後悔です。
9日目 10/13 19:45 19℃ 77% 晴れ
カブリーニは10個芽が出ています。
一昨日と比べてかなり大きく、高さが1.7cmまで成長しました。木のものさしを紛失したため 、三角定規を使用します。 ![]()
ジャスは3個...2個?といったあたりです。下の方の種は一昨日埋めてしまってからそんなに成長していません。タネ袋によればジャスの発芽日数は6~10日と遅めなので気長に待ちます。
土が湿っていたのに加えてある程度発芽したので今日の水やりは見送りました。 ![]()
10日目 10/14 19:00 16℃ 78% 雨
特筆すべきことはありません。
11日目 10/15 21:30 14℃ 76% 晴れ
前回のコメントを見ました。水うけに水を溜めてはいけないとのことだったので、水うけの水を捨て、再度水をやりました。
ジャスの種が露出してしまっていました。ググったところ、種の高さの倍くらい覆土するとよいとのことだったので、カブリーニの鉢からいらない土を削って今までよりも深く埋めました。 ![]()
カブリーニは子葉の大きさが1.5cm、高さが2cm。
ジャスは高さが3.5cmです。
カブリーニもジャスも本葉の芽が出始めています。どちらも本葉が2〜3枚の時に間引きをするとのことなので、次回の更新でその様をお伝えできると思います。
現在の発芽状況をお伝えします。
カブリーニは12粒中10個発芽率83%、
ジャスは8粒中3個発芽率38%です。
カブリーニは発芽までの日数が2~5日の発芽率90%以上とあったのでまあこんなものかと妥当に思います。一方ジャスは発芽までの日数が6~10日の発芽率80%以上のはずなので、もう少し芽は増えるかと思います。
さいごに
前回の1〜4日目も今回の5〜11日目も夜に観察していることが多いですが、前回の気温は20℃前後だったのに対し、今回の気温は観察時に20℃を超えた日が1日もありません。生育適温はカブリーニが20℃程度、ジャスが15〜20℃なので、今くらいがちょうど良いと思います。
横着してまだ名札を作っていません。今日します!!
コメント
岡崎さんこんにちは
そのトルクメニスタン館がどういう内容だったのでしょう、マニアックなものを感じます。国としては、チュルク語圏で、鎖国的になっているという一般的なことしか知らないのですが......何か興味深い展示があったのでしょうか。
さて今回投稿の内容は「発芽その後」のようです。全体として順調のようですね。割と淡々とした内容ですが、これぐらいの情報量が適切だと思います。目に付いたことを全部書き連ねても、読み手にとって煩雑になるだけですから。
逆に重要な情報が盛り込まれています。一つは、温度・湿度の他に「小雨」といった天気情報が入っていることです。植物の成長に大きく影響を及ぼす情報です。もう一つは「コメントに対応している」ことです。今回、具体的には「鉢受けに水を貯めない」という行動で示しています。このように対応して頂けると、こちらとしても安心して見ていけます。
内容の発芽自体はまあ当たり前といえばその通りで、ホウレンソウの方は今のところ少な目ですが、あと数日で増えてくると思います。途中で覆土を足したのはいいことですね。種子が見えている状態で発芽しないことはないのですが、覆土した方がベターであり、なにより「気付きと途中修正」が褒められるべきポイントです。
特にこの段階で注意を加えるべきものもないのですが、敢えていえば間引きのタイミング、あくまで日照競合という観点で見計らって下さい。本葉の数などは一般的畑栽培での目安であり、本質的な意味合いでタイミングを決めて下さい。また加えて言えば、カブは鉢の縁に寄り過ぎていますので、中央側の株を優先して下さい。
それと情報提示で、日照時間が充分取れていることは喜ばしいことなのですが、具体的には全日に対して2/3程度の日照時間は取れているということなのでしょうか。日照時間は実に重大な情報であり、動物飼育の例えにすれば「エサの量」そのものです。今後日の傾きが徐々に変わるとともに意外に日陰になっていたりすることもあるので、日照時間に変動がありそうならしっかり書き添えて下さい。逆に今後も2/3の直射日光時間が取れていたならば栽培に支障ありません。カブもホウレンソウも、秋冬の日が短い季節なら、全日直射日光の方が栽培上は良好なのですが、それほどクリティカルではありません。ちなみに野菜の種類により要求する日照量には大差があります。最近、エネルギー資源的にも、また行政支援的にも「営農型太陽光発電」というものが推進されています。それは太陽光を発電と農業でシェアするという発想なのですが、それは比較的日照が少なくてよい野菜を栽培すれば、太陽光発電の余剰分の日照で賄え、土地も太陽光にも無駄がないというものです。今後目にすることがあれば、そういうものだな、と思って下さい。
次の投稿もお待ちします。この講義は「観察日記ではない」ので、毎日の写真や状態報告は必要ありません。気が付いたポイントだけでいいのです。まあ、発芽時期は変化が大きいために載せることも多いのですが......
それと来週は学園祭です! 例年学園祭時期は寒いのですが、今年はそれほど寒くなくて済みそうです。たぶん、汁系食物だけではなく、普通にクレープ系や焼きそば系も売れるでしょうね......(それこそ天気によりますが)。さすがに大人数の大学なだけにブースの数も多く、賑やかなので面白いものです。楽しんで下さい。ちなみに私は陶芸クラブの茶碗を買ったり、吹奏楽部の喫茶に行ったり、鉄道愛好会の展示を見たりする予定です。
ちょっと意味分からない......
ラボスタッフ・オガタ

